シーズン開幕!「まいど大阪 春のプチ車音祭 2023」注目車両レビュー Part 1 | Push on! Mycar-life

シーズン開幕!「まいど大阪 春のプチ車音祭 2023」注目車両レビュー Part 1

「まいど大阪 春のプチ車音祭 2023」が4月2日、「海とのふれあい広場」(大阪府堺市)にて開催された。今シーズン1発目の全国規模のサウンドコンペとなった当大会。春らしい穏やかな好天の下、各地から集った強者たちによる静かな熱戦が展開された。

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シーズン開幕!「まいど大阪 春のプチ車音祭 2023」 注目車両レビュー Part1
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  • BMW 320d(オーナー/三瀬孝之さん)by オートステーションK2
  • BMW 320d(オーナー/三瀬孝之さん)by オートステーションK2
  • BMW 320d(オーナー/三瀬孝之さん)by オートステーションK2
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  • BMW 320d(オーナー/三瀬孝之さん)by オートステーションK2
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まいど大阪 春のプチ車音祭 2023」が4月2日、「海とのふれあい広場」(大阪府堺市)にて開催された。今シーズン1発目の全国規模のサウンドコンペとなった当大会。春らしい穏やかな好天の下、各地から集った強者たちによる静かな熱戦が展開された。

ここでは今日と明日の2回にわたり、カーオーディオ専門サイト『PUSH ON! マイカーライフ』の登録店よりエントリーした注目車両の、システムレイアウトからサウンドインプレッションまでをリポートしていく。

◆BMW 320d(オーナー/三瀬孝之さん)by オートステーションK2

三瀬さんはBMW『320d』で参戦した。当車のシステムが完成したのは去年の秋。サブウーファーが新調され、フロントスピーカーの3ウェイ化が果たされたとのことだ。主な使用機材は以下のとおり。

ソースユニットとしてソニーのウォークマンを使い、マッチのパワーアンプ内蔵DSPでシステムを制御している。フロントスピーカーはツイーターとミッドウーファー(10cmモデル)にフォーカルのK2Pシリーズのモデルが選択され、ミッドレンジにはブラムの上位機種がセレクトされている。サブウーファーを鳴らすパワーアンプにはカロッツェリアのPRS-D800が選ばれている。試聴してみると、メリハリがありそしてクリアで見通しが良い。また余韻が美しく質感も上々。聴き心地の良いステレオサウンドを楽しめた。

◆レクサス RX450h(オーナー/橋本典孝さん)by AVカンサイ堺店

橋本さんは5年前から手をかけているというこのレクサス『RX450h』でエントリーした。ちなみに橋本さんはかなり前にもカーオーディオを楽しんでいたのだが、しばらくブランクがあったとのこと。しかしこのクルマを手にしたことをきっかけにカーオーディオへの熱意が再燃、本格システムの搭載を思い立つ。

ソースユニットとしてアイバッソオーディオのDAPを使い、プロセッサーにはヘリックスのDSP ULTRAを選択。パワーアンプにはクワトロリゴのA級モデル×2台+AB級モデル×1台をチョイス。フロントスピーカーはブラムで統一しサブウーファーにはカロッツェリアの上位機を採用した。その音は、情報量が豊かでステージングがリアル。1音1音の輪郭がシャープで実在感も高かった。

◆VW ゴルフ6(オーナー/田中 純さん)by カーオーディオクラブ

カーオーディオ歴は約15年になるという田中さんは、VW『ゴルフ6』で登場した。当車ではフロント4ウェイ+サブウーファーという高度なスピーカーレイアウトが採用されている。使用ユニットの陣容は以下のとおりだ。

