カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! MAZDA CX-3(オーナー・生田裕樹さん) by Warps 後編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! MAZDA CX-3(オーナー・生田裕樹さん) by Warps 後編

ラゲッジにはエアサスタンクと合わせてオーディオをカスタムインストールした生田さんのCX-3。フロントスピーカーには仲間のクルマで試聴して気に入ったJLオーディオをチョイス。アウターバッフル&Aピラーに広島県のWarpsが渾身のデザインを施した。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!!  MAZDA CX-3(オーナー・生田裕樹さん) by Warps 後編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!!  MAZDA CX-3(オーナー・生田裕樹さん) by Warps 後編
  • JLオーディオのZR650CSiをフロントスピーカーにチョイス。ミッドバスはアウターバッフル化しイルミ処理も施した。
  • ドアの純正デザインを大きく崩すことなくアウターバッフルを製作。シルバーカーボンの処理もアクセントになっている。
  • コクピットは落ち着いたダーク系のカラーリング。そこにシルバーカーボのドアバッフルとライトグレーのAピラーを融合させる。
  • 純正風のデザインをリクエストしたAピラーのツイーター取り付け。ライトグレーの生地でツイーターを際立たせている。
  • 造形的には純正ピラーを大きく崩さず、スマートな作り込みとした。ツイーターの存在感も兼ね備えた作りだ。
  • マツダコネクトはそのまま利用してシステムを構築。JLオーディオのTWK88への接続ではハイレベル出力を利用している。
  • スマホはプロセッサーに有線接続する他、マツダコネクトにはブルートゥースで接続し、音質と使い勝手の良さを両立した。

ラゲッジにはエアサスタンクと合わせてオーディオをカスタムインストールした生田さんのCX-3。フロントスピーカーには仲間のクルマで試聴して気に入ったJLオーディオをチョイス。アウターバッフル&Aピラーに広島県のWarpsが渾身のデザインを施した。

JLオーディオのスピーカーが映える
シルバーカーボンで処理したアウターバッフル

JLオーディオのZR650CSiをフロントスピーカーにチョイス。ミッドバスはアウターバッフル化しイルミ処理も施した。JLオーディオのZR650CSiをフロントスピーカーにチョイス。ミッドバスはアウターバッフル化しイルミ処理も施した。

ドアの純正デザインを大きく崩すことなくアウターバッフルを製作。シルバーカーボンの処理もアクセントになっている。ドアの純正デザインを大きく崩すことなくアウターバッフルを製作。シルバーカーボンの処理もアクセントになっている。

エアサス投入と合わせてラゲッジカスタムを開始した生田さんのCX-3。前編で紹介した通り個性的なデザインのラゲッジはオーナーもお気に入りの仕上がりとなった。対してフロント回りは上質なサウンドとデザインを融合させた作り込みが見どころとなった。

以前載っていたクルマには別のブランドのスピーカーをインストールして満足していたが、新しいクルマでシステムもリニューアルすることからスピーカーも新たなブランドを模索した。いろいろなスピーカーを検討する中で、オーディオ仲間がインストールしていたJLオーディオのスピーカーを聴いたときに、女性ボーカルの高域の美しさに惚れ込んでJLオーディオ・ZR650CSiをチョイス。

ミッドバスはドアにアウターバッフルを組んでインストール。ドアのパネル形状に合わせたデザイン処理を施したバッフルはシルバーカーボンでフィニッシュされ、ブラックの振動板とシルバーのセンターキャップを備えたJLオーディオのスピーカーをより一層引き立てている。スピーカー周辺にはアクリルを使ったイルミ処理を施し、カスタム的な要素もしっかり込めているのも見どころだ。

Aピラーへのツイーターインストールは
純正イメージを崩さないデザイン処理が光る

コクピットは落ち着いたダーク系のカラーリング。そこにシルバーカーボのドアバッフルとライトグレーのAピラーを融合させる。コクピットは落ち着いたダーク系のカラーリング。そこにシルバーカーボのドアバッフルとライトグレーのAピラーを融合させる。

純正風のデザインをリクエストしたAピラーのツイーター取り付け。ライトグレーの生地でツイーターを際立たせている。純正風のデザインをリクエストしたAピラーのツイーター取り付け。ライトグレーの生地でツイーターを際立たせている。

造形的には純正ピラーを大きく崩さず、スマートな作り込みとした。ツイーターの存在感も兼ね備えた作りだ。造形的には純正ピラーを大きく崩さず、スマートな作り込みとした。ツイーターの存在感も兼ね備えた作りだ。

JLオーディオのツイーターはAピラーにビルトイン取り付けする。定番のスタイルながらライトグレーの生地を使ってピラーを処理し、ダッシュやグローブボックスなどに用いられているダークな純正内装とのコントラストが美しく決まっている。明確なコントラストを付けることでキリリと引き締まったコクピットを作っているのもセンスを感じさせる。シルバーカーボンで処理したドアのアウターバッフルとのコンビネーションも計算されたデザインだ。

ツイーターのビルトイン加工も純正のピラー形状をあくまでもキープしつつ巧みにインストールが施されているのが見て取れる。コクピットの中でも違和感無くフィットし“純正風”を求めていたオーナーも満足仕上がりとなった。常に視界に入る部分なので、オーディオの存在感と純正デザインをうまく融合させるのはテーマのひとつ。上質に仕上げたのもオーナーならではのこだわりが反映されたからこそだ。

マツダコネクトのハイレベル出力を使い
プロセッサーを加えたシステムを構築

マツダコネクトはそのまま利用してシステムを構築。JLオーディオのTWK88への接続ではハイレベル出力を利用している。マツダコネクトはそのまま利用してシステムを構築。JLオーディオのTWK88への接続ではハイレベル出力を利用している。

スマホはプロセッサーに有線接続する他、マツダコネクトにはブルートゥースで接続し、音質と使い勝手の良さを両立した。スマホはプロセッサーに有線接続する他、マツダコネクトにはブルートゥースで接続し、音質と使い勝手の良さを両立した。

エアサスタンクの設置から始まった生田さんのオーディオカスタム。サウンドとデザインの両面で満足度の高いクルマに仕上がった。エアサスタンクの設置から始まった生田さんのオーディオカスタム。サウンドとデザインの両面で満足度の高いクルマに仕上がった。

マツダ車のオーディオシステムアップ時の懸案事項でもあるマツダコネクトの扱い。このクルマではマツダコネクトからのハイレベル出力をJLオーディオのプロセッサーであるTWK88にインプットする作戦を採っている。さらにJLオーディオのパワーアンプ(M700/5)を経て、各スピーカーをドライブするというシステムとして調整機能とサウンドの厚みを得た。

音源としてはマツダコネクトでのメディア再生はもちろん、手持ちのスマホをTWK88に有線で接続するシステムとしてる。使い勝手と音質面のメリットを両立させるシステムデザインとしている。

最近オーナーのお気に入りはEDMやchillなどのジャンル。お気に入りのJLオーディオのスピーカー群は、これらの音楽も心地良く再生できる。ラゲッジに施したデザインやこだわりのシステムデザイン&ユニット選びを経て、満足度の高いカスタムを完成させた。

透き通るサウンドが気に入ってチョイスしたJLオーディオのフロントスピーカーやホワイトボディでアクセントを付けたJLオーディオ・マリーンのパワーアンプなど、思い通りのシステムデザイン&デザインで自分だけの一台を作り上げた。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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