[サウンドユニット・選択のキモ]第3章「外部パワーアンプ編」注目モデルをクローズアップ!「クワトロリゴ」の場合 | Push on! Mycar-life

[サウンドユニット・選択のキモ]第3章「外部パワーアンプ編」注目モデルをクローズアップ!「クワトロリゴ」の場合

愛車のサウンドシステムを進化させようと思ったときに役に立つ、「製品選びのコツ」を全方位的に解説している当連載。現在は、「外部パワーアンプ」を選ぼうとするときのポイントを説明している。今回も、注目ブランドのラインナップを紹介していく。

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クワトロリゴ・OPUS AMPl
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愛車のサウンドシステムを進化させようと思ったときに役に立つ、「製品選びのコツ」を全方位的に解説している当連載。現在は、「外部パワーアンプ」を選ぼうとするときのポイントを説明している。今回も、注目ブランドのラインナップを紹介していく。

◆「 クワトロリゴ」の評価を決定付けた人気ラインが、今春新シリーズへと堂々進化!

今回は、イタリア発のハイエンドカーオーディオブランド、「 クワトロリゴ」の「外部パワーアンプの陣容を明らかにしていく。

ところでクワトロリゴは、日本にて紹介されたのが比較的に新しいブランドだ。なお当初は「シンフォニ」というブランド名だったのだが、後の世界戦略の見直しから名称をクワトロリゴへと変更し、徐々に知名度を上げてきた。そしてその評価を確固たるものにしたのは、2018年に主力外部パワーアンプラインの『 テンポ・シリーズ』をフルモデルチェンジしてからだ。これが好評を博し日本国内にてファンを一気に増やし、以来クワトロリゴは、音にうるさいサウンドコンペティターたちの御用達ブランドの1つとなった。

そして今春、同社の人気を決定付けたそのテンポ・シリーズが、さらにはトップエンドラインである『ラ プリマ・シリーズ』の2モデルが新作へと生まれ変わり、早くも巷で大きな話題を呼んでいる。

◆まったく新しい計6機種のニューパワーアンプが、一挙に登場!

なお、超ハイエンドラインのラ プリマ・シリーズのトップエンド機はそのまま継続販売されている。モデルチェンジされたのはそれに続く2機種だ。それらが新たに『オーパス アンプ・シリーズ』となっている。一方『テンポ_シリーズ』の2ラインは、『ファンタジア・シリーズ』の1ラインへと統合された。

その顔ぶれは以下のとおりだ。まずオーパス アンプ・シリーズは以下の2機種にて構成される。

●『OPUS AMP l(one)』A級 100W×2ch(4Ω)税込価格:121万円
●『OPUS AMP ll(two)』AB級 220W×2ch(4Ω)税込価格:132万円

そしてファンタジア・シリーズには、以下の4機種が名を連ねる。

●『Fantasia 1.4』A級+AB級 40Wx2ch+80Wx2ch(4Ω)税込価格:38万5000円
●『Fantasia 1.2』AB級 80Wx2ch(4Ω)税込価格:18万7000円
●『Fantasia 2.2』AB級 130Wx2ch(4Ω)税込価格:29万7000円
●『Fantasia 3.2』AB級 180Wx2ch(4Ω)税込価格:39万6000円

ちなみに、ラ プリマ・シリーズから名が消えた2機種は1つがA級でもう1機種がAB級だったが、その点は新シリーズでも踏襲されている。

◆A級アンプとAB級アンプとが一体方したユニークな4chモデルもラインナップ!

一方従来ラインであるテンポ・シリーズは2ライン構成となっていて、その1つ『プレシジョン・シリーズ』の3機種にA級の動作方式が採用されていたのだが、ファンタジア・シリーズとなりA級の2chモデルは姿を消した。その代わりに4chモデルに2ch分、A級回路が組み込まれている。つまり『Fantasia 1.4』では、A級とAB級の2chモデルが一体化された格好となっている。クワトロリゴとしてのA級回路へのこだわりが、このようなユニークな形にて残されている。

ところでオーパス アンプ・シリーズは、使い勝手も高められている。2機種ともに2Ω接続とブリッジ接続にも対応し、2Ωのブリッジ接続も行える。

かくしてこれらニューパワーアンプは、音を聴いたプロやファンからの評価も上々で、初夏から晩秋にかけて全国各地で開催されるカーサウンドコンテストに早速搭載車が続々と登場しそうだ。それらがどのような成績を収めるのかにも注目したい。

今回は以上だ。次回も「外部パワーアンプ」の注目モデルを紹介予定だ。乞うご期待。

[サウンドユニット・選択のキモ]外部パワーアンプ編…音のプロが惚れ込む「クワトロリゴ」って何者? 注目の6機種

《太田祥三》

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