スーパーツイーターはムンドルフ、ツイーターとミッドウーファーがモレル。ミッドレンジにはイートンのモデルを選択し、サブウーファーにはダイヤトーンのSW-G50が使われている。なおソースユニットにはソニーのウォークマンが選ばれていて、プロセッサーにはブラックスのBRAX DSPがチョイスされている。パワーアンプもブラックスだ。そのサウンドは、コクがあり深みもある。また各楽器の音のツブ立ちが良く混濁がない。音場の立体感の再現性にも良さが出ていた。質感も至って良好だ。

◆トヨタ ヴェルファイア(オーナー/峯 和成さん)by イースト

峰さんはトヨタ『ヴェルファイア』で参戦した。普段は洋楽からJ-POPまでを聴いているとのことで、「クリアに、そして低域がしっかり鳴るようにサウンドメイクしている」と教えてくれた。主な搭載機材の布陣は以下のとおり。

アルパインのビッグXをメインユニットとして使用し、ヘリックスのパワーアンプ内蔵DSPの上級機をシステムの核に据えている。スピーカーはモレルで統一。ツイーターとミッドレンジをAピラーに直列配置し、ミッドウーファーはアウター化してある。サブウーファ-はラゲッジスペースの左右に1発ずつ積んでいる。それをヘリックスのパワーアンプにて駆動する。試聴してみると、サウンドステージの奥行きが深く、音色には伸びがあり質感も上々。聴き心地の良いリアルサウンドを満喫できた。

◆BMW 320i(オーナー/高橋真人さん)by AVカンサイ宝塚店

高橋さんはBMW『320i』で参加した。ちなみに当車にシステムを積み始めたのは一昨年の秋で、現在の形が完成したのは昨年の春。そこでサブウーファーが換装されたとのことだ。使用機材は次のとおり。

ソースユニットとしてアイバッソオーディオのDAPをセレクトし、プロセッサーはヘリックスのDSP ULTRAだ。パワーアンプにはグラウンドゼロの4chモデルと2chモデル(フロントスピーカー用)、ヘリックスのモノchモデル(サブウーファー用)、イートンの4chモデル(センター&シート下のスピーカー用)を使用している。フロントスピーカーはグラウンドゼロ、サブウーファーはダイヤトーンだ。その音はクリアで抜けが良くS/Nが良好。音場も音色もリアル。ハイレベルなHi-Fiサウンドが展開されていた。

◆トヨタ プリウス(オーナー/川崎洋史さん)by アミューズ

川崎さんはトヨタ『プリウス』でエントリーした。なお川崎さんのカーオーディオ歴はまだ2年とのことだが、ユニットのインストールとサウンドチューニングはすべて自ら行っているという。つまりツイーター等のカスタムインストールやドアスピーカーのアウター化も本人作。まさしくプロはだしの出来映えだ。

ソースユニットがソニーのウォークマン、プロセッサーがヘリックス。パワーアンプにはモスコニの4chモデルを2台使い、フロントスピーカーはツイーターにはブラムのモデルを、ミッドレンジとミッドウーファーにはフォーカルのユートピアMを採用している。そのサウンドは、打ち出し感が強く説得力がある。響きも美しい。低音には芯があり力強い。質感の良さにも特長が表れていた。

◆VW ゴルフ7.5(オーナー/山野竜希さん)by パラダ

「3年前に兄の影響でカーオーディオを始めた」という山野さん。このクルマにシステムを搭載したのは2年前。乗り換えたタイミングで一気に完成させたとのことだ。使用機材は次のとおり。

ソースユニットとしてアイバッソオーディオのDAPを使い、プロセッサーにはヘリックスのDSP ULTRAを選択。パワーアンプにはザプコの6chモデルをセレクトし、これにてすべてのスピーカーをドライブしている。フロント2ウェイ+サブウーファーはフォーカルのユートピアMシリーズのモデルで統一されている。普段はK-POPを中心に聴いていて、濃密なサウンドを目指していると教えてくれた。実際に聴いてみると、なるほど密度感が高い。それでいて反応が素速く快活にリズムを刻む。ノリ良く音楽を楽しめた。

《太田祥三》

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