『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ100シリーズ』の“ナビ性能”を徹底テスト! その2「ルート案内インプレッション」 | Push on! Mycar-life

『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ100シリーズ』の“ナビ性能”を徹底テスト! その2「ルート案内インプレッション」

『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ100シリーズ』のナビ性能をシビアにテストした。そのの第2弾のリポートをお届けする。前回の「出発前インプレッション」に引き続き今回は、「ルート案内」の精度、分かりやすさについての検証結果を、詳細にお伝えしていく。

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『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ100シリーズ』のナビ性能をシビアにテストした。そのの第2弾のリポートをお届けする。前回の「出発前インプレッション」に引き続き今回は、「ルート案内」の精度、分かりやすさについての検証結果を、詳細にお伝えしていく。

■まずは、交差点のレーン案内の正確さに感心…。

早速本題に入ろう。今回も前回同様、当サイトの編集長・藤澤のハンドリングによる実験走行を実況解説する形でリポートを進めていく。ちなみに編集長は、『DIATONE SOUND.NAVI』を『60』の時代から代々使ってきた。現在も『NR-MZ90PREMI』を使用中だ。

その編集長が、出発前の目的地検索の段階ですでに、前型と比べての能力向上に相当に驚いたことを、前回の記事にてお伝えした。さて、走行中の使い心地はどうなのか…。

とりあえず昼食を摂るべく、5キロほど離れたエリアのファミリーレストランを目的地として設定し、デモカー「アルファ ロメオ・ジュリエッタ」をスタートさせた。

前回の記事でも書いたことではあるが、画面が圧倒的に見やすくなっていることを、再三にわたって絶賛する編集長。「この見やすさを得るためだけでも買い換える価値がある。仮に、それ以外の機能が何1つ前のままだったしても買い換えを考えてしまう」。そこまで言うのである(編集長はこの段階ですでに、新型への買い換えに大きく傾いている様子だ)。

確かに、クルマが太陽に対してどの方向を向こうとも視認性が変わることもなく、ランドマークや、「一般道方向案内看板」の表示も実に見やすい。

次に編集長が指摘したのは、交差点案内における、「レーン案内」の親切さについてだ。曲がるべき交差点が近づくにつれ、交差点拡大図の3D表示が徐々に角度を変えていく。それと同時に、距離を実数と目盛りで伝えてくれるのだが、その距離表示部分をタップすると、交差点の「レーン案内」が登場する。

最初にそれをしたときに画面に現れた表示は、左折1レーン、直進2レーン、右折2レーン。編集長は言った。

「これは実際のレーン数と同じなのかな…。だとしたらとても便利だけれど…」

その交差点では確かに合計5レーンが存在していた。しかしレーン数が合致していたのはたまたまだったのかもしれない。そして右折後、しばし走ると次の交差点までの距離表示が登場した。またもやその部分をタップ。するとそこに表れた表示は、左折2レーン、直進2レーン、右折2レーン。で、その交差点に近づいたところですべてのレーン数を数えてみると…。ジャスト6レーン! 素晴らしい…。実に気が効いている。あらかじめ交差点の様子が分かっていれば、もろもろが安心だ。

■さらには「目的地ピンポイント案内」の正確さに驚愕…。

ちなみに、曲がる指示を出すタイミングは、『90シリーズ』と変わらない、とのことだ。最後の案内はまさに曲がる瞬間に音声が発せられる。この正確さは従来どおり、とのことだ。

そして、目的地に着いて驚いた。その正面に横着けした瞬間に、音声案内の終了が告げられたのである。

「従来機では、ここまでピンポイントに案内されることはありませんでした。最後の詰めは自分で行う。そう鍛えられてきたのだけれど…。いや、たまたまだったのかもしれませんね。これはもう何度か試してみないと。結論を出すのはそれからにしましょう」

確かに…

さて、昼食を終え、次なる目的地を5キロほど離れたコンビニに設定した。ちなみに言うと、先ほどのファミレスはショッピングモールの一角にあった。ピンポイントで到着できたのは、目的地が大きかったから、という可能性もある。なので次は敢えて、標的を小さくしてみたのだ。

50mくらい手前からそのコンビニが目視できた。後は、到着の案内がどこで発せられるかだ。徐々に近づく…。しかしそれはなかなか発動されない…。

なんと…。到着が告げられたのは、ここでも真正面に着いた瞬間だった。コンビニ前で驚きの顔を見合わせる男2人…。

念には念をと、次は近くのカー用品量販点を検索しそこに向かった。すると今度も、目的地の概ね中心あたりの道路上で案内が終了された。「目的地ピンポイント案内」に偽りなし…。本物だ。

男2人のテンションは上がる一方だ。次は、ちょっと意地悪なテストを行ってみた。それについては次週にお伝えする。次回も乞うご期待!

《太田祥三》

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