実力ケーブルブランド“Zonotone”が、カーオーディオ愛好家の間で話題に? Part1 「Zonotone」とは? | Push on! Mycar-life

実力ケーブルブランド“Zonotone”が、カーオーディオ愛好家の間で話題に? Part1 「Zonotone」とは?

“Zonotone(ゾノトーン)”というケーブルブランドをご存知だろうか。ホームオーディオ愛好家の間で厚く支持されている国産ハイグレードケーブルメーカーの1つである。同社の製品が今、カーオーディオ愛好家たちにも徐々に使われ始めているという…。

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Zonotone・6NAC-Granster 3000α
  • Zonotone・6NAC-Granster 3000α
  • Zonotone・7NAC-Shupreme LE
  • Zonotone 前園力社長
  • Zonotone・6NSP-1500 Meister
  • Zonotone・7NAC-Granster 5000α
“Zonotone(ゾノトーン)”というケーブルブランドをご存知だろうか。ホームオーディオ愛好家の間で厚く支持されている国産ハイグレードケーブルメーカーの1つである。同社の製品が今、カーオーディオ愛好家たちにも徐々に使われ始めているという…。

さて“Zonotone”とはどのようなブランドで、製品にはどれほどの実力が備えられているのか。それらを深く探るべく、これから4週にわたって“Zonotone”特集を展開していく。第1回目となる今回は、同社の代表取締役社長である前園力氏へのインタビューの模様を掲載し、同社のポリシーや製品の特色を詳細に紹介していく。

Zonotone・7NAC-Shupreme LE


専門誌選定のアワードを続々と受賞し、知名度をますます高めている…。


ところで“Zonotone”とは実は、比較的に新しいブランドだ。設立は2007年。昨年に、創立10周年を迎えたばかりだ。しかしながら、ネームバリューはなかなかに高い。理由は2つある。1つ目は、いくつかの専門誌が主催するアワードに輝くなど、「受賞実績が多いから」である、主なところでは、『オーディオアクセサリー銘機賞2018』(主催:『季刊・オーディオアクセサリー』誌)の“グランプリ”を5年連続で受賞している。

2つめの理由は、「確固たるルーツを持ち、そのことも愛好家たちに周知されているから」だ。さて、“Zonotone”のバックボーンとは…。

「弊社の先代の社長(現会長)は、国産オーディオメーカーに就職しキャリアをスタートさせ、そして52歳になる頃(1987年)に、とある海外オーディオブランドの日本法人の社長に就任しました。ほどなくしてそこで、製品ラインナップの幅を広げるべく、高品質なケーブルの自社開発に着手し始めました。

1990年には、日本で初めて“7Nオーディオケーブル”の商品化を果たし、以後も数々の革新的なケーブルを世に送り出し続けてきました。そして71歳でその職を退いた後、一旦は引退を決意するのですが、より良いケーブルを作り続けてほしいというお声をいただき、また自身にもやり残したことがあるという思いもあったようで、理想のケーブルを開発しようと一念発起し“Zonotone”を立ち上げたんです。

ブランド自体は新しいのですが、会長自身は長きにわたりオーディオケーブル作りのフロントランナーとして走り続けてきました。その積み重ねによって培った理論と技術をベースにして、“Zonotone”は誕生したんです」

Zonotone 前園力社長

素材の純度にこだわり、構造にこだわり、国内生産にこだわる…。


続いては、“Zonotone”製品の特長を訊いた。

「ポイントは4つあります。まず1つ目は、“純度の高い素材で作られていること”です。まずは素材ありき。素材の純度がすべてに優先するという哲学でケーブル作りに取り組んでいます。“7N”や“6N”といったプレミアム銅をはじめ、高純度の“PCUHD”、6N高純度銅相当の特性を持つ“HiFC”、“純銀OFC”など、厳選し吟味した素材だけを使って製品作りを行っています。

2つ目は、“構造にとことんこだわりが注入されていること”です。純度にこだわった素材を複合して用い、1つの製品を作り上げていきます。同じ素材であっても線径の異なるものを複数使用したり、また1つ1つの素材をそれぞれ被膜でくるんだり。ハイエンド製品では相当に複雑な構造が採用されています。

