トレンドはApple CarPlay+ナビタイムの『カーナビタイム』。時代にマッチしたカーナビ体験記 | Push on! Mycar-life

トレンドはApple CarPlay+ナビタイムの『カーナビタイム』。時代にマッチしたカーナビ体験記

今年9月に日本で発売開始となった新型ボルボV60の運転席に座り、ライトニングケーブルで車載器とiPhoneを接続する。すると9インチの大きなセンターディスプレイ上に、ナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリ、カーナビタイムのアイコンがあらわれた。

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トレンドはApple CarPlay+ナビタイムの『カーナビタイム』。時代にマッチしたカーナビ体験記
  • トレンドはApple CarPlay+ナビタイムの『カーナビタイム』。時代にマッチしたカーナビ体験記
  • ボルボの縦型9インチディスプレイに表示されるカーナビタイム画面
  • 音声認識も車両マイクを通して使用することが出来る
  • 昨今の音声認識はかなり精度が上がっている
  • 目的地を設定すると用途に合わせて複数ルートを提案してくれる
  • 接続したスマートフォンにはテキストにて交差点案内を行っている
  • 交差点案内もタイミング良く行ってくれるので迷いが少ない
  • プローブ情報から算出された抜け道ルートも短縮時間と共に表示する
今年9月に日本で発売開始となった新型ボルボV60の運転席に座り、ライトニングケーブルで車載器とiPhoneを接続する。すると9インチの大きなセンターディスプレイ上に、ナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリ、カーナビタイムのアイコンがあらわれた。

◆ボルボのディスプレイにカーナビタイム。
音声認識の精度も高い。


タッチパネルでそのアイコンを選び、カーナビタイムのメニューから「目的地検索」を選ぼうと指を近づけたのだが、ふと右上に存在する“ボイス入力”のアイコンを発見。初体験だというのにあえてハードルが高そうな操作に挑む感覚もあってか、こちらもドキドキしながら「豊洲市場」と言ってみた。するとピピッという音に次いで間もなくリストが表示されたのだ。「おーっ」。カーナビタイムユーザーには当たり前の操作かもしれないが、ボルボのディスプレイを経由して簡単に音声操作が行えたという“初体験”にはちょっと感心、感動した。

普段カーナビタイムを利用する方なら使い慣れた操作だけれど、Apple CarPlay経由で、しかも普段はiPhoneのいわば手のひらサイズの画面上でポチポチしている方にとっては、クルマのディスプレイにカーナビタイムのメニューが表示され操作することすら、ちょっと新鮮で感動してしまう方もいるかもしれない。

◆初のApple CarPlay対応カーナビアプリ
時代の潮流をいち早くキャッチする

今年9月にアップルがiOS 12を初めてサードパーティ(*1)に公開。ナビタイムジャパンは早速、カーナビタイムにて、Apple CarPlay対応をスタートさせたのだ。そして、Apple CarPlay対応のカーナビアプリの提供は、日本の企業として初めてとなるそうだ。

2014年から搭載(サービス)をスタートさせたApple CarPlayは、今や国内外の自動車メーカーの多くがシステムを採用するインフォテインメントシステムで、Apple CarPlay対応が当たり前になってきている。そして車のインテリアデザインの中でモニターの取り入れ方も大幅に変わってきている。一昔前まではDIN規格が中心であったのだが、今回試乗しているボルボV60のようにモニターを外すことが出来ない車種が多くなっているので市販ナビへの交換も難しくなってきているという現状があるようだ。読者の方々には釈迦に説法かもしれないが、このシステム=Apple CarPlayはスマホ=iPhoneとクルマが連動してインターネットに繋ぐことができ、交通情報や音楽、動画、メッセージ、通話などが行えるシステム。今回は新たにここへ地図やカーナビゲーションの専用アプリであるカーナビタイムが加わったことになる。しかもカーナビタイムの優位点は、オフラインで地図やナビゲーションを利用できること。また、到着予測時刻の正確性は、30分以内のルートであれば到着予想時刻の前後5分以内に到着する確率が90%以上という。視認性に優れたApple CarPlay経由で、カーナビタイムを使えることで、リアルタイムの渋滞情報(オンライン時)などを考慮した高い精度の道案内を常時使うことができるのだ。カーナビタイムで検索した豊洲市場のリストの余白には「10月11日オープン」なんていう簡単な情報も紹介されていた。余談ながらなぜ豊洲市場を目的地に選んだのかと言えば、オープン間もない新市場であわよくばランチでも…なんて目論んでいたのだった。

