ビギナー必見! システムに“コントロール機能”をアドオン! Part12「注目ユニット紹介・後編」 | Push on! Mycar-life

ビギナー必見! システムに“コントロール機能”をアドオン! Part12「注目ユニット紹介・後編」

“コントロール機能”をシステムに追加することをおすすめする短期集中連載をお届けしている。今回はその最終回として、前回から引き続き「注目ユニット紹介」の後編をお贈りする。個性的な3機の“コントロールユニット”について、見どころを端的に解説していく。

カーオーディオ 特集記事
「JLオーディオ」の『VXi』シリーズのコントロール画面。
  • 「JLオーディオ」の『VXi』シリーズのコントロール画面。
  • 「グラウンドゼロ」の『GZDSP 4.80AMP』。
  • 「グラウンドゼロ」の『GZDSP 4.80AMP』の調整画面。
  • 「レインボウ」の『DSP1.8 + WiFi Module』。
  • 「レインボウ」の『DSP1.8 + WiFi Module』の調整画面。
  • 「JLオーディオ」の『VXi』シリーズ。
“コントロール機能”をシステムに追加することをおすすめする短期集中連載をお届けしている。今回はその最終回として、前回から引き続き「注目ユニット紹介」の後編をお贈りする。個性的な3機の“コントロールユニット”について、見どころを端的に解説していく。


■内蔵パワーアンプのch数を絞り、これならではの利点を獲得!

1機種目として取り上げるのは、発売されて間もない「パワーアンプ内蔵DSP」の注目株、ドイツのカーオーディオメーカー「グラウンドゼロ」の『GZDSP 4.80AMP』(税抜価格:10万円)だ。

当機の特長は主に3つある。まず1つ目は、「内蔵パワーアンプがパワフルであること」。つまりこれを導入することで、“コントロール機能”の追加と“外部パワーアンプ”の追加を同時に成し遂げられるのだ。

2つ目の特長は、「ライン出力を4系統備えていること」。「パワーアンプ内蔵DSP」の多くは発展性の低さが弱点ともなり得るが、当機は例に漏れ、システムを拡張させることも可能となるのだ。

3つ目の特長は「手頃なこと」。パワーアンプがハイパワーなのにある程度の小型化が実現できていて、かつ価格も比較的に抑えられている。

なおこれが実現できているのは、内蔵されているパワーアンプのch数が少ないからだ(4chのみ)。なので、当機を導入しただけの時点では構築可能なシステムパターンは限定的となってしまう。しかし内蔵パワーアンプのch数を絞ったことで合理的にカーオーディオを始められるようになっているわけで、これはこれで理に叶ったアプローチと言える。なお、内蔵パワーアンプは2Ω接続や4Ωブリッジ接続も可能であり、フレキシビリティも備えられている。

まずはミニマムなシステムから始めておいおいシステムを発展させようと考える向きには、当機はぴったりだ。注目して損はない。


■チューニングと音楽データの転送を、“Wi-Fi”で行える!

続いては、同じくドイツブランドである「レインボウ」の『DSP1.8 + WiFi Module』(税抜価格:15万円)をピックアップする。

当機は「単体DSP」に分類される機種である。つまり、これとは別に「外部パワーアンプ」も導入する必要があり、使いこなすための難易度が高いタイプとなっている。しかしながらそれだけに、好みのパワーアンプを厳選することができる等々、自由度が高く、かつより本格的なシステムの構築が可能となる。

さて、そんな「単体DSP」の1つである当機には、他の同様なタイプのユニットと比べて大きく異なるこれならではの利点が2つ備えられている。1つは、「コントロールをスマホやタブレットで行えること」。そしてもう1つは「スマホやタブレットとのWi-Fi接続が可能なこと」である。

「単体DSP」の多くは、調整作業をパソコンで行うこととなるが、そうであると思い立ったときに調整を変えられないというデメリットが生じる。パソコンを車内に常備しておけば話は違うが、なかなかそうもいかないからだ。しかし携帯端末でそれを行えるのであれば、調整作業を実行しやすくなる。

そして当機の場合はそれをワイヤレスで行うことも可能だ。さらには、携帯端末内の音楽データの送信もワイヤレスで、しかもBluetoothよりも高音質が期待できる“Wi-Fi”で実行できるのだ。

本格派であり、かつ使い勝手の高い「単体DSP」をご所望ならば、当機は候補になり得る。要チェック。


■フラッグシップ・パワーアンプに「DSP」を内蔵!

さて、最後に紹介するのは、人気アメリカンブランドの1つ「JLオーディオ」の『VXi』シリーズだ。

当シリーズは「パワーアンプ内蔵DSP」に分類できるが、むしろ「DSP内蔵パワーアンプ」と捉えるべき製品に仕上げられている。「DSP」も十二分に高性能なのだが、それ以上に「パワーアンプ」としての性能が磨き上げられているからだ。完全なる“フラッグシップ・パワーアンプ”なのである。

ちなみに「JLオーディオ」は、フルレンジで使えるDクラスパワーアンプの開発に早くから取り組んだブランドの1つであるのだが、当『VXi』シリーズは、その取り組みの集大成と言うにふさわしい出来映えを示している。同社ならではの最新技術がふんだんに盛り込まれているのだ。

その上で当シリーズには、さらなる特長が備えられている。取り上げるべきは主に3点ある。1つ目は「多chモデルも豊富に用意されていること」。同社は各シリーズで多chアンプを多彩に用意しているのだが、それは『VXi』シリーズでも同様だ。多chアンプを選ぶと、大がかりなシステムであってもパワーアンプは1台でまかなえる。『VXi』シリーズにおいては「DSP」までワンボディに収められているので、多chパワーアンプの利点がさらに活きてくる。

特長の2つ目は、「コントロールをパソコンでも携帯端末でも行えること」。両方が使える機種は、他ではなかなか見当たらない。

特長の3つ目は「複数台を連結して使用できること」。当シリーズには発展性も備えられていて、超ハイエンドシステムの構築も可能となっている。最新機種ならではの使い勝手を味わえる本格機種がいいという方は、当機をお忘れなきように。


当短期集中連載は以上を持って終了とさせていただく。システムに“コントロール機能”を追加できる機器は今、続々と新作が登場中だ。考え方次第でいろいろな選択肢が浮上する。もしもまだこれを取り入れていないという方は、自分なりのアプローチでぜひともお試しを。
《太田祥三》

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