メインユニットを換えれば、“音”と“エンタメ力”も変わる!? プロが薦める「カーオーディオ・スタートプラン」大公開 第4回 | Push on! Mycar-life

メインユニットを換えれば、“音”と“エンタメ力”も変わる!? プロが薦める「カーオーディオ・スタートプラン」大公開 第4回

純正カーオーディオの音に不満を抱きながらも、音を良くする方法が分からない…、そうお悩みの方々に、プロ直伝の“スタートプラン”を紹介している当特集。第4回目となる今回は、“メインユニット交換”という選択肢について解説していく。

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カロッツェリア・サイバーナビ AVIC-CQ912-DC
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  • カロッツェリア・DMH-SF700
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純正カーオーディオの音に不満を抱きながらも、音を良くする方法が分からない…、そうお悩みの方々に、プロ直伝の“スタートプラン”を紹介している当特集。第4回目となる今回は、“メインユニット交換”という選択肢について解説していく。

その具体的なプランを提示してくれたのは、静岡県浜松市の人気店、“レジェーラ”だ。さて、お薦めの機種は何なのか、そしてそれぞれがお薦めである理由とは…。

メインユニット交換では、得られるメリットが2つある!?

最初に、メインユニット交換から始めることの利点から教えてもらった。“レジェーラ”の代表を務める松野さんはこう話す。

「メリットは主には2つあります。1つ目はズバリ、“音が良くなること”です。音の出口であるスピーカーを換えても音は良くなりますが、システム上流の機器のクオリティを上げても良い結果が得られます。市販メインユニットの中には音質性能にこだわったモデルがいくつかあり、それらでは採用されている音響パーツの質が良くまた独自の高音質技術が盛り込まれていますので、スピーカーが純正のままでも確実に音質アップが図れます。

そしてそれらはサウンドチューニング能力も優れていますので、車内の音響的な不利要因を改善できます。その効果は絶大で、場合によってはスピーカーを換えたとき以上に聴こえ方が良化します。

2つ目の利点は、“エンタメ力が上がること”です。まず、今お使いのメインユニットがBluetoothに非対応でHDMI端子が付いていないのなら、それらが備わったモデルに換装することで状況がガラリと変わります。スマホのワイヤレス接続が可能となるので使い勝手が上がり、HDMI端子を活用することでスマホのミラーリングが行えて映像系のストリーミングデバイスの接続も可能になります。車内で楽しめるAVコンテンツがぐっと拡充します。

なお中にはメインユニットが交換しづらい車種もあり、そうであればメインユニット交換は不向きですが、しかしそれでも交換を望まれるのなら専門店にてご相談されると良いと思います。なんとかなるかもしれません」

カロッツェリア・サイバーナビ AVIC-CQ912-DCカロッツェリア・サイバーナビ AVIC-CQ912-DC

『サイバーナビ』なら、車内の“オンライン化”が可能に!

では、お薦めモデルを紹介していく。今回は3機種を挙げてもらった。

「まずは、カロッツェリアの『サイバーナビ・AVIC-CQ912-DC』(オープン価格)を挙げたいと思います。ちなみに『サイバーナビ』は画面サイズ違いで4タイプがあり、それぞれでネットワークスティックを同梱するものとしないものがあります。当機はその中の最大サイズである9型モデルでネットワークスティックを同梱しています。

なお当店で『サイバーナビ』をご購入される方のほとんどが、ネットワークスティック同梱モデルを選ばれます。それが目的でご来店される方もいらっしゃいますし。

つまり、同梱されているモデルの方が魅力的です。車内でネットと繋がり放題になり、しかも通信コストもお手頃です(1年間は無料)。で、当機にはブラウザが搭載されていてYouTubeを画面操作にて楽しめるのですが、ネットワークスティックの同梱モデルなら通信量を気にすることなくYouTube動画を楽しめます。そして、『サイバーナビ』がWi-Fiスポットにもなりますので、同乗者の方がスマホやゲーム機でネットと思う存分繋がれますし、おクルマを停めたときにはパソコンにてリモートワークも行えます。

そして『サイバーナビ』は、ナビ機能も優れています。自車位置精度やルート探索の精度の高さが際立っています。

さらには、サウンドチューニング能力も図抜けています。ハイエンドメインユニットと呼ぶに相応しい実力が備わっていますので、その機能を駆使すれば聴こえ方が一変します。ちなみに、『サイバーナビ』クラスのチューニング機能を使いこなすには技術と経験が必要です。なので当機のご購入・取付は、専門店で行われた方が良いと思います。

また、システム発展の伸びシロも大きいです。後からスピーカー交換をされたとき、そのスピーカーの性能を十二分に引き出せます」

カロッツェリア・DMH-SF700カロッツェリア・DMH-SF700

ナビはスマホナビアプリで良い、というドライバーにはこれがお薦め♪

「続いては、同じくカロッツェリアの1DINディスプレイオーディオ『DMH-SF700』(オープン価格)をお薦めしたいと思います。当機は本体は1DINサイズですがモニターは9型です(フローティング構造の採用によりそれを実現)。なおナビ機能と地デジチューナー、CD/DVDメカは内蔵されていませんので、その分『サイバーナビ』と比べてかなりリーズナブルです。

で、当機はApple CarPlayとandroidautoに対応していますので、主なスマホアプリを画面に映せて操作も画面上で行えます。なのでナビはスマホナビアプリで良いとお考えの方に最適です。ナビアプリの地図が9型大画面で確認でき、操作性も上がりますから。

また当機にもブラウザが搭載されていて、画面上の操作にてYouTubeが楽しめます。ちなみにカロッツェリアでは車載用Wi-Fiルーターも発売していますので、それを併用すれば車内でネットと繋がり放題になり、当機能を一層便利に使えます。

さらには当機にも『サイバーナビ』に準じたサウンドチューニング機能が搭載されていて、音響パーツも高品位です。オーディオ機器としての実力も高いです。

ケンウッド・彩速ナビ MDV-M908HDFケンウッド・彩速ナビ MDV-M908HDF

そしてもう1機種、ケンウッドの『彩速ナビ・MDV-M908HDF』も推したいです。当機は本体が2DINの9型AV一体型ナビですが、こちらも画面がフローティング構造となっていますので多くの車種に装着できます。

なお当機は、ハイレゾ音源への対応力が高いことも強みです。他機種では対応していないハイスペックなハイレゾ音源も再生できます。また“LDAC(エルダック)”という高音質Bluetoothコーデックにも対応していますので、当規格に適応するスマホやDAPをお使いならばそれらのハイレゾ音源をハイレゾクオリティのまま無線転送可能です(『DMH-SF700』も“LDAC”に対応)。

そして当機もサウンドチューニング能力が優秀です。そうでありながら当機は案外リーズナブルです。その点も魅力ですね。

お近くでしたらぜひお気軽にお越しください。メインユニット交換を始めさまざまなスタートプランをご提案できると思います。お待ちしています」

《太田祥三》

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