◆リアルタイムの道路情報に加えて
新規開通道路も即日アップデート

青山にあるナビタイムジャパン本社から豊洲市場への往路は一般道を利用。青山通りから六本木通り、そして外堀通りへとボルボを走らせていくと、やがて新橋は虎ノ門から築地へ環状2号線の「築地虎ノ門トンネル」(2014年開通)を抜けるルートを案内。トンネルを抜け、そのまま進むことができるようになり、最近では気づけば旧築地市場のあたりを走っていたという、不思議な感覚を味わった。さらに今年の11月4日に暫定開通したという築地~豊洲間を案内に従って進む。もう完成も近いのか、道中、「墨田川を渡る立派な橋がキレイですね~」なんて車内で会話をしているうちに豊洲市場の前を走っていた次第。もうほんとにビックリだ!11月に開通したばかりという道路を走っている最中に、同乗するドライブ事業部 部長の深山さんから「ナビタイムジャパンが提供するサービスでは、新規開通道路に即日対応しており、開通当日からナビゲーションも可能です」というお話をうかがった。また、市町村道などの小さな道路でも、同社独自技術による「地図自動更新」機能により、最短で道路開通の翌日から新しい道路が反映されるという。この機能は、同社が提供するカーナビアプリにおいて、GPS測位データの送信に同意を得たユーザーの走行ログをもとに、開発チームがこれまで道がなかった道路を検証し、一定の条件を満たした場合、すぐさまサービスに道を反映する機能だそうだ。地図情報サービス会社とユーザーとの双方向のやりとりが進む、これも一つのリアルタイム情報と言えるだろう。

加えて、このリアルタイム情報を活用する頻度が高いのは渋滞情報ではないか。例えば、高速道路を走行中ひどい渋滞にはまってしまうこともある。そのまま渋滞に身を任せるのもいいが、「一般道に降りたらどうなのだろう?」と考えることもあるのでは?

◆極度の渋滞は悩みどころ
一般道に降りるのとどっちが早い?

カーナビタイムの「高速道路降りたらルート」機能なら、直近のICで降りて一般道を利用した場合の到着時間の差を音声と画面表示で通知してくれる。これまでもナビゲーションシステムの進化によって到着予想が可能になってきたが、走行中に高速/一般道で比較できるって素晴らしい。イライラが解消される、嬉しい機能だと思う。また、カーナビタイムには、一般道を走行中に抜け道がある時は自動でお知らせしてくれる「抜け道ルート」機能など、便利機能を搭載している。

ちなみにカーナビタイムは目的地が進行方向の道路に対し右/左側にまでこだわるルート案内をしてくれる。ガソリンスタンドや駐車場、コンビニエンスストアなど、駐車や停車が必要な施設に対して、ドライバーの進行方向の左側に絞った提案をしてくれるから安心かつ安全だ。

◆おでかけスポット検索は
Plat by NAVITIMEにお任せ

さて、豊洲市場付近では近くのコインパーキングを検索し無事にボルボを停め、筆者は初潜入となる豊洲市場の飲食店に向かう。そんなときは、おでかけやイベント情報を配信する『Plat by NAVITIME』が便利だという。全国の旬なおでかけ・イベント情報を配信し、掲載されている記事やスポットの検索も可能。インスタグラムと連携すれば、お気に入りのユーザーの投稿した写真や、その場所をPlat by NAVITIME上で閲覧することも可能という。地図上で現在地との位置関係を見ながら行きたい場所を決められるのが便利だ。「やっぱりお寿司が食べたいですね」なんて話をしながら、検索したお店に向かったのだが、お昼時ということもあり、想像通りの大行列…。将来的にはこの行列=渋滞も予測できるようになったら素晴らしいですね。結果的に美味しい老舗店の親子丼に出会えたところで、リポートを終えようと思う。

◆先の進化も大いに期待できる
より精度の高いナビゲーションが可能に

ナビタイムジャパンは人々の移動をより快適にきめ細かくサポートしてくれるサービスをますます進化させてきている。カーナビタイムがApple CarPlay対応となりスマホを操作するのではなく、クルマのシステムを利用してカーナビタイムを使えるというのはこうなってみれば当たり前のようにも思える。しかしApple CarPlayのOSがオープンとなった直後に、これだけの精度を持つカーナビタイムをクルマの装備の一部として利用できるスピード感はやっぱりすごい。今後は車速情報を活用するなど、さらに精度を高めていくという。これからレンタカーやカーシェアリングを活用する人が増えれば、ますます利便性が増すのだろう。Apple CarPlayへの接続は、ケーブルはもちろんBluetoothでも可能。画面のスクロール方法はメーカーや車種ごとに若干異なるそうだが、基本の操作はiPhoneで行っているのと変わらないそうだ。iPhoneのアプリにカーナビタイムを入れておけば、クルマが変わってもいつもと変わらない移動ができる。枕元にも置いて寝るほどスマホを手放せない筆者としては、カーナビアプリの頼もしさを改めて思い知った気がしている。

*1サードパーティとは例えばAppleが開発/販売するiPhoneのような製品やサービスに対応したアプリ製品の開発/販売をおこなう事業者=パーティ(グループや集団のような意味がありその規模は世界的に見れば様々)のこと。

■カーナビタイムの詳細情報はこちら■
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《飯田裕子》

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