話題のヘッドユニット、ビーウィズ・STATE MM-1Dの魅力を、プロショップへのインタビューで探っていこうとしている当コーナー。今回はその2回目だ。
早速、『プロの声』をお伝えしていこう。まずは、群馬の実力店「to be Style」松下さんの、ファーストインプレッションからお聞きした。
「MM-1Dの音を最初に聴いたのは、昨年の秋に開催されたBCS（ビーウィズ・サウンド・カップ）です。フロントスピーカーにビーウィズのエントリーモデル、BE FITが採用されたメーカーのデモカーで聴きました。普段聴いていたBE FITの音と比べてリアルさが違っていました。高域の伸びやかさも感じましたね。スゴイ製品が出た、と思いましたよ」
その後、実機がお店に届いてから松下さんは、デモボードのスピーカー、ビーウィズ・コンフィデンス ビアンコフジを使って、MM-1との聴き比べを行ったという。
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「MM-1とはまったくの別物だということがさらによくわかりました。特にS/Nの違いが大きいと思います。S/Nは、オーディオ製品においてとても重要な部分です。リアルさに与える影響が大きい。これほどまでに違うのか…、という印象です。MM-1と比べて、見た目は大きく変わっていないわけですが、音の進化は歴然としていて、さすがだと感じました」
ちなみに、松下さんにとってMM-1は、「ビーウィズに心酔するきっかけになったユニット」とのことだ。音質性能、製品コンセプト含めて、すべてに衝撃を受けたモデルだったという。そしてMM-1Dには、それに続くインパクトを受けたという。
「ビーウィズの新たな歴史が始まった、と感じています。当店のユーザーでBSCのプレミアムクラスで5位入賞を果たした方がいますが、その方のクルマに装着して、その思いは確信に変わりました。数あるビーウィズ製品の中でも、大きな満足感を味わえるモデルになっていると思います」
さて今度は、滋賀の実力店「カーブティック ボーン・トゥ・ラン」の西川さんにお聞きしたお話をご紹介しよう。西川さんも松下さんと同じく、MM-1Dの音を最初に聴いたのは昨年のBSCにおいて、とのこと。
「デモカーのシステムに使われていた製品は、当店でも相当に扱っていた製品だったので音はよく分かっていましたが、通常聴ける音とは次元が違っていましたね。
製品が手元に届いてデモカーのシステムで音を再確認した時には、とにかくレンジ感が広いことに驚かされました。あくまでも自然で、嫌味もない。新鮮な音と言ったらいいでしょうか。臨場感も高いですね」
ちなみに、ボーン・トゥ・ランでは、ユーザーからの注目度も高かく、西川さんが試聴を終えるとすぐに、ユーザーのクルマの中で個別試聴会が始まったという。MM-1ユーザーが、自分のクルマのMM-1からMM-1Dに付け替えて、試聴を行っていったそうだ。
「BSCの会場で聴いていた人もいましたので、すでに口コミで評判が広まっていて、到着が待たれていたんですね。みなさん、MM-1Dから聴こえてくる音が、MM-1とはまったく違うと驚いていましたね」
最後に西川さんは、こうまとめてくれた。
「今後スマートインターフェースを付属したモデルも登場すると思いますが、それが出るのも楽しみですね。MM-1では、純正ヘッドの外部入力につないで聴いていただく、というデモンストレーションも行っていました。それでも音の良さが分かる製品なんですよ。まずはMM-1からカーオーディオを始める、ということも提案してきたんです。現状のMM-1Dではスマートインターフェースを付属していないので、MM-1を持っている方、もしくはBEWITHSTATEを使っている方しか使えません。スマートインターフェースを付属したモデルが出れば、これからカーオーディオを始めようと思っている人にもおすすめすることができます」
今回の取材でも、聞かれる言葉は賞賛ばかりだった。ここまで賞賛の声が大きい製品も珍しい。MM-1Dの音を未体験のMM-1ユーザーは、即、お近くのショップへ！
