【プロショップ訪問記 #特別編】La Luz<ラ・ルース>(福井県): ハイファイサウンドを愉しむ! | Push on! Mycar-life

【プロショップ訪問記 #特別編】La Luz<ラ・ルース>(福井県): ハイファイサウンドを愉しむ!

#1:システムの流れ

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【プロショップ訪問記 #特別編】La Luz<ラ・ルース>(福井県)

#1:システムの流れ

ほんとうに寒くなってきましたね。もうすぐクリスマス。「良い音」で好きな音楽を聴くと本当にホッとしますね。今回は、北陸・福井市にお店を構える専門店「ラ・ルース」さんが製作したクラウンをご紹介しましょう。クラウンと言えば日本を代表する高級車。「高品位なアフターオーディオを搭載したい」と願っていても、取り付けが困難と半ば諦めている人も多いのハズです。でも専門店なら、車内の質感を損なうことなく、高音質を奏でるハイファイ仕様のカーオーディオを実現してくれます。それは専門店の技術があってこそ成り立つ世界。専門店のテクニックに感謝です。今週と来週、2回に渡りシステムの流れとインプレッションご覧下さい。


ラ・ルース店内風景

ラ・ルース店内風景

ラ・ルース店内風景


オーディオ担当の米田さんに、Yさんのシステムのことを尋ねてみた。静粛性に優れたクラウンにお乗りのYさんは既存のシステムから、さらに一歩進んだ高音質システムの搭載を決意。既存のシステムを初めに説明すると、カロッツェリアのナビゲーション「AVIC-VH099G」をメインヘッドに、フロント2ウェイのシンプルな構成に加え、ALTOモバイル製のデジタルプロセッサーが搭載されおり、前方定位の豊かな臨場感が味わえるシステムと言えよう。その環境をもとに更に本格的な音質向上を目指し、サブウーファーとアンプの追加、電源強化、そして次世代メディアプレーヤーMM-1を導入するなど、トータルに音の良いシステムを構築する。今週は、既存のシステムと新たに購入したアイテムを確認していただき、クルマの機能を損なわないクルマありきのインストール行程を見てほしい。


TOYOTA CROWNの既存のシステム

ナビゲーションAVシステム:carrozzeria AVIC-VH099G

デジタルプロセッサー:ALTO MOBILE UCS-PRO

パワーアンプ:carrozzeria PRS-D7400

2ウェイスピーカーシステム:carrozzeria TS-Z131PRS

新たに搭載する製品ラインナップ

ミラーメディアプレーヤー:BEWITH MM-1

パワーアンプ:BEWITH R208S

電源レギュレーター:BEWITH R-70A

サブウーファー:BEWITH C-180

TOYOTA CROWN:取り付け行程




TOYOTA CROWN:取り付け行程 01/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 02/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 03/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 04/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 05/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 06/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 07/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 08/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 09/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 10/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 11/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 12/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 13/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 14/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 15/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 16/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 17/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 18/18



米田マネージャーからのメッセージ

(ラ・ルース)米田マネージャー長年カーオーディオに携わって来て、ユーザーから頻繁に相談を受ける用件は、「ボリュームを上げて音楽を聴きたいが上げると音が割れてしまう」。「音が運転席側のスピーカーからしか聴こえない(バランスが変)」。「ウーファーを取り付けたが、低音が後ろからしか聴こえない」などの声が多いです。そんな不満に応えるため、私たち専任インストーラーは日々頑張っています。高度なインストール技術とデジタル技術(プロセッサー)を駆使することで、個々のユーザーの問題をクリアし、リスニング環境をより高いレベルへと導きます。一昔のアナログ時代では、考えられないほどの快挙と言えるでしょう。カーオーディオの魅力は、「自分の空間で大好きな音楽をボリュームを上げて聴くこと」。目の前に映る光景ともにドライブを愉しむという意味は、価値のあるものと思います。ホームオーディオでは、少数の人しかボリュームを上げて愉しむことが出来ないのではないのでしょうか。私たちインストーラーは、さまざまな商品の特徴や使い方を学び、それらのノウハウを身につけ、お客様に相応しいカーオーディオの提案に余念がありません。お客様の良きアドバイザー、エキスパートとなれば幸いと願っております。


#2:遂に完成。インプレッション!

