【オーディオ教養強化辞典】「直接音」「反射音」 | Push on! Mycar-life

【オーディオ教養強化辞典】「直接音」「反射音」

カーオーディオ 特集記事

車内は、ホームのリスニングルームのように広いとは言えず、幅も床から天井までの高さも限られている。

車内は狭い空間であり、さまざまな機能が集約され、スピーカーの取り付け場所も制限される。音をまっすぐにリスナーに届けるホームとは異質な環境といえるだろう。

例えば、ドア下に装着されているミッドウーファーは、真正面にセンターコンソールがあり、その向こうには、対面するドアにミッドウーファーがある。車内では真っ直ぐに耳に到達する直接音の比率は少なく、とくに運転席側は厳しい。あちらこちらに反射を繰り返し耳に到達する。またフロアや、さまざまな素材に吸収されたりしている。

高域はどうだろうか。ダッシュボードやガラスなどに一度だけではなく、数回ぶつかって到達する音もミッドバスと同様、同時に聞いている。

改善するところは、たくさんある。ミッドウーファーひとつとっても、ユニットに角度をつけた工夫をする。ドアパネル内の背面から出る音を拡散させたり、吸収させる。(スピーカーは前面だけでなく後ろからも音が出ている)

トゥイーターでは、取り付場所や角度を変えてみる。

セパレート2ウェイが主流になってきた昨今、トゥイーターの位置や角度を変えるだけでも、大幅に改善される。

たしかにインストールの改善には限界がある。あとはイコライザーで補正したり、プロセッサーの機能を使うことで道は開ける。直接音、反射音、間接音と、どう向き合うのか。まずはトゥイーターから、試してみると違いが解る。ここからはアライメントや位相の世界に入ってくる。

またの機会にご説明したい。
《永松巌》

関連ニュース

特集

page top