「グラウンドゼロ」から高級ホーム用スピーカー『GZ The Reference』が登場! その音に込められた想いとは…。 | Push on! Mycar-life

「グラウンドゼロ」から高級ホーム用スピーカー『GZ The Reference』が登場! その音に込められた想いとは…。

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グラウンドゼロ・GZ The Reference
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ドイツ発の実力カーオーディオブランド、「グラウンドゼロ」から、高級ホーム用スピーカーが新登場した。その名は『GZ The Reference』(税抜価格:200万円)。この実機が、正規輸入代理店であるイース・コーポレーションの元に届けられたという知らせを受け…。


■製品層の分厚さを特長としている「グラウンドゼロ」だが、近年特に注力しているものと言えば…。

「グラウンドゼロ」は今や、押しも押されもしない人気ブランドの1つとなっている。日本に初めて紹介されたのは比較的に最近であり(初上陸は2013年春)、その時点では日本での知名度はほとんどないに等しい状況だったが、製品の性能の確かさが口コミで広がり、僅かな時間で一躍トップブランドの仲間入りを果たしたのである。

なお、「グラウンドゼロ」の支持のされ方には特長がある。それは、「幅広い層に愛用されている」ことだ。スーパーハイエンドと呼ぶべき超高級アイテムから、最廉価クラスの製品まで幅広くラインナップし、それぞれが高いコストパフォーマンスを発揮し、初級者から超上級者までに確かな満足を与えている。

その人気ぶりは世界共通、とのことだ。Hi-Fiが盛んな国ではHi-Fiユーザーに愛用され、SPL(音圧競技)やESQL(外向きの音質競技)が盛んな国ではそれらコンペティターの寵愛を受けている。そして低価格帯の製品が主力となる国々でも、ライトユーザーたちに積極的に選ばれているという。多様なニーズに応えられることを武器に、「グラウンドゼロ」は今、世界でもっとも人気を博しているカーオーディオブランドの1つとなっている。

このように、製品の多彩さをストロングポイントとしている同社であるのだが、近年は特に、『Referenceシリーズ』への注力が目立ってきている。魅力的な製品が、次々と投入されているのだ。

今回のこの『GZ The Reference』は、その流れの象徴と捉えることができそうだ…。

■投入初年度から、『Referenceシリーズ』のパワーアンプはスマッシュヒットを記録。

続いては、「グラウンドゼロ」が『Referenceシリーズ』にどう力を注いできたのかを再確認すべく、同シリーズの系譜を振り返ってみようと思う。

日本初上陸を果たした2013年、『Referenceシリーズ』には以下のような製品が揃えられていた。まずパワーアンプでは2グレード計5モデルを用意。『GZPA Reference 2T/4/2』という税抜価格(当時)が31万5000円のモデルが3機、『GZPA Reference 2XS/4XS』という税抜価格が22万円のモデルが2機(こちらは現在も継続販売中)。回路に真空管が組み込まれた『GZPA Reference 2T』が特に注目を集めたものの、これだけにとどまらず、それぞれがスマッシュヒットを記録した。発売開始1年目にして『Referenceシリーズ』のパワーアンプは、“音の良いアンプ”として広く認識されることと相成った。

スピーカーでは、ツィーター『GZPT Reference 28』(税抜価格:18万円)、ミッドレンジ『GZPM Reference 80』(税抜価格:26万円)、ミッドウーファー『GZMW Reference 180』(税抜価格:42万円)の3アイテムが用意された(すべてマイナーチェンジ後の現行モデル)。

ちなみに『GZPW Reference 18』(マイナーチェンジ前の品番)と『GZPT Reference 28』は、EISA(ヨーロッパ圏の映像・音響に関連する専門誌で構成される業界団体)が選定する「ベストプロダクト2012-2013」を受賞、また『GZPA Reference 2T』も同「ベストプロダクト2013-2014」を受賞している。


■遂にはスーパーハイエンドパワーアンプ、『GZPA Reference 2PURE/4PURE』も投入!

続いて2015年の2月には、『Referenceシリーズ』で初となるサブウーファー、『GZPW Reference 250』(税抜価格:29万円)も登場する。

「グラウンドゼロ」は当初、サブウーファーの高価格帯の製品としては、高音質モデルでありかつSPL競技にも力を発揮するタイプの製品を並べていた。その印象が強く、「グラウンドゼロ」というと音圧競技にも強いブランドと認識されてもいたのだが、遂に、音質に徹底的にこだわったサブウーファーを完成させ、市場に送り出してきた。

なお当機もまた、EISAの「ベストプロダクト2015-2016」を受賞している。高性能であるお墨付きも得て、『GZPW Reference 250』は日本国内でも好調なセールスを記録した。