カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN MARCH(オーナー・増井涼太さん) by  custom&car Audio PARADA 前編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN MARCH(オーナー・増井涼太さん) by  custom&car Audio PARADA 前編

インパクトあるデザインを心がけたというカスタムインストールが絶品のマーチ。福井県のcustom & car Audio PARADAがカスタムアイデアを総動員して完成させた各部には、このクルマだけのアイデアも満載。大量のユニットをスマートに収めたスタイルにも注目だ。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!!  NISSAN MARCH(オーナー・増井涼太さん) by  custom&car Audio PARADA 前編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!!  NISSAN MARCH(オーナー・増井涼太さん) by  custom&car Audio PARADA 前編
  • コンパクトカーでありながら大量のユニットを使ったインストールを敢行したマーチ。見どころ満載のカスタムに仕上がった。
  • ラゲッジのデザインは特にこだわった部分。ひな壇のように組まれたアンプラックですべてのユニットを余すところなく魅せる。
  • 下段に2台、上段に1台のパワーアンプをインストール。大型のパワーアンプを複数台設置したスタイルはまさに圧巻だ。
  • 12インチのMTX9512をバスレフボックスに3発インストール。見た目の迫力も低音の鳴りっぷりも絶品に仕上げた。
  • 120Lを超える大容量のバスレフボックスを組んだのがこのクルマのサウンド面の要。空気感さえ表現する低音の再生能力にも優れる。
  • 後方に向かって設置された外向きスピーカー。MTXのペーパーコーンを使用したミッドバスとブレットトゥイーターで鳴りを高めた。
  • リアドアを開けるとピラーの内側に見えるのが前に向かって設置されている外向きスピーカー。イベントでは全方位の音飛びを目指す。

インパクトあるデザインを心がけたというカスタムインストールが絶品のマーチ。福井県のcustom & car Audio PARADAがカスタムアイデアを総動員して完成させた各部には、このクルマだけのアイデアも満載。大量のユニットをスマートに収めたスタイルにも注目だ。

◆階段状に組んだパワーアンプで ラゲッジに奥行きと高さを表現

コンパクトカーでありながら大量のユニットを使ったインストールを敢行したマーチ。見どころ満載のカスタムに仕上がった。ラゲッジのデザインは特にこだわった部分。ひな壇のように組まれたアンプラックですべてのユニットを余すところなく魅せる。下段に2台、上段に1台のパワーアンプをインストール。大型のパワーアンプを複数台設置したスタイルはまさに圧巻だ。
コンパクトなマーチにあり得ない数のユニットをインストールしているが、ユニットをただ詰め込むというスタイルでは無く、あくまでもデザインの中にユニットを融合させるテクニックを見事に表現したデザインが美しい。

その代表的なポイントはラゲッジだ。MTXのパワーアンプ・RFL4120を2台、RFL4001Dを1台、合計3台のパワーアンプをラゲッジに収める。比較的大型アンプであるこの3台のモデル、横に2台並べるのはマーチのラゲッジではギリギリ。しかもすべてのパワーアンプを隠すこと無く見せるために階段状のインストールスタイルをプランした。さらにセカンドシート部分に設置されるサブウーファーのエンクロージャーと合わせて階段状のデザインを完成させ、奥行きや高さを感じさせるスタイルとした。

大型パワーアンプの3台積み、外向きスピーカー、12インチサブウーファーの3発使いなど、大量の物量をスマートにと収めたデザイン力はさすが! 本革による内装張り替えの上質感と巧みなレイアウトでハイクオリティなラゲッジを完成させた。

◆巨大なバスレフボックスで ドカ鳴りするサウンドを引き出す

12インチのMTX9512をバスレフボックスに3発インストール。見た目の迫力も低音の鳴りっぷりも絶品に仕上げた。120Lを超える大容量のバスレフボックスを組んだのがこのクルマのサウンド面の要。空気感さえ表現する低音の再生能力にも優れる。後方に向かって設置された外向きスピーカー。MTXのペーパーコーンを使用したミッドバスとブレットトゥイーターで鳴りを高めた。
このクルマのもう一つのテーマは「イベントでドカ鳴りするサウンド」だ。その重要なファクターであるサブウーファーにはMTX9512を3発チョイス。セカンドシートを撤去して取り付けたエンクロージャーはバスレフ構造を採用、総容量は120Lを超える余裕のサイズ。普段はライブ演奏時の空気感さえも表現する低音を響かせつつ、イベントでフルパワーを掛ければドカ鳴りすること必至の仕様だ。

しかもコンパクトカーの車幅に12インチ×3発のサブウーファーを収めたスタイルも圧倒的なインパクト。バッフル面を一段落とし込み、間接照明でオレンジのボックス表皮を浮かび上がらせる手法でサブウーファーまわりをショーアップしている。

ラゲッジでもう一つの注目したいのはアンプ群を取り囲むようにインストールされたMTXのミッドバス & ブレットトゥイーターのインストール。サイドウォールからせり出すようにデザインされたスピーカーマウント部は滑らかな曲線を描き、四角四面になりがちなラゲッジのデザインに有機的なアクセントを与えている。

◆後方のみならず、全方位に インパクトあるサウンドを響かせる

リアドアを開けるとピラーの内側に見えるのが前に向かって設置されている外向きスピーカー。イベントでは全方位の音飛びを目指す。リアシートを撤去して設置したエンクロージャーはサイドウォールや足もとスペースなどにも細かなデザイン処理が施される。アンプラックの下部にはイルミが仕込まれ、パワーアンプを間接光で照らし出す。同時にオレンジのレザーを効果的にアピールする。
イベントでの鳴りを追求するもう一つのポイントがリアドア内側から前に向けて設置された外向きスピーカーだ。ラゲッジ後方に向けた外向きスピーカーの真裏に、同じくMTXのミッドバスをインストール。このスピーカーはリアドアを開けて鳴らしたとき前に向かってサウンドをアピールする役目を担っているのだ。まさに全方位にインパクトある音を聞かせる仕様となった。

リアシートスペースは完全に巨大エンクロージャーに置き換わっているため、足もとスペースなどにはイルミを使ったデザインもビシビシ施され、キャビン後部のカスタム度も高レベル。手を付けていないところがほとんど無いというフルカスタムが楽しめる。

大量のユニットを投入しながらもスマートに美しくレイアウトされた各部。大量のユニットを適材適所に配置し、階段状などのレイアウトを駆使したからこそできたリアまわりのカスタムスタイルは見事。次回はそんなクルマの注目のフロントまわりを紹介しよう。

《土田康弘》

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