カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! SUZUKI WAGON R STINGRAY(オーナー・坂本蓮太郎さん) by Warps 前編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! SUZUKI WAGON R STINGRAY(オーナー・坂本蓮太郎さん) by Warps 前編

親子二代にわたってオーディオを楽しんでいる坂本さん。ワゴンRの限られたラゲッジを使って十分な奥行きを感じさせるカスタムインストールを施したのが自慢。インストールを担当した広島県のWarpsによる手の込んだカスタム処理が随所に見られる力作だ。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!!  SUZUKI WAGON R STINGRAY(オーナー・坂本蓮太郎さん) by Warps 前編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!!  SUZUKI WAGON R STINGRAY(オーナー・坂本蓮太郎さん) by Warps 前編
  • ワゴンRスティングレーにフル・ロックフォードでカスタムインストールを施した。鳴りとデザインの両立がテーマだ。
  • 大きくアールを描いたラゲッジのオーディオボード。幾重にも重ね合わせたパネル構造などもあり立体感を生み出している。
  • テーマカラーのオレンジで統一されたインテリア。ラゲッジのデザインもオレンジが中心になる。限られた奥行きながら手数は膨大だ。
  • 両サイドに設置されたロックフォードT400×4ad。アールを描くウォール面に合わせてやや斜めに設置されているのも見どころ。
  • サブウーファーの上部にはロックフォードのパワーアンプ・T1500-1dbcpをインストール。ここでも立体感を感じさせる作りを実施。
  • ラゲッジデザインの中心となるのがロックフォード・T0D210のサウウーファー。ディープバスケットならではの迫力フォルムだ。
  • オーバーヘッド部分にはパンチプロを使った中高域スピーカーをインストール。音飛びの良さから外向きアピールも万全だ。

親子二代にわたってオーディオを楽しんでいる坂本さん。ワゴンRの限られたラゲッジを使って十分な奥行きを感じさせるカスタムインストールを施したのが自慢。インストールを担当した広島県のWarpsによる手の込んだカスタム処理が随所に見られる力作だ。

◆オレンジのカラーリングと奥行き感重視のデザインに注目

ワゴンRスティングレーにフル・ロックフォードでカスタムインストールを施した。鳴りとデザインの両立がテーマだ。ワゴンRスティングレーにフル・ロックフォードでカスタムインストールを施した。鳴りとデザインの両立がテーマだ。

《ワゴンRスティングレーにフル・ロックフォードでカスタムインストールを施した。鳴りとデザインの両立がテーマだ。》

大きくアールを描いたラゲッジのオーディオボード。幾重にも重ね合わせたパネル構造などもあり立体感を生み出している。大きくアールを描いたラゲッジのオーディオボード。幾重にも重ね合わせたパネル構造などもあり立体感を生み出している。

《大きくアールを描いたラゲッジのオーディオボード。幾重にも重ね合わせたパネル構造などもあり立体感を生み出している。》

テーマカラーのオレンジで統一されたインテリア。ラゲッジのデザインもオレンジが中心になる。限られた奥行きながら手数は膨大だ。テーマカラーのオレンジで統一されたインテリア。ラゲッジのデザインもオレンジが中心になる。限られた奥行きながら手数は膨大だ。

《テーマカラーのオレンジで統一されたインテリア。ラゲッジのデザインもオレンジが中心になる。限られた奥行きながら手数は膨大だ。》

母親がカーオーディオ好きだというオーナーの坂本さん。そんな影響からオーディオイベントにも出かけるようになったという。当初は外装カスタムに力を入れていたのだが、いつしかカスタムオーディオに魅了されていき、愛車のワゴンRスティングレーにカスタムオーディを施すことになる。しかもシステムには母親とお揃いの“フル・ロックフォード”をチョイスしたところも、しっかり血筋を受け継いでいる。カーオーディオのセンスも遺伝するのだ。

一番の見どころはラゲッジのインストールだ。下部にはサブウーファーやパワーアンプ、エアサスのタンクなどをビルトインしたオーディオボードを設置、上部には外向きに用意した中高域スピーカーをインストールする。特にオーナーがこだわったのが“カラーリング”と“立体感”。オレンジが大好きなオーナーはオーディオ周辺はもちろん、シートやラゲッジのハッチ内側なども含めてオレンジのカラーリングで統一。ハッチを開けると華やかなオレンジカラーがアピールするクルマを作り上げた。

さらに奥行き感の演出にも注目だ。多層構造でパネルを積み重ねるようにして組み上げられているオーディオボードや、フローティング設置されている中央部のパワーアンプなど、セカンドシートを生かした状態とは思えないほどの奥行き感を出しているのもお気に入りのポイント。一つ一つ手の込んだカスタム処理が施されて、納車時にオーナーが「想像以上のでき!」と感激したのも頷ける。

