モレル社 初のBMW専用設計スピーカー“リファレンス”と“パフォーマンス”の2ラインアップが登場 | Push on! Mycar-life

モレル社 初のBMW専用設計スピーカー“リファレンス”と“パフォーマンス”の2ラインアップが登場

ジャンライン&パートナーズが輸入販売を行っているイスラエルに本拠地を構えるmorel(モレル)から、BMW専用設計「プラグ&プレイ」スピーカーを新たにラインアップに加えて登場させた。上級リファレンスとパフォーマンスシリーズをかいつまんでご紹介しよう。

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モレル社 初のBMW専用設計スピーカー“リファレンス”と“パフォーマンス”の2ラインアップが登場
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ジャンライン&パートナーズが輸入販売を行っているイスラエルに本拠地を構えるmorel(モレル)から、BMW専用設計スピーカーを新たにラインアップに加えて登場させた。上級リファレンスとパフォーマンスシリーズをかいつまんでご紹介しよう。

「カーサウンドに不満をもっている」という声をよく耳にする。音質向上を望むとき、まず最初に思うのがスピーカーの交換だろう。現状、欧州車のユーザーは出来るだけ見た目を変えたくない。インテリアの趣をそのままにしたいという。大がかりな加工は有効な手段であるが車を売却するとき、査定でマイナスポイントになる傾向があり、加工取り付けの車は御法度と言い切るディーラーもあるそうだ。現状を踏まえ、音質と取り付け面では簡単に交換でき、見た目も変わりない、いわゆるトレードインタイプのスピーカー重要が高まっている。

モレルはイスラエルに拠点を置くスピーカーの製造メーカー。設立は1975年ごろでエンジニアであり創業者のMeir Mordechaiは音楽への愛情をこめて夢に突き動かされ、もっとも自然な方法で音楽を満喫できるスピーカーの製造を自ら行うために同社を立ち上げた。専業メーカーとして研究に勤しみ、最終段階の音決めまで妥協を許すことなく、高品位なスピーカー作りに専念する。その成果は音楽ファン、オーディオファンから高い評価を得て、カーオーディオでは全国のハイファイコンテストで優勝/入賞車両のシステムに使われている。

同社のスローガンは"Unleash The Music" 音楽を解き放つ。ホームページをぜひ見ていただきたい。アーティストとリスナーの境界をなくすことがモレルの最大のテーマ。近年、ホームのスピーカーのラインアップを充実させ、開発された精巧なユニットはカーオーディオのシステムに大いに活躍している。プロショップはもちろん、自動車メーカーではイタリアのパガーニやマザンティ、オーストリアのトゥシェクなどのスーパーカーに純正採用されているという。研究から開発、製造まで自社で行う。経験に裏打ちされた技術の成果によるところが大きい。欧州車ユーザーの要望に応えて同社の上位クラスと肩を並べるスピーカーがこの12月に発売となった。

◆IR-BMW42WとIP-BMWSUB82の組み合わせに注目

IR-BMW42WとIP-BMWSUB82を中心にご紹介しよう。まずリファレンスIR-BMW42Wはドア用ミッドウーファーとツイーターの2ウェイシステムパッケージ。価格は198,000円(税込み/左右ペア)。ツイーターユニットはボイスコイル口径28mm、マグネットは高磁力のネオジウムマグネットを搭載したベンデット方式。振動板はドーム型で厳選のシルク素材を使いることで細微な質感を端正に放つ。一方、ミッドウーファーは外寸法4インチ(96.7mm)でマグネットはツイーター同じネオジウムを採用。コーン材質は伝統のペーパーコンポジットを使用。この素材は暖色系でありながら音離れがよくてツイーターとミッドバスのつながりがよい。クロスオーバー周波数は2,700Hz/-12dB(ハイパスとローパスともに同じ)となっている。IP-BMWSUB82は、写真でご覧の通りスリムなバケット形状で座席下にある純正ウーファーと交換すればOK。十分な低音再生を可能にするため、近年よく使われているPWMやデジタルアンプに対応。スペックは対入力1,000W最大/定格500Wと十分に余裕を持たせた設計となっている。マグネットはネオジウムでコーン素材はミッドウーファーと同じペーパーコンポジットを使用している。

IR-BMW42WとIP-BMWSUB82×2本の組み合わせの合計は36,0800円(税込)。ほかBMWフィットするライアップが多数用意されていてIR-BMW42INTはドア用コアキシャル4インチフルレンジスピーカーで価格は158,400円(税込み/左右ペア)。パフォーマンシリーズのセパレート2ウェイシステムIP-BMW42は税込み88,000円。4インチコアキシャル(同軸)IP-BMW4Cは税込み77,000円。と豊富なライナップから選んでほしい。

プラグ&プレイ各種のスピーカーは大掛かりな加工をしなくても既存の純正スピーカーを外して、結線とユニット装着するだけで完結する。同社の上級グレード、Reference/HYBRIDシリーズの同系統のミッドバスユニットを改良し、専用アダプターで簡単に取り付けができるようになっている。一方パフォーマンシリーズもリファレンスシリーズ同様、サウンドチューニングが施されており、こちらはひじょうにバリューな価格設定となっている。

モレル車種設計スピーカーを搭載
デモカー BMW 225XE アクティブツアラー

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モレルをインポートするジャンラン&パートナーズのデモカー、BMW 225XE アクティブツアラーをご紹介しよう。全国のイベント、ショップ試聴会で活躍するこの車はセパレート2ウェイシステムIR-BMW42WとIP-BMWSUB82×2本を使った3ウェイ構成。ユニットの交換は見た目ではまったくかわらない。しかし聴いてみると一連の上級モレルを受け継ぐ、端正なサウンドが鳴り響く。純正スピーカーと比べ、ワングレード、いやツーグレード上を行く印象だ。IR-BMW42Wは比較的、能率が高いため(約92dB/1W)既存の純正オーディオはもちろん、アンプ内蔵型DSPや外付けのパワーアンプ、例えば定格@50W以上の出力があれば歪みを感じることなくしっかりと鳴らすことができる。大掛かりな加工、難しい配線をしないで取り付け工賃が軽減できるのも嬉しい。

デモカーが体験できるスペシャルディ開催

<ショップイベントで試聴できる>
12月10日(土)11日(日)【試聴展示場所:店頭にて】
場所/千葉県流山市:サウンドエボリューション ログオン
※詳しくはショップまでお尋ねください

◎12月25日(日)11:00~16:00
1dayのみ【試聴場所:ひたちなか市 笠松運動公園にて】
場所/茨城県ひたちなか市:サウンドウェーブ
※詳しくはショップまでお尋ねください

《永松巌》

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