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【オーディオ教養強化辞典】静音対策

"いい音で音楽"を楽しむとき、静音対策が必要不可欠。静粛性が大きくクローズアップされる昨今、リスニングスペースに対するアプローチはどうなのか考えてみよう。

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"いい音で音楽"を楽しむとき、静音対策が必要不可欠。静粛性が大きくクローズアップされる昨今、リスニングスペースに対するアプローチはどうなのか考えてみよう。

車室内という環境は、家庭の一室とは違い、さまざまなノイズや振動を受けている。エンジン音、ロード音、風切り音、と不要な音が、音楽と混じって耳に伝わる。

こうしたノイズや振動に対し、高級車は静粛性への対策が生産時から施され、カーオーディオを楽しむためにも良好といえるかもしれない。しかしエコカーやコンパクトカーなどの一般車は高級車に比べ、ボディ質量が低く、乗ってみると多くのノイズや振動をモロに受けていることが分かる。

近年、燃費をよくするため軽量化優先の作りに固守し、鉄板を薄くしたり各所パネルなどのプラスチック素材も軽く作られているのが現状だ。自動車メーカーは快適性向上のため、防振、制振、吸音などの処理を取り入れたりしているが、高級車ほど徹底されているわけではない。ドア、ボンネット、ルーフを叩いてみると軽い響きがする。これがノイズの原因になっている場合がある。

静粛性を高めると今まで聞こえてこなかった音がキチンと聞こえてくる。想像してほしい。静かな場所で聴くと、ボリュームを上げることなく、比較的小さな音量で楽しめることが理解できると思う。

すなわち静粛性を高めることが、いい音を聴くための大切な条件のひとつだ。ノイズ、振動の発生ポイントを見つけ適切な処理を施したい。

現状を直視すると面積が広いところにノイズが集まる傾向がある。平たいところといえばフロア、ルーフ、ボンネット、ドア。風圧、エンジン音、ロードノイズも広いところに集まる。

改善するにはノイズ、振動(共振)を起こす場所に、それなりの対策を施さなければならない。市場には制振材、吸音材、防振材、遮音材とさまざまな素材が売られている。これらの材料を適材適所に取り入れることが好ましい。

静音対策というと、難しい感じがするだろうがステップを踏んで根気よく、トライしてほしい。すでにドアデッドニング処理を済んでいるユーザーはセカンドステップとしてルーフ、フロア場所の処理を行うという。

環境改善こそがサウンドアップの決め手となる。

《永松巌》

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