教えて、プロショップ! カーオーディオの“始め方” Part3「ナビ交換から入るメリットとは?」 その3 | Push on! Mycar-life

教えて、プロショップ! カーオーディオの“始め方” Part3「ナビ交換から入るメリットとは?」 その3

「ドライブと音楽はセット」、そう考えている方は多いに違いない。そしてその音楽を今よりもっと良い音で聴きたいと思っている方もまた、少なくないはずだ。当特集では、それを実現させるための“始め方”を多角的に解説している。

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市販ナビの一例(ケンウッド・彩速ナビ)。
  • 市販ナビの一例(ケンウッド・彩速ナビ)。
  • 市販ナビの一例(三菱電機・ダイヤトーンサウンドナビ)。

「ドライブと音楽はセット」、そう考えている方は多いに違いない。そしてその音楽を今よりもっと良い音で聴きたいと思っている方もまた、少なくないはずだ。当特集では、それを実現させるための“始め方”を多角的に解説している。

今回も「ナビ交換」から入る方法について考えていく。知恵を貸してくれたのは以下の2店舗だ。北海道旭川市の“フィスト”と広島県広島市の“M.E.I.”に取材した。参考になる話がたくさん訊けた。カーオーディオシステムのビルドアップに興味がある方は、要熟読♪

市販ナビは、純正ナビに比べてリーズナブル、そして選択肢が幅広い!

最初に、北海道旭川市の人気店、“フィスト”の山内さんの話から紹介していく。

「ナビの装着から始められる方は結構多いです。そのほとんどは、おクルマを買い替えられるタイミングでご来店されます。ディーラーで純正ナビの見積もりを取られた後に、“その価格なら市販モデルから選んだ方が良いのでは”と考えられて。実際、市販ナビの方がリーズナブルです。同等の機能を有するモデルを比べると、市販モデルの方が割安な場合が多いです。

そして市販ナビは、選択肢が幅広いです。ベーシック機からハイエンドモデルまでのレンジが広く、機能も各社、各機ごとでいろいろと異なります。その中からご自分にとってぴったりな1台を選び出せることも、市販ナビのメリットです。

ただし逆に機種が豊富すぎて、ご自分で選ぶのは難しいかもしれません。なので迷われたら、専門店でご相談されると良いのではないでしょうか。

当店では例えば、ブルーレイが観たいとかハイレゾ音源を楽しみたいという方にはそれらがしやすい機種をお薦めしますし、スマホをワイヤレスで繋げたい方にはBluetooth対応機を、ミラーリングさせたい方にHDMI端子を有したモデルをお教えしています。そうした細かなご要望をお聞きした上で候補を提示し、その中からご予算的にもっともしっくりくるモデルをお選びいただいています」

『楽ナビ』が人気。リーズナブルでありながら、楽しめる機能が満載♪

「具体的には、カロッツェリアの『楽ナビ』が人気です。『楽ナビ』はスタンダードモデルですが、Bluetoothにも対応していますし同シリーズ中の上位機種はHDMI端子が入出力ともに備わっています。画質も高く、画面サイズのバリエーションも7型、8型、9型と揃っていますし。そしてサウンドチューニング機能もそこそこ充実しています。それでいて価格は手頃です。コスパが高いです。

同じくカロッツェリアの『サイバーナビ』も選ばれることが多いですね。搭載されているブラウザでYouTubeも楽しめますし。

なお『サイバーナビ』はサウンドチューニング機能が高性能であることも利点です。将来的なスピーカー交換までが視野に入っていたら、これを手にしておけば後悔はないと思います。当機を核にすれば、本格的なカーオーディオシステムを構築できます。後々まで長く楽しめると思います。

そしてもう1ランク上を狙うのなら三菱電機の『ダイヤトーンサウンドナビ』もしくはカロッツェリアの『サイバーナビXシリーズ』がお薦めです。これらは素の音質性能も優秀ですので、音にこだわるのであれば導入を検討する価値は高いです。

使いやすいナビをお探しなら、ぜひお気軽にお越しください。お待ちしています」

市販ナビの一例(三菱電機・ダイヤトーンサウンドナビ)。市販ナビの一例(三菱電機・ダイヤトーンサウンドナビ)。

クルマを替えたときが、カーオーディオを始めるチャンス!

次いでは、広島県広島市の実力店、“M.E.I.”の山本さんに訊いた話を紹介していく。

「スピーカー交換から始められる方が多いのですが、ナビ交換から入られる方も一定数いらっしゃいます。そのような方の多くは、おクルマを新しくされるタイミングでご来店されます。確かにそこは、カーオーディオを始める絶好のタイミングです。ほとんどの方がなんらかのナビを入れられるわけですが、音楽がお好きであるならば、音の良いモデルを選んだ方が有意義です。少しの違いが後々大きな差となって現れますから。

ソースユニットとして音質性能の高いモデルの方が良いですし、チューニング能力が充実しているかどうかの違いも大きいです。スピーカー交換をしたりサブウーファーを入れたりしたときの“出来ること”に差が出ます。それらの性能を十二分に引き出せるか否かが変わってきます。

例えばカロッツェリアの『サイバーナビ』には、ハイエンドモデルである『サイバーナビXシリーズ』に搭載されているのと同様のサウンドチューニング能力が備わっています。それを使いこなすと、聴こえ方がガラリと変わります。サブウーファーを導入した際にも、低音の前方定位(低音も目の前から聴こえてくる状態)をさせやすいですし」

より高音質を望むなら『ダイヤトーンサウンドナビ』がお薦め!

「その上を狙うのであれば、三菱電機の『ダイヤトーンサウンドナビ』がお薦めです。当機は素の音質性能が高く、さらにはサウンドチューニング能力も優秀です。そして当機には“マルチウェイ・タイムアライメント”という当機にしかない機能が備えられてもいて、一層“出来ること”が増えます。例えば、ケーブルの引き直しをせずともフロント2ウェイスピーカーのマルチ制御を行えますし、内蔵パワーアンプの4chのすべてをフロントスピーカーにあてがうマルチアンプ接続も実行できます。

また、『サイバーナビ』よりもリーズナブルなモデルが良いという方には、ケンウッドの『彩速ナビ』を推したいですね。当シリーズは、コストパフォーマンスがかなり高いです。音も良いですし、ハイレゾ音源への対応力も幅広いです。サウンドチューニング能力では『ダイヤトーンサウンドナビ』や『サイバーナビ』には及ばないものの、タイムアライメントやサブウーファー出力も装備していますので、ある程度のチューニングは行えます。実用上、かなりのところまで追い込めます。

お近くでしたらぜひお気軽にお越しください。ナビ交換からスピーカー交換等々、さまざまなご提案をさせていただきます」

《太田祥三》

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