◆ラゲッジのデザインに融合するアンプ&ウーファーの処理も見どころ

両サイドに設置されたロックフォードT400×4ad。アールを描くウォール面に合わせてやや斜めに設置されているのも見どころ。両サイドに設置されたロックフォードT400×4ad。アールを描くウォール面に合わせてやや斜めに設置されているのも見どころ。

《両サイドに設置されたロックフォードT400×4ad。アールを描くウォール面に合わせてやや斜めに設置されているのも見どころ。》

サブウーファーの上部にはロックフォードのパワーアンプ・T1500-1dbcpをインストール。ここでも立体感を感じさせる作りを実施。サブウーファーの上部にはロックフォードのパワーアンプ・T1500-1dbcpをインストール。ここでも立体感を感じさせる作りを実施。

《サブウーファーの上部にはロックフォードのパワーアンプ・T1500-1dbcpをインストール。ここでも立体感を感じさせる作りを実施。》

ラゲッジデザインの中心となるのがロックフォード・T0D210のサウウーファー。ディープバスケットならではの迫力フォルムだ。ラゲッジデザインの中心となるのがロックフォード・T0D210のサウウーファー。ディープバスケットならではの迫力フォルムだ。

《ラゲッジデザインの中心となるのがロックフォード・T0D210のサウウーファー。ディープバスケットならではの迫力フォルムだ。》

ラゲッジルームにインストールされるロックフォードのユニット群もデザインの中に絶妙に溶け込ませるワザが込められている。ミッドバス&トゥイーター用として設置されているパワーアンプ・T400×4adはラゲッジのサイド面にインストールされる。ダイヤキルト処理された生地と複雑な造形のオレンジ×ホワイトのボードの中に潜り込ませるようなデザイン処理。マウント面にはアクリルを使って間接照明でユニットを浮かび上がらせている。

さらに中央部にはサブウーファー用のパワーアンプであるT1500-1dbcpをインストール。ここのデザインではベースとなるオーディオボードから浮かび上がるようにパワーアンプを設置しているのが特徴。多層構造のボードやアクリルを巧みに使ったカスタム処理が見応え満点の作り込みだ。

サブウーファーはボードの中央部にレイアウトされている。ロックフォードT0D210の巨大なマグネット面を見せる処理は迫力満点。周囲を取り囲むようにオレンジ×ホワイトのボードをデザインして、サブウーファーを中心としてラゲッジの左右に広がる、つながりのあるデザインを作った。いずれも平面的な処理にせず、奥行きをしっかり感じさせる処理を随所に施しているのもこのラゲッジの見どころでもある。

◆ラゲッジ上部から吊り下げ設置される外向きスピーカーで鳴りをサポート

オーバーヘッド部分にはパンチプロを使った中高域スピーカーをインストール。音飛びの良さから外向きアピールも万全だ。オーバーヘッド部分にはパンチプロを使った中高域スピーカーをインストール。音飛びの良さから外向きアピールも万全だ。

《オーバーヘッド部分にはパンチプロを使った中高域スピーカーをインストール。音飛びの良さから外向きアピールも万全だ。》

ラゲッジフロアにはエアサスタンクをインストール。デザインの一部の取り込んでいるのもラゲッジカスタムのこだわり。ラゲッジフロアにはエアサスタンクをインストール。デザインの一部の取り込んでいるのもラゲッジカスタムのこだわり。

《ラゲッジフロアにはエアサスタンクをインストール。デザインの一部の取り込んでいるのもラゲッジカスタムのこだわり。》

リアゲートの内張りにまでインテリアのオレンジカラーで処理が施されている。内装の統一感はフロントからリアまで抜かりない。リアゲートの内張りにまでインテリアのオレンジカラーで処理が施されている。内装の統一感はフロントからリアまで抜かりない。

《リアゲートの内張りにまでインテリアのオレンジカラーで処理が施されている。内装の統一感はフロントからリアまで抜かりない。》

ラゲッジ上部にはシーリング側から吊り下げられる形状で中高域スピーカーがインストールされている。チョイスしたのはロックフォード・パンチプロシリーズの6インチミッドバス・PPS4-6とブレットトゥイーターのPP4-T。中高域の鳴りっぷりの良さを生み出すキーユニットでもあり、ラゲッジデザインのアイキャッチにもなる重要なパートとなった。

スペースの限られているラゲッジのフロア部にはエアサスのタンクが埋め込まれている。効率を考えて余すところなくラゲッジの各スペースを使い切るインストールは、まさにアイデア満載だ。さらにオーディオボードに施したダイヤキルト×オレンジ×ホワイトの処理を、リアゲートの内張りにまで加えることでインテリアのカラーコーディネートを完成させている。

親子二代にわたってカーオーディオをこよなく愛する坂本さん。渾身の作となったラゲッジに続いて、次回はコクピットまわりのカスタムについても紹介していくこととしよう。

《土田康弘》

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