アンティフォン 松居邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど~なのよ?』 No.96 新「デモカー・製作記」#01 | Push on! Mycar-life

アンティフォン 松居邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど~なのよ?』 No.96 新「デモカー・製作記」#01

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アンティフォン 松居邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど~なのよ?』 No.96 新「デモカー・製作記」#01
  • アンティフォン 松居邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど~なのよ?』 No.96 新「デモカー・製作記」#01
今週から、新章に突入する。松居さんによる、新たな「デモカー製作記」をお伝えしていこうと思う。今回は、そのブロローグをお贈りする。今後どのように展開していくかは、まだまだ波乱含み。少しずつ、話を進めていただく予定だ。まずは以下をお読みいただきたい。


2016年秋、国内メーカー各社は、今までの常識を打ち破るような、チャレンジングな商品を次々と発売している。

例えばSONYは、新しい4Kプロジェクター『VPL-VW5000』を発表した。これは、レーザー光源を使用していて、今までの2倍以上の輝度レベルを持っている。そして入力信号に合わせ調光を行うことで、技術的に難しい高輝度と高コントラスト両方の実現に成功した、画期的なプロジェクターだ。

さらには『ウォークマン』も、一体どこまでエスカレートするのだろうか、弩級モデル『NW-WM1Z』が登場している。さらにはヘッドフォン『MDR-Z1R』など、ラボラトリー的ハイエンドな商品を発表した。

またオーディオテクニカも、ダイレクトパワー方式という新しい発電方式を採用したカートリッジ『AT-ART1000』を発売する。

どれもこれも、驚くほどこれまでのレベルを越えていて、『VPL-VW5000』にはただ驚き、(値段にも)、『NW-WM1Z』と『MDR-Z1R』を組み合わせた音を聴いていると、オーディオはこれだけでも良いのでは、と納得してしまいそうになる。

そしてまた『AT-ART1000』の再生音は、「これほどレコードに音が刻み込まれていたか」と”愕然”とさせられるほど、今までとは別次元の世界がそこにはあった…。

聴いてしまったら後戻りは出来ない…。プロジェクターはさすがに手が届かないのであきらめたが、その他は手に入れることとなった。

さらにこれに加え、これら(特に『AT-ART1000』)に匹敵する驚きがやってきた。

『DIATONE・DS-SA1000』である。

僕はこのスピーカーを、今使っている『DS-SA1』の新型というのではなく、『DS-G50』から始まった新しいDIATONEスピーカーの特別進化版である、と捉えている。

とにかく驚くべき”超高性能”なスピーカーなのである。

オーディオ製品は趣向品なので、単純に性能だけですべてを語れない。楽器を選ぶように、音色や再生の雰囲気で選ばれている。作るほうもそれを理解していて、それらを考慮し、最良のバランスを追い求めて商品開発が行われている。

そんな中、この2つには殻を破るエネルギーを感じてしまうのである。

『DS-SA1000』の試聴は、デモカーでの短い時間だったが、これまで体験したどのスピーカーとも違っていた。それは何か? 情報量の豊富さ、緻密さ…。そしてこれをもたらせたのはエネルギーのロスを少なく出来たからなのではないだろうか。

このスピーカーは、今までとは違うオーディオリスニングの領域へと連れて行ってくれるのでは…、という予感がした。

『DS-SA1000』を装着するデモカーの製作に、一刻も早く取り組みたいと思っている。

その反面、『DS-SA1をどうしようかと思い悩んでもいるのだが…。
《松居邦彦》

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