『BEWITH』から発表された総額600万円のフルシステム“BEWITH Royal Ensemble ll”の、凄さに迫る!! | Push on! Mycar-life

『BEWITH』から発表された総額600万円のフルシステム“BEWITH Royal Ensemble ll”の、凄さに迫る!!

2月12日(金)から3日間にわたって開催される『大阪オートメッセ2016』の『BEWITH』ブースにて受注が開始されるという、最高級トータルサウンドパッケージ“BEWITH Royal Ensemble ll”(世界50組の数量限定販売。日本国内向け20組)。

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BEWITH Royal Ensemble ll
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2月12日(金)から3日間にわたって開催される『大阪オートメッセ2016』の『BEWITH』ブースにて受注が開始されるという、最高級トータルサウンドパッケージ“BEWITH Royal Ensemble ll”(世界50組の数量限定販売。日本国内向け20組)。

パッケージ総額はなんと600万円(税込)。このようなあり得ないシステムが存在する理由とは何なのか…。それを検証していきながら、当システムの凄さの中身を解説していこうと思う。

結論から入りたい。この最高級トータルサウンドパッケージ、“BEWITH Royal Ensemble ll”が存在する理由とは…。それは、『BEWITH』が、同社の「思想」「理想」「理論」「技術」を提示するためである。

2002年の6月に、13cmセパレート2ウェイスピーカーシステム“Confidence”を発売して社史をスタートさせ、以来、理想のHi-Fiサウンドを徹底的に追求してきた同社が、今持てるすべてを聴かせようとしているのである。

ところで。『BEWITH』は、2014年の2月に、“BEWITH Royal Ensemble”を発表している。それも今回と同じように、その時点での『BEWITH』のすべてを提示するための「無制限・無差別級のスーパーHi-Fiサウンドシステム」であった。

そこから数えてまだ丸2年しか経過していないのだが、このような短期間で“ll”を作り出すのにも理由がある。それは、「同社の新たなコアユニットが完成したから」だ。それは単に“新しい”というだけの製品ではなくて、『BEWITH』が考える“理想のシステム”の構築を可能とするユニットなのである。

そのユニットの名は、“STATE A6R MONO”(マルチプロセシングDACシステム)、である。

そしてそれにより実現可能となった究極のシステムレイアウトとは、

『1Way・1chモノラル構成』。

当システムレイアウトにより“BEWITH Royal Ensemble ll”では、ヘッドユニット“STATE MM-1DR”から出力される右chの音楽信号と、左chの音楽信号は、システムの中では1度たりとも混ざり合わない。

さらには各chにおいても、トゥイーター帯域、ミッドウーファー帯域、サブウーファー帯域それぞれも混ざり合うことがない。帯域間のクロスオーバー歪みをも、完全に排除できるのである。

それぞれのchの音楽信号は、スピーカーから放たれて、音となって初めて巡り会う…。

振り返れば『BEWITH』は、早くからフルレンジのモノラルパワーアンプ(サブウーファー用ではないモノラルアンプ)を開発してきた。初となるモノブロックパワーアンプ“Accurate A-110S”がリリースされたのは、2006年の2月のことだ。

以来『BEWITH』は、スピーカーにそれぞれモノラルパワーアンプを設定する形での「マルチアンプシステム」にこだわり続けてきた。そしてそれから丸10年を数えた今、遂に『1Way・1chモノラル構成』のフルシステムを作り得たのである。

当システムのインプレッション・リポートは、昨日公開の記事ですでにお伝えしたとおりだ。この究極のシステムレイアウトは、これまで聴いたことがないような音色のリアルさ、ステージのリアルさを表現し、そして音と静寂とをくっきりと描きわけ、かつ1つ1つの音に生命力を与えていた。

『大阪オートメッセ2016』のブースには、“BEWITH Royal Ensemble ll”を搭載したデモカー、「Mercedes-Benz CLS350 アバンギャルド」が展示される予定だ。もしも同ショーに足を運ぶご予定があるのなら、インテックス大阪 6号館Bの『BEWITH』ブースを訪ねてみよう。

販売店を通した事前予約が優先とのことなので、どのくらいの枠が残っているのか未知数ながらも(あるいは、すでにすべての枠が埋まり切っている可能性も少なくないのだが…)、ブース受け付けでご確認いただけたらと思う。

今や、国産ハイエンドカーオーディオをけん引するブランドの1つとしての地歩を固めている同社の、“本気の音”とはどのようなものなのか。体験してみる価値は、相当に大きい。

《太田祥三》

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