先週に引き続き、北陸福井市に専門店を構えるラ・ルースさん製作のクラウンがついに完成した。同ショップが誇る取り付けテクニックとサウンドチューニングが施され、またモノのポテンシャルが一層発揮されたシステムに生まれ変わったと言える。再び振り返って見よう。オーナーのYさんのオーディオ購入の動機は、限られた予算で好きな音楽を十分に楽しみたいとの願いから。パフォーマンスに優れたシステムの搭載から始まる。カロッツェリアのナビ「AVIC-VH099G」ヘッドユニットとALTOモバイルのデジタルプロセッサーに加え、スピーカーとパワーアンプはにカロッツェリア製を選択。シンプルなフロント2ウェイシステムで暫く楽しんでいたが、ワンランクアップのクオリティを目指し、サブウーファー、パワーアンプ、電源レギュレーター、そしてミラーメディアと4品を購入搭載となる。それに伴い大幅なインストールが行われた。


ラ・ルース店内風景

ラ・ルース店内風景

ラ・ルース店内風景


TOYOTA CROWNの既存のシステム

ナビゲーションAVシステム:carrozzeria AVIC-VH099G

デジタルプロセッサー:ALTO MOBILE UCS-PRO

パワーアンプ:carrozzeria PRS-D7400

2ウェイスピーカーシステム:carrozzeria TS-Z131PRS

新たに搭載する製品ラインナップ

ミラーメディアプレーヤー:BEWITH MM-1

パワーアンプ:BEWITH R208S

電源レギュレーター:BEWITH R-70A

サブウーファー:BEWITH C-180

インストールの写真を再びご覧いただきたい。先ずフロントスピーカー(ミッドバスユニット)は、以前のインナーバッフルから丹精な仕上がりの仕様にブラッシュアップ。強固なアウターバッフル仕様になったことで、中低域のサウンドを確実に車室に放つ。またサブウーファーを搭載した3ウェイ構成となり、以前の2ウェイのみの時に不満であった何処かこもってヌケきれない低音から、キレのよいダイナミックな低音が味わえるようになった。各ユニットが限られた帯域を受け持つことで、ドア部のミッドバス帯域の負担も減り、音質の向上が計られている。また後部席、後方上部(トランク内)に備え付けられたビーウィズ製C-180は、比較的大きな容量のエンクロージャーボックスに納められ、最低域まで再生できるポテンシャルを発揮する。オーディオ系の12Vの電圧を安定させる役割をもつビーウィズR70Aも搭載さえており、スピーカーをより確実にドライブする能力を秘めている。その他、ミラーメディアMM-1が装備され、これからのメディア環境に相応しいアイテムと言えよう。安定したサウンドは、CDとまた違った良さがあるという。

TOYOTA CROWN:取り付け行程




TOYOTA CROWN:取り付け行程 01/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 02/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 03/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 04/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 05/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 06/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 07/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 08/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 09/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 10/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 11/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 12/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 13/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 14/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 15/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 16/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 17/18
TOYOTA CROWN:取り付け行程 18/18



米田マネージャーからのメッセージ

(ラ・ルース)米田マネージャーカーオーディオ環境もiPodに代表されるシリコンメディアの出現により、以前と比べ、より便利(スマート)に音楽を楽しむことができるようになってきましたね。単品のCDプレーヤーからAVN(ナビゲーション)機が主流とった今、サウンド&ビジュアルの双方が楽しめる一体機が中心と言えます。しかし、先進のハード機器を購入しても音の出口であるスピーカーの環境を改善しなければ、満足に達するサウンドは得られません。純正スピーカーからワンランクアップしたスピーカーのトレード。ドア制振の次のステップアップ。そしてインナー&アウターバッフルを駆使した専門店の音創りなど、その音の変わり方は、おそらくビックリすると思います。サウンドに不満なら、先ずはスピーカーのシステムアップから始めてほしいです。ヘッドユニット、パワーアンプ、スピーカーと全てを購入すののではなく、スピーカーから順にシステムを構築し、そのサウンドを体験しながら、的確にその音を知りカーオーディオを楽しみましょう。

《永松巌》
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