ピュアな伝送を重要視しつつも、“音楽を楽しめる”ケーブル作りを目指していて、構造を複雑化させることでケーブルによる音作りを成し遂げようとしているのです。

そしてポイントの3つ目は、“日本国内で作られていること”です。材料の調達から組み上げまですべてを国内でまかなっています。これにより製品クオリティの信頼度を上げることができていて、さらには低価格化にも貢献できています。輸入マージンが発生しないからです。トップエンドのモデルはそれなりの価格にはなっていますが、各製品ともそれぞれコストパフォーマンスは高いと自負しています。エントリーモデルに関しては十分にリーズナブルな価格に抑えることができていますし。音楽がお好きな方々に、手頃な価格でより良い音を楽しんでいただきたいと考えながら、製品作りに取り組んでいるんです」

Zonotone・6NSP-1500 Meister

近年、徐々にカーオーディオ・プロショップからの引き合いが増加して…。


特色はさらにもう1つある。

「ポイントの4つ目は、“耳での評価を重視して仕上げられていること”です。長きに渡って行ってきた膨大な試作と試聴の繰り返しによるデータや、物理的、科学的分析から得られる解釈等々、理論に基づいて製品作りを行っていますが、最後は実際に聴いて製品の仕様を決定しています。ピュアであることを基本に、音楽性が高い、この音が一番心地良い等々を耳で評価して音作りをしています。

なお弊社の製品は、中低域のボリューム感が大きいと評されることが多いのですが、フラットなサウンドというよりも、ピラミッド型に積み上がった音を目指しています。製品ごとで方向性が異なる部分はありますが、基本哲学としては、土台をしっかりと築いてその上に中音、高音を積み上げていく、そういったサウンドを目指しています」

さて、最近はカーオーディオ愛好家にも選ばれ始めているということなのだが、そうなった経緯についても教えてもらった。

「4、5年前から徐々に、カーオーディオ・プロショップ様からも注文していただけるようになったんです。そしてそれが次第に増え始めてきて。口コミで評価が伝わっているのでしょうか。ちなみに今のところは上級モデルのご注文が多いですね。弊社の製品は上級モデルともなると相応に太くなるのですが、それでも使っていただけていて有り難く思っています」

Zonotone・7NAC-Granster 5000α

「カーオーディオ愛好家の方々におすすめできる態勢が整ってきました」


なお、最近はカー用での使用も考慮した新製品も増えつつあるという。

「2年程前から、車載での使用も視野に入れて製品作りを行っていこうと考え始めました。リーズナブルでかつインストール性の高いグレードのいくつかの製品については、耐熱105度を達成できています。ようやくカーオーディオ愛好家の方々におすすめできる態勢が整ってきました。

今後も、クルマの中でも安心してお使いいただける製品を拡充させていきたいと考えています。さらに多くのカーオーディオ愛好家の方々に使っていただけたら嬉しいですね。まずは“Zonotone”を知っていただいて、そしてぜひ試していただきたいと思っています」

なお、“Zonotone”製品のカーオーディオ・プロショップへの供給は、“イース・コーポレーション”がその役割を担っている。“Zonotone”に興味があれば、“イース・コーポレーション”までお問い合わせを。

さて、“Zonotone”というブランドの技術的なバックボーンや、ケーブル作りに対してのポリシーをご理解いただけただろうか。話を聞けば聞くほどに、“Zonotone”の音が気になってきた。そこのところを知るべく、試聴取材を申し込んだ。次週からは3回にわたり、その模様をお伝えしていく。スピーカーケーブル、ラインケーブルの現行全モデルについてテストを実施し、“Zonotone”の実力と魅力を明らかにしていこうと試みる。

愛車のサウンドをもっと良くしたいと思っている方々、そして、より自分の理想とするケーブルを探したいと考えている方々は、次週以降のインプレッションリポートも、お読み逃しのなきように。
《太田祥三》

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