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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN X-TRAIL(オーナー・森 義人さん) by asu.company 後編

ラゲッジルームのカスタム処理が絶品のエクストレイル。福岡県のasu.companyが施す入魂のインストールはフロントシートまわりにも及ぶ。ドアポケットを残しつつアウター化したミッドバスなど、サウンドと普段使いを融合させた作りが見事に結実した。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN X-TRAIL(オーナー・森 義人さん) by asu.company 後編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN X-TRAIL(オーナー・森 義人さん) by asu.company 後編
  • ラゲッジに施された手数の多いカスタムぶりとは対照的に、コクピットまわりはシンプルなスタイルでまとめられている。
  • フロントスピーカーにはロックフォードのT2シリーズをチョイスし、オーナーが望む力強いサウンドを追求した。
  • ドアへのミッドバスの取り付けでは、アウターパネルの周囲を純正ドアと一体化し、純正風のシボ処理を施した上で塗装仕上げする。
  • ドアポケットなども残した処理で普段使いも考慮。アウターバッフルを純正内張りに融合させる形状&表面処理が見事。
  • トゥイーターのマウント部分にもデザイン的な工夫が凝らされている。他ではあまり見かけない異形のマウントを製作して設置する。
  • ヘッドユニットにはカロッツェリアのサイバーナビAVIC-ZH77をチョイス。3SIXTY.3を使うことで高い調整能力も備えた。
  • ラゲッジをカバーした状態。ラゲッジ全面を覆う形状のパネルはフラットで、荷物を積載しやすい形状だ。

ラゲッジルームのカスタム処理が絶品のエクストレイル。福岡県のasu.companyが施す入魂のインストールはフロントシートまわりにも及ぶ。ドアポケットを残しつつアウター化したミッドバスなど、サウンドと普段使いを融合させた作りが見事に結実した。

◆オーナーが望む力強いサウンドを
 支えるT2シリーズのスピーカー

ラゲッジに施された手数の多いカスタムぶりとは対照的に、コクピットまわりはシンプルなスタイルでまとめられている。フロントスピーカーにはロックフォードのT2シリーズをチョイスし、オーナーが望む力強いサウンドを追求した。
前回、紹介した外向きサウンドを楽しむラゲッジのカスタムインストールとは対照的に、フロントステージはシンプルなデザインでまとめられているのが特徴。使用したフロントスピーカーはロックフォードのT252-S。ミッドバスに用いられるブラックのコーンが、シックなドアまわりのデザインを作り上げている。

サウンド面でオーナーが求めたのはロックフォードらしい力強いサウンド。アップテンポな曲もパワフルでスピード感満点に鳴らし切り、体が動き出すような心躍るサウンドを作り出している。

◆純正のシボを再現した表面処理と
 塗装で仕上げたアウターが見どころ

ドアへのミッドバスの取り付けでは、アウターパネルの周囲を純正ドアと一体化し、純正風のシボ処理を施した上で塗装仕上げする。ドアポケットなども残した処理で普段使いも考慮。アウターバッフルを純正内張りに融合させる形状&表面処理が見事。トゥイーターのマウント部分にもデザイン的な工夫が凝らされている。他ではあまり見かけない異形のマウントを製作して設置する。
ミッドバスのドアへの取り付けには、ひと工夫込められている。アウターパネルはパテを使って純正内張りと一体加工される構造。アウターパネルの表面は純正のシボを再現し、塗装によるフィニッシュとすることで、ドアパネル全体を純正風に見せている。さらに純正のドアポケットとの一体感を出した造形も美しい。

またAピラーへのトゥイーターのインストールにも注目。単なる埋め込み加工では無く、トゥイーター周囲をカバーするようなマウントを新たに製作。他では見られない個性的な造形としているのも特徴。もちろん角度付けも計算され、高域特性のコントロールも万全。

いずれもスピーカー周囲にはアクリルを使ったイルミ処理を施すが、こちらも振動板やユニット全体をライトアップする程度のシンプルな処理としているところもスマートな処理だ。

◆ラゲッジを覆うパネルを用意し
 カスタムと積載性を両立させる

ヘッドユニットにはカロッツェリアのサイバーナビAVIC-ZH77をチョイス。3SIXTY.3を使うことで高い調整能力も備えた。ラゲッジをカバーした状態。ラゲッジ全面を覆う形状のパネルはフラットで、荷物を積載しやすい形状だ。オーディオボードの隅にはこのようなステーを設置することで、上部のパネルを支持。カスタムと実用性を両立させた。
前編でお伝えしたラゲッジスペースには、実用性を考えてカバーを取り付けられる構造になっている。オーディオボードの上にステーを設置し、その上にラゲッジ全面を覆うトノカバー状の丈夫なボードを設置できるのだ。普段使いではラゲッジのオーディオユニットに気を遣うこと無く、ガンガン荷物を積み込めるのもオーナーの望んだスタイルだった。

システム的にはカロッツェリアのナビをヘッドユニットに用い、ロックフォードのパワーアンプ・T600-4でフロントスピーカーをドライブ、サウンド面のコントロールはロックフォードの3SIXTY.3を組む込むシステムデザイン。一つ一つのユニットの性能やサウンドにこだわって、スマートなシステムを作り上げた。

ラゲッジのカスタムぶりとは対照的に、純正イメージのドア加工など、シンプルでスマートなインストールが印象的なコクピットまわり。外向きサウンドはラゲッジのスピーカー群に任せて、車内では心地よいドライブサウンドを楽しむために、上質なインストールが施されているのがよくわかる。

《土田康弘》

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