「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part4・パワードサブウーファー編 その4 大型モデルのチェックポイント | Push on! Mycar-life

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part4・パワードサブウーファー編 その4 大型モデルのチェックポイント

カーオーディオライフを製品選びの段階から満喫していただくために、選定方法に関する情報を多角的に発信している当コーナー。現在は「パワードサブウーファー」についての解説を展開している。今回は“大型モデル”のチョイスにおけるチェックポイントを考察していく。

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パワードサブウーファーの一例(ロックフォード・フォズゲート)。

カーオーディオライフを製品選びの段階から満喫していただくために、選定方法に関する情報を多角的に発信している当コーナー。現在は「パワードサブウーファー」についての解説を展開している。今回は“大型モデル”のチョイスにおけるチェックポイントを考察していく。

さて、「パワードサブウーファー」と言うと“小型・薄型”モデルに目が行きがちだが、そうではないアイテムも各社から多々リリースされている。これらはインストール性では“小型・薄型”モデルと比べてビハインドがあるが、得られるサウンドは本格的だ。ドライバーユニットとして大型のサブウーファーが使われている場合がほとんどなので、空気をたっぷり震わせられる。ゆえに、多少導入のハードルは上がってもズシンと来る手応えある低音が楽しみたいと考える層からは、こちらのタイプが選ばれる。

では、選ぶ際のポイントを順に挙げていこう。まず着目すべきは振動板の口径だ。大きければ大きいほど低音の再生レンジは広がる傾向にあり、かつ伸びやかさや量感も増してくる。ただし、フロントスピーカーとの繋がり(バランス)を考えると、大きすぎるものよりも25cm口径のモデルが無難だとされている。ドアに取り付けるスピーカーの口径は17cmくらいであることが多く、それとの相性が良いからだ。サウンドの一体感が出しやすくなるのだ。

続いてチェックしたいポイントは、箱の形だ。最近は特に、大型モデルとは言いつつもボックスの奥行き寸法(厚み)が抑えられている製品も多くなってきた。できればトランクの積載性を落としたくないと思うのであれば、奥行き寸法の短いモデルが有利となる。

そして“小型・薄型”モデルと同様に、もしも実機に触れられるのであれば、ボディの剛性もチェックしたい。剛性が足りないと、大きな音を出したときに箱自体が振動して音を発する。そうなると振動板から放たれる本来の低音が濁ってしまう。有名ブランドの人気モデルであれば大概、剛性は十分に確保されているはずではあるが、念のためチェックすると安心感が高まる。

今回はここまでとさせていただく。次回からは新章に突入し、「ユニットサブウーファー」の選び方のポイントを解説していく。お楽しみに。

《太田祥三》

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