【CAOTY(カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー)2016】発表! 2016年に支持を集めた機種は? 人気の傾向は? 市場の“今”を徹底分析! #08「ユニットサブウーファー編」 | Push on! Mycar-life

【CAOTY(カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー)2016】発表! 2016年に支持を集めた機種は? 人気の傾向は? 市場の“今”を徹底分析! #08「ユニットサブウーファー編」

多数の海外有力カーオーディオブランドの製品を、正規輸入・販売しているイース・コーポレーションでは、毎年年末に、売れ筋製品のランキングである【CAOTY】を発表している。その最新版である【CAOTY2016】のランク分析を、連載で行っている。

カーオーディオ 特集記事
クラリオン Z25W
  • クラリオン Z25W
  • ロックフォード・フォズゲート P1S(2/4)-12
  • ロックフォード・フォズゲート P1S(2/4)-10
  • ロックフォード・フォズゲート P1S(2/4)-8
  • ロックフォード・フォズゲート P2D(2/4)-12
  • グラウンドゼロ GZRW 30XSPL-D2
  • グラウンドゼロ GZNW 6.5
  • グラウンドゼロ GZHW 30X

多数の海外有力カーオーディオブランドの製品を、正規輸入・販売しているイース・コーポレーションでは、毎年年末に、売れ筋製品のランキングである【CAOTY】を発表している。その最新版である【CAOTY2016】のランク分析を、連載で行っている。

そこから、最新カーオーディオ市場のトレンドをも探ろうと試みている。第8回目となる今回は、ユニットサブウーファー全5部門の中から4部門について、ランクの詳細をご紹介していく。

サブウーファー3万円未満部門


ユニットサブウーファーは、ボックスとパワーアンプが必要ということもあり、導入するのにハードルが高めである。とはいいつつも、ユニット自体は案外リーズナブルな製品が多くある。実際は、それだけニーズがある、ということでもあるのだろう。

さて、具体的にはどのようなモデルが人気になっているのだろうか。早速、手頃な製品がひしめく当部門においての上位5機種をご紹介していこう。

ロックフォード・フォズゲート P1S(2/4)-12
☆1位 ロックフォード・フォズゲート P1S(2/4)-12 税込価格:2万1600円(本体価格 2万円)

ロックフォード・フォズゲート P1S(2/4)-10
☆2位 ロックフォード・フォズゲート P1S(2/4)-10 税込価格:1万9440円(本体価格 1万8000円)

ロックフォード・フォズゲート P1S(2/4)-8
☆3位 ロックフォード・フォズゲート P1S(2/4)-8 税込価格:1万6200円(本体価格 1万5000円)

☆4位 ロックフォード・フォズゲート P2D(2/4)-10 税込価格:2万9160円(本体価格 2万7000円)
☆5位 ミューディメンション EL-S804 税込価格:8640円(本体価格 8000円)

ここでもロックフォード・フォズゲートの人気が際立っている。1位から4位までを独占し、もう1機種が6位にランクインしている。

ちなみに、第5位までのランクは、【CAOTY2015】とまったく同じ結果だった。人気モデルは安定した売り上げを誇っている、というわけだ。

ちなみにサブウーファーユニットは、口径違いの他に、シングルボイスコイル、ダブルボイスコイルと、磁気回路についても2タイプが存在している。同一グレードであってもタイプがさまざまあり、ユーザーとしては選び放題だ。というわけで選択肢が多々あるので、ランキングも変動しやすい分野ではある。しかしながらそれでも当部門では上位が動かなかった。それぞれの人気が、よほど安定している、ということなのだ。

で、全体的な傾向なのだが、最廉価な部門なだけに、手軽に導入できる小口径タイプが人気かと思いきや、第1位は大口径タイプと言っていい12インチ(30cm)モデルだ。当機が、大型かつ高性能ながらリーズナブル、という特長を持っているからこその人気なのだろうが、廉価モデルに対しても本格派が望まれていることを伺い知れる。

ただし、2位以降は10インチ(25cm)モデルのランクインが目立つ。全体的には、スタンダードサイズである10インチの支持が厚い、ということでもあるようだ。

サブウーファー3万円以上4万円未満部門


わずか1万円の幅の中で1部門ができるほど、サブウーファーには手頃なモデルが多い。各社ニーズを踏まえて、エントリー機を積極的に開発している、というわけだ。では当部門の、上位第5位までの顔ぶれを見ていこう。

ロックフォード・フォズゲート P2D(2/4)-12
☆1位 ロックフォード・フォズゲート P2D(2/4)-12 税込価格:3万6720円(本体価格 3万4000円)

グラウンドゼロ GZRW 30XSPL-D2
☆2位 グラウンドゼロ GZRW 30XSPL-D2 税込価格:3万2400円(本体価格 3万円)

グラウンドゼロ GZNW 6.5
☆3位 グラウンドゼロ GZNW 6.5 税込価格:3万3480円(本体価格 3万1000円)

☆4位 ロックフォード・フォズゲート P3SD(2/4)-8 税込価格:3万4560円(本体価格 3万2000円)
☆5位 グラウンドゼロ GZRW 25XSPL-D2 税込価格:3万240円(本体価格 2万8000円)

製品層の厚い部門ではあるのだが、第10位までにランクインしたブランドは、ロックフォード、グラウンドゼロ、JLオーディオ、ヴァイブ・オーディオで占められた。中でもロックフォードとグラウンドゼロの人気が高い。また、【CAOTY2015】との比較で見ると、グラウンドゼロの躍進が目立つ。グラウンドゼロはここでも、ロックフォード人気の一角を崩しつつある。2016年もさらに浸透を深めている。

