“スマートコマンダー”がますます進化! カロッツェリアの『楽ナビ』 2015年モデルが堂々登場! | Push on! Mycar-life

“スマートコマンダー”がますます進化! カロッツェリアの『楽ナビ』 2015年モデルが堂々登場!

1998年に初代モデルが発売され、以来ロングセラーを続けている人気カーナビのカロッツェリア『楽ナビ』。その2015年モデルの概要がこのほど発表された(発売開始は10月下旬予定)。今年のモデルでは、手元で操作できる“スマートコマンダー”の使い勝手がさらに強化されているという。“スマートコマンダー”の魅力を洗い出しながら、『楽ナビ』2015年モデルの利点を、じっくりと検証していく。

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“スマートコマンダー”がますます進化! カロッツェリアの『楽ナビ』 2015年モデルが堂々登場!


1998年に初代モデルが発売され、以来ロングセラーを続けている人気カーナビのカロッツェリア『楽ナビ』。その2015年モデルの概要がこのほど発表された(発売開始は10月下旬予定)。今年のモデルでは、手元で操作できる“スマートコマンダー”の使い勝手がさらに強化されているという。“スマートコマンダー”の魅力を洗い出しながら、『楽ナビ』2015年モデルの利点を、じっくりと検証していく。

高性能と使いやすさの融合が目指されているカロッツェリアの『楽ナビ』。高性能については自車位置精度が高いなどナビ基本機能の優秀さが売りであり、使いやすさについてはインターフェースの多彩さでそれを実現している。

インターフェースがどのように多彩なのかと言うと…。用意されているのは以下の5タイプ。


  1. “スマートコマンダー”

  2. “ステアリングリモコン”

  3. “ボイスコントロール”

  4. “タッチパネル操作”

  5. “ハードキー & エアージェスチャー”

これらの中から、シーンに応じて最適なものが選べるのだ。

この中で、もっとも注目すべきなのが、1の“スマートコマンダー”だ。『楽ナビ』だけに与えられているこのスペシャルなインタフェース。まずはこのメリットについて解説しておこう。

利点の1つ目は、ステアリングリモコンと同様に、「運転姿勢のまま」手元でナビ操作を行えること。さらに、“回す”、“押す”、“傾ける”ことで、やりたいことを直感的に実行できることも大きな利点だ。ナビ操作時には(ナビとAV、どちらを操作するかのモード切り換えは、“スマートコマンダー”側面のスイッチで行う)、“回して”地図スケール変更を、“傾けて”地図スクロールを、AV操作時には“回して”音量調節 & ソース切り換えを、“傾けて”トラックのアップ・ダウン & ソース切り換えを行える。手元を見ずして、場合によっては画面を注視することなく操作が可能だ。



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AVIC-RL99

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『楽ナビ』2015年モデルでは、この“スマートコマンダー”で行えることがさらに増えている。具体的に見ていこう。

1つ目は、「有料道/一般道ルート切換」。ナビ操作モード時で目的地設定がされている場合に“スマートコマンダー”を押して呼び出せる“ダイレクトメニュー”に、これが加えられている。

ルート誘導時に“ダイレクトメニュー”の中からこれを選ぶと、有料道優先のルートと一般道優先のルートそれぞれの、到着予想時間、距離、料金を1画面の中で比較することができるのだ。そして、それらを見比べた上でルートを変更することも可能。特に高速道路通行中に渋滞にはまった際などで便利に使えそうだ。効率よくルートの選考が行える。


ダイレクトメニュー有料道/一般道ルート切換

ダイレクトメニュー / 有料道/一般道ルート切換


2つ目は、「AVソース切り換え」。前モデルを使っているユーザーからの要望が高かったという、AVソースの切り換えが行えるようになったのだ。“スマートコマンダー”の前方左側にある“AVボタン”を押すと専用のAVソース切り換え画面が現れ、スムーズにソース切り換えを実行できる。

そしてもう1点、2つ装備されているカスタムダイレクトーキーに設定できる操作の数が4機能増え、計46機能の中から任意に選べるようになった。今回加えられた新機能は以下のとおりだ。

“ビューモードの切り換え”、“地図スケールの切り換え(500m/登録/25m)”、“カンタンベース設定の切り換え”、“ドライブレコーダーのイベント撮影(手動)”、だ。


AVソース切り換えカンタンベース設定の切り換え

AVソース切り換え


また、地図表示においても新機能がいくつか盛り込まれている。例えば、“一時停止表示”。全国約138万件の一時停止に対応していて、ルート上の近いものを3つ、ルートを引いていないときは自車位置の進行方向の3つを、ナビ画面上に効果音とともに表示することが可能となった。

さらには、“冠水地点表示”も加えられている。集中豪雨時に、冠水する可能性のあるアンダーパス構造の道路地点情報を、冠水地点として表示して教えてくれるのだ。

もう1つ、新しい交通規制“ゾーン30”にも対応した。“ゾーン30”のエリアを地図上に表示して、生活道路の通行時に注意を喚起してくれる。



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一時停止表示

冠水地点表示

ゾーン30エリア表示

なお、オプションとしてフリースペース取り付け用の“スマートコマンダーホルダー”も発売予定だ(税別価格:2500円)。要は“スマートコマンダー”の汎用設置台である。適当な設置場所が見つからないという声に対して、解決策が用意されたのだ。例えば、センターコンソールの側壁面から立ち上げるようにして設置することも可能だ。

最後にラインアップについても触れておこう。今年の『楽ナビ』は全8モデル。その中で“スマートコマンダー”を同梱するのは、以下の上位3モデルだ。『AVIC-RL99』(8型ラージモデル。予想実勢価格:13万3000円前後)、『AVIC-RW99』(200mmワイドモデル。予想実勢価格:10万6000円前後)、『AVIC-RZ99』(180mmモデル。予想実勢価格:10万6000円前後)。これ以外の5機種も別売で“スマートコマンダー”に対応する。“ミュージックサーバ”の有無や、地デジ(フルセグorワンセグ)、マップチャージ3年分が付くか否か等々、機能、サイズを見極めて、好みの機種を選びたい。

新しくなった『楽ナビ』。ますます使いやすくなっていることは明らかだ。安心して、そして快適に使えるAV一体型ナビをお探しの方は、今年の『楽ナビ』を要チェック。

《太田祥三》

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