カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA MARK X(オーナー・佐藤宏樹さん) by PIT TWO 前編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA MARK X(オーナー・佐藤宏樹さん) by PIT TWO 前編

高音質ユニットを揃えて、ハイファイサウンドを極めるマークX。北海道のPIT TWOが手がけた各部のインストールは、サウンド向上のために施された機能美といえる仕上がり。今回はRSオーディオのパワーアンプを効果的に魅せるトランクルームに注目した。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA MARK X(オーナー・佐藤宏樹さん) by PIT TWO 前編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA MARK X(オーナー・佐藤宏樹さん) by PIT TWO 前編
  • トランクルームにはRSオーディオのパワーアンプ×2台と、ダイヤトーンのサブウーファーがインストールされている。
  • RSオーディオのパワーアンプは鮮烈なレッドボディが特徴。オーナーは、そのビジュアルにも惚れ込んでの投入となった。
  • パワーアンプの周辺を滑らかに一段落とすデザインや、アイボリー系の人工スエードを使った処理は上質そのもの。
  • 中央部にインストールされているダイヤトーンのSW-G50。コントロールの自由度が高く、フロントスピーカーとのマッチングも絶好。
  • ハイレゾ入力に対応させるためにプロセッサーにはヘリックスのDSP PROをチョイス。周辺処理はトランク後部と同じスタイル。
  • 車内側から見たボード。後席の真後ろにプロセッサーが設置されている。高さを合わせてフラットに仕上げているのがよくわかる。
  • 各オーディオボードにはプロテクションを備えているので、この通りトランクルーム内はフラットにすることができる。

高音質ユニットを揃えて、ハイファイサウンドを極めるマークX。北海道のPIT TWOが手がけた各部のインストールは、サウンド向上のために施された機能美といえる仕上がり。今回はRSオーディオのパワーアンプを効果的に魅せるトランクルームに注目した。

◆鮮烈なレッドボディを持つ
 パワーアンプを際立たせるデザイン

トランクルームにはRSオーディオのパワーアンプ×2台と、ダイヤトーンのサブウーファーがインストールされている。RSオーディオのパワーアンプは鮮烈なレッドボディが特徴。オーナーは、そのビジュアルにも惚れ込んでの投入となった。パワーアンプの周辺を滑らかに一段落とすデザインや、アイボリー系の人工スエードを使った処理は上質そのもの。
トランクルームをオープンすると、真っ先に目に飛び込んでくるが鮮烈なレッドボディを持ったRSオーディオの4chパワーアンプRS Revelation A40。中央にダイヤトーンのサブウーファー・SW-G50をレイアウトし、シンメトリーデザインを作り上げた。

オーナーは、フロントスピーカーにチョイスしたモレルの3ウェイとのコンビネーションを重視してパワーアンプをセレクトしたという。ただしボディの美しさからトランク内のデザインにも徹底してこだわった。レッドカラーのボディを持つパワーアンプに対して、周囲は落ち着いたアイボリー系でまとめ、各ユニットを一層引き立たせている。

またマークXの奥行きのあるトランクルームを巧みに使って、パワーアンプ2台、サブウファー1発、さらにプロセッサー本体までを隠すことなく見せることに成功。「フラットなインストール」「各ユニットをしっかりアピールする」というオーナーの望みは、プロショップの手に掛かって見事に具現化されたのだ。

◆トランク前方に別セクションを
 設けてプロセッサーをインストール

中央部にインストールされているダイヤトーンのSW-G50。コントロールの自由度が高く、フロントスピーカーとのマッチングも絶好。ハイレゾ入力に対応させるためにプロセッサーにはヘリックスのDSP PROをチョイス。周辺処理はトランク後部と同じスタイル。車内側から見たボード。後席の真後ろにプロセッサーが設置されている。高さを合わせてフラットに仕上げているのがよくわかる。
トランクルームの中央にインストールされるのがダイヤトーンのSW-G50。25cm口径のサブウーファーであり、優れたレスポンスや低音の再現性の高さで定評のモデル。オーナーもフロントスピーカーに選んだモレルとのサウンド的な相性を考えて選んだという。実際に鳴らした上でのオーナーの感想は「価格以上のサウンドが楽しめる」とのことだった。

サブウーファーはパネル面をわずかに落とし込んでフラットにインストールされている。オーディオボード自体は、下部にエンクロージャー容量を稼ぎ出すために全体的にかさ上げされている。

さらにトランクルーム前方にはもう一つのスペースを設けて、ヘリックスのデジタルプロセッサーであるDSP PROをインストール。奥行きのあるデザインには欠かせない処理となっている。

◆隅々までスマート & フラットに
 組み上げたトランク内が美しい

各オーディオボードにはプロテクションを備えているので、この通りトランクルーム内はフラットにすることができる。前後のプロテクションを設置すれば、後席以降のトランクルームはほぼ完全なフラット状態にすることができる。
トランクルームはあくまでもフラットに組み、プロテクションを使うことで荷物の積載も可能にしたのが、オーナーのこだわり。実際にプロセッサー部分とパワーアンプ & サブウーファー部分に各プロテクションをセットすると、すべてのユニットを隠すことができ、普段使いに気を遣うこともなくなる。

またオーディオボードはフラットに作るため、ボード全体に厚みを持たせる設計となっているのも特徴。その結果、トランク後部のパワーアンプ、サブウーファーから、トランク前部のプロセッサーまでの面がツライチに仕上がっているのも狙い通り。

望みのサウンドを追求してユニットをチョイスし、個性的なデザインを生かしたインストールを施したこのクルマ、オーナーがテーマにしているフラットで高級感溢れるデザインが完成した。次回はフロントステージの注目点を順に見ていくこととしよう。

《土田康弘》

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