なお、当部門でも大口径モデルである12インチ(30cm)タイプが人気となっている。いみじくも、第1位と第2位が、そろって12インチモデルだ。さらに言えば、ベストテン入りした10モデルのうち、半数が12インチである。ユニットサブウーファーの導入を考えるユーザーの多くが、本格志向なのである。

一方で、小口径モデルも人気だ。それもスタンダードな8インチモデルよりもさらに口径の小さいモデルの健闘が光っている。第3位の『グラウンドゼロ GZNW 6.5』が16.5cm、第8位の『JLオーディオ 6W3v3-4』も同じく16.5cmである。人気の二極化も進んでいるようだ。

サブウーファー4万円以上6万円未満部門


続いては、こちらも製品層の厚い部門である「サブウーファー4万円以上6万円未満部門」のランク分析を行っていく。最初に第5位までの陣容をご紹介していこう。

グラウンドゼロ GZHW 30X
☆1位 グラウンドゼロ GZHW 30X 税込価格:5万1840円(本体価格 4万8000円)

ロックフォード・フォズゲート P3D(2/4)-12
☆2位 ロックフォード・フォズゲート P3D(2/4)-12 税込価格:5万8320円(本体価格 5万4000円)

グラウンドゼロ GZRW 38XSPL-D2
☆3位 グラウンドゼロ GZRW 38XSPL-D2 税込価格:5万1840円(本体価格 4万8000円)

☆4位 ロックフォード・フォズゲート P3D(2/4)-10 税込価格:4万7520円(本体価格 4万4000円)
☆5位 ロックフォード・フォズゲート P3SD(2/4)-12 税込価格:4万6440円(本体価格 4万3000円)

当部門においての最大のトピックは、グラウンドゼロの快進撃だ。ロックフォードを抑え、堂々の第1位を獲得し、さらには、【CAOTY2015】ではシーズン途中の発売でランクインできていなかった『GZRW 38XSPL-D2』が、第3位にまで登り詰めた。

一方で【CAOTY2015】では、第6位と第7位にランクインしていた『GZHWシリーズ』の2モデルがランク外となっている。グラウンドゼロの中で上位の2モデルに人気が集中した、という側面もあるようだが、とにもかくにも第1位獲得は大きな成果だ。

ベストテンの後半では、JLオーディオの健闘が光っている。それに押し出されたのがMTXオーディオだ。セパレートスピーカーでは強さを発揮した同ブランドだが、サブウーファーにおいては、苦戦が見てとれる。

全体的な傾向として注目したいのは、さらななる大口径モデルのランクインだ。この価格帯となって初めて、15インチ(38cm)モデルが10位以内に顔を出した。それも第3位という上位人気モデルが15インチであるあたりは興味深い。そして、第1位と第2位が12インチモデルだ。この部門でも、大口径モデルの人気の高さが浮き彫りとなっている。

サブウーファー6万円以上10万円未満部門


今週の最後は、「サブウーファー6万円以上10万円未満部門」を見ていく。当部門は【CAOTY2016】全体を通しても、ランキングの変動の激しい部門となっている。では、第5位までをご紹介していこう。

クラリオン Z25W
☆1位 クラリオン Z25W 税込価格:7万8840円(本体価格 7万3000円)

ロックフォード・フォズゲート P3D(2/4)-15
☆2位 ロックフォード・フォズゲート P3D(2/4)-15 税込価格: 6万2640円(本体価格 5万8000円)

ロックフォード・フォズゲート T1D(2/4)-12
☆3位 ロックフォード・フォズゲート T1D(2/4)-12 税込価格(税込):9万2880円(本体価格 8万6000円)

☆4位 JLオーディオ 10W3v3-4 税込価格:6万480円(本体価格 5万6000円)
☆5位 JLオーディオ 10TW3-D4 税込価格:7万200円(本体価格 6万5000円)

なんと、クラリオンの『Full Digital Sound』シリーズのサブウーファー、『Z25W』が、栄えある第1位に輝いた。聞けば第2位以下をぶっちぎっての優勝とのことだ。もっとも、他の製品ではバリエーション展開が多いのに対して、当機は1モデルのラインナップであり、その点が有利に働いた部分はある。

とはいっても当機は、『Full Digital Sound』システム専用機である。汎用性がないのにも関わらずこの成績なのだから、2016年の『Full Digital Sound』旋風のすごさを、改めて実感する。同シリーズがカーオーディオ市場に与えた刺激は相当に大きかった。功績は多大だ。

それ以外では、ロックフォード・フォズゲートが安定的に人気だ。逆に、グラウンドゼロがランクインしていないことを寂しく思う向きもあるかもしれない。その理由は至ってシンプル。同ブランドはこの価格帯の製品を有していないのだ。今後、このグレードに製品をぶつけてくることはあるのだろうか。もしもグラウンドゼロが新シリーズを投入してきたら、勢力図も大きく変化すると思うのだが…。

また、ここでもJLオーディオの頑張りが目立っている。代わりにMTXオーディオがランクから消えた。同ブランドの2017年の巻き返しに期待したい。

そして第10位に、『RSオーディオ RS A10DVC』が食い込んでいることも注目ポイントだ。他の部門でもじわりじわりと順位を上げつつあるRSオーディオ。このところ製品ラインナップを拡大しているからこその攻勢なのだが、2017年はその人気が拡大するのか否かを、期待を持って見守りたい。

さて、今週は以上だ。次週は【CAOTY2016】のランク分析の最終回をお届けする。次回もお読み逃しなきように。

《太田祥三》

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