カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #62: HONDA・ODYSSEY(オーナー・小林勇太さん) by lc sound factory(後編) | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #62: HONDA・ODYSSEY(オーナー・小林勇太さん) by lc sound factory(後編)

サウンドにもカスタムにも抜かりのない優秀車両をご紹介している当コーナー。

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カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #62: HONDA・ODYSSEY(オーナー・小林勇太さん) by lc sound factory(後編)

サウンドにもカスタムにも抜かりのない優秀車両をご紹介している当コーナー。

今週も先週に引き続き、栃木の実力ショップ、lcサウンドファクトリーが製作したオデッセイをフィーチャーする。今回は、オーディオシステムとフロントのカスタムに焦点を当てる。じっくりとお読みいただきたい。

派手さは抑えてシンプルにカスタム。しかし、ツボを押さえて要所を締める!

早速、オーディオシステムについて解説していきたいと思う。まずはシステムレイアウトから。


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コクピット内はシンプルなデザインだが、大型のブレットツイーターの存在感がハンパない。クラブやライブハウスで使われるPAスピーカーのように、高効率で音を再現することを狙ったモデルだが、フォルムのインパクトも大きいのだ。#1
コクピット内はシンプルなデザインだが、大型のブレットツイーターの存在感がハンパない。クラブやライブハウスで使われるPAスピーカーのように、高効率で音を再現することを狙ったモデルだが、フォルムのインパクトも大きいのだ。#2

コクピット内はシンプルなデザインだが、大型のブレットツイーターの存在感がハンパない。クラブやライブハウスで使われるPAスピーカーのように、高効率で音を再現することを狙ったモデルだが、フォルムのインパクトも大きいのだ。

ヘッドユニットとして使用しているのは、カロッツェリアの楽ナビ。それにロックフォード・フォズゲートのDSP、3SIXTY.3を組み合わせてシステムをコントロール。パワーアンプは2台使用。1台はロックフォードのパワー1000JP、もう1台も同じくロックフォードのP1000-1bdだ。フロントスピーカーにはパンチプロ、サブウーファーにはP3の15インチモデルを採用している。


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先週お伝えしたとおり、このクルマはlcサウンドファクトリーの、かつてのデモカーを改良したクルマ。インテリアは基本的にはノーマルに戻されているが、ドア内部のデッドニングはそのまま。サウンドマシンとしてポテンシャルが高いのだ。#1
先週お伝えしたとおり、このクルマはlcサウンドファクトリーの、かつてのデモカーを改良したクルマ。インテリアは基本的にはノーマルに戻されているが、ドア内部のデッドニングはそのまま。サウンドマシンとしてポテンシャルが高いのだ。#2
先週お伝えしたとおり、このクルマはlcサウンドファクトリーの、かつてのデモカーを改良したクルマ。インテリアは基本的にはノーマルに戻されているが、ドア内部のデッドニングはそのまま。サウンドマシンとしてポテンシャルが高いのだ。#3

先週お伝えしたとおり、このクルマはlcサウンドファクトリーの、かつてのデモカーを改良したクルマ。インテリアは基本的にはノーマルに戻されているが、ドア内部のデッドニングはそのまま。サウンドマシンとしてポテンシャルが高いのだ。

カスタムは敢えて抑えめにしていると先週の記事で書いたが、フロントの作りも一見抑えめだ。しかし、さすがはlcサウンドファクトリー、要所にこだわりが注入されていて見どころはたっぷりだ。

サウンドコンセプトは、“元気に気持ち良く”。このオーナーの要望をかなえるために、いくつかの工夫が施されているのだ。まずはミッドウーファーの接続方法。W付けされたミッドウーファーをしっかりと鳴らすために2Ω接続を敢行。十二分にパワーが掛かるようにしてある。


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ブレットツイーターの音飛びの良さを活かして、反対側のドアの外側(ギャラリー)に音を届かせるような角度でインストール。ドア全体のデザインはシンプルだが、W付けの迫力も大!#1
ブレットツイーターの音飛びの良さを活かして、反対側のドアの外側(ギャラリー)に音を届かせるような角度でインストール。ドア全体のデザインはシンプルだが、W付けの迫力も大!#2
ブレットツイーターの音飛びの良さを活かして、反対側のドアの外側(ギャラリー)に音を届かせるような角度でインストール。ドア全体のデザインはシンプルだが、W付けの迫力も大!#3

ブレットツイーターの音飛びの良さを活かして、反対側のドアの外側(ギャラリー)に音を届かせるような角度でインストール。ドア全体のデザインはシンプルだが、W付けの迫力も大!

その上でなんと、それぞれが別シールドボックスに入れられているようなイメージでインストールされている。2発を同じ箱に入れてしまうより、別ボックスにしたほうがキャンセリングの心配もなくなり、音像がよりクリアになるという考え方だ。1発はインナーパネル内でボックスを完結させ、もう1発は内張り内でボックスを完結させてある。完全なシールドボックスではないが、極力それに近づけて、理想に近いコンディションを作り出した。


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ヘッドユニットは、カロッツェリアの楽ナビ。ステアリングコラム下に設置してあるのは、3SIXTY.3のコントローラー(メインボリュームとサブウーファーボリューム)。最後は、オーナーの小林さん。#1
ヘッドユニットは、カロッツェリアの楽ナビ。ステアリングコラム下に設置してあるのは、3SIXTY.3のコントローラー(メインボリュームとサブウーファーボリューム)。最後は、オーナーの小林さん。#2
ヘッドユニットは、カロッツェリアの楽ナビ。ステアリングコラム下に設置してあるのは、3SIXTY.3のコントローラー(メインボリュームとサブウーファーボリューム)。最後は、オーナーの小林さん。#3

ヘッドユニットは、カロッツェリアの楽ナビ。ステアリングコラム下に設置してあるのは、3SIXTY.3のコントローラー(メインボリュームとサブウーファーボリューム)。最後は、オーナーの小林さん。

ツイーターの角度にも工夫がある。ブレットツイーターなので音飛びが良いために、リスナーに直向けはしていない。むしろ、ギャラリーに向けた角度となっている。これは何を意味するかと言うと…。

例えばギャラリーが右ドアを開けたとする。そうすると左側に付けてあるツイーターからギャラリーに音が飛んでいくようになっているのだ。ドライバーにとっても、ギャラリーにとってもメリットのある角度が考えられているのである。この発想はさすがだ。参考にして損はない。

さて、このオデッセイ。いかがだったろうか。派手さは抑えていても、ツボを押さえて要所を締める。こんなカスタムオーディオマシンも面白い♪

《太田祥三》

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