カーオーディオをもっと身近に感じるための、『ザ・用語解説!』 Part16 「メインユニット」編 | Push on! Mycar-life

カーオーディオをもっと身近に感じるための、『ザ・用語解説!』 Part16 「メインユニット」編

カーオーディオを少しでも身近に感じていただこうと、『用語解説』をお贈りしている。その第16回目となる今回は、「メインユニット」をテーマにお届けする。ひと言で「メインユニット」と言ってもいろいろなタイプがある。どんなものがあるのかを、1つ1つ解説していく。

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ハイエンドメインユニットの一例(ダイヤトーンサウンドナビ)。
  • ハイエンドメインユニットの一例(ダイヤトーンサウンドナビ)。
  • ハイエンドメインユニットの一例(カロッツェリア サイバーナビXシリーズ)。
  • ディスプレイオーディオの一例。
カーオーディオを少しでも身近に感じていただこうと、『用語解説』をお贈りしている。その第16回目となる今回は、「メインユニット」をテーマにお届けする。ひと言で「メインユニット」と言ってもいろいろなタイプがある。どんなものがあるのかを、1つ1つ解説していく。


01・「メインユニット」とは?

さて、「メインユニット」とはその名のとおり、カーオーディオシステムにおいて核となるユニットのことを指している。さまざまなタイプがあるが基本的には、音楽ソースの再生機であり、コントロールユニットであり、かつパワーアンプまでもを内蔵している場合がほとんどだ。

タイプはざっくり、以下の4つに分類できる。「純正メインユニット(取り外しができない車種専用機)」、「1DINメインユニット」、「2DINメインユニット」、「AV一体型ナビ」、以上だ。

なお、取り外しができない車種専用タイプの「純正メインユニット」は、カーオーディオ機器としての発展性が低いように思われがちだが、最近ではそうとも言えなくなっている。発展性が低いとされていた主な理由は「外部音声出力(プリアウト)が備わっていないから」であるのだが、昨今は外部パワーアンプにしてもDSPにしても「ハイレベルインプット」なる入力端子を備えている機種が相当に増えている。これを活用すれば、「純正メインユニット」を核とする本格カーオーディオシステムを割と普通に構築できる。

なので、取り外しができない「純正メインユニット」が装着されていても臆する必要はない。それを核として、大いにカーオーディオを楽しめる。


02・「AV一体型ナビ」とは?

続いては、「AV一体型ナビ」について解説していく。これはその名のとおり、カーオーディオメインユニットとカーナビゲーションが“一体化”した機器のことを指す。カーナビがこの世の中に登場し始めた頃にはそれはナビの役目しか持っていなかったのだが、2DINスペースを埋めてしまうことになった以降、カーナビを入れたら「メインユニット」を装着するスペースがなくなるという問題に対処するために、カーナビにオーディオ機能も組み込まれるようになり、そしてそういったタイプの機器が「AV一体型ナビ」と呼ばれるようになった、というわけだ。

なお今やこれは、カーオーディオの「メインユニット」としてのもっともスタンダードなタイプとなっている。

ただし、ベーシックモデルからハイエンドモデルまで多種多様に存在しているので、「メインユニット」としてのポテンシャルは機種ごとで大きく異なっている。ベーシックモデルとなると「外部音声出力」を持っていないモデルも少なくなく、逆に、上級機になればなるほど「メインユニット」としての性能は上がっていく。

ある程度上級モデルになると「サブウーファー出力」も備えられるようになるので、それがあればサブウーファーを追加するときのサウンド制御がしやくなる。さらには「ハイエンドモデル」ともなると、相当に高機能なDSPが内蔵されるようになる。こういったタイプでは、外部DSPを用いる必要がないばかりか素の音質性能も相当に高水準。本格的なシステムを構築したいと思った時には、チョイスすべきはズバリ、この「ハイエンドモデル」である。


03・「ディスプレイオーディオ」とは?

ところで数年前から「2DINメインユニット」の中に、新基軸な製品が加わっている。それがこの、「ディスプレイオーディオ」だ。これはすなわち、フロントフェイスにディスプレイが搭載された「2DINメインユニット」である。「AV一体型ナビからナビ機能を抜いたユニット」、というわけだ。

ただし、地デジチューナーが省かれたモデルがあったりと、機種ごとで“できること”は変わってくる。機能を減らして価格を抑えたモデルから高機能な上級機まで、バリエーションはなかなかに多彩だ。

ところでこの「ディスプレイオーディオ」が“新機軸“である最大の理由は、まさしく「ディスプレイが備えられているから」だ。これが登場する前には「カーナビはいらない」と考えると、併せてモニターも失うこととなっていた。つまり“非ナビユーザー”は、映像系のソフトが楽しめなくなるばかりかリアカメラの導入も困難だった。

しかし「ディスプレイオーディオ」を使えば話は変わる。映像系のソースが楽しめるようになりリアカメラも使えるようになる。さらにはスマホアプリのナビ画面を映し出すことができるモデルまで存在している。

なお「ディスプレイオーディオ」には、サウンドコントロール機能が比較的に充実していたり、ハイレゾ音源が再生できたりと、オーディオ機能が優秀なモデルも多い。「AV一体型ナビ」の“ハイエンドモデル”ほどの機種はないが、それに準じる性能を有したモデルも多々登場している。音にこだわる向きにも「ディスプレイオーディオ」は手応えある使い心地を提供してくれる。

今回はここまでとさせていただく。次回もカーオーディオを身近に感じさせるための『用語解説』を続行する。お楽しみに。
《太田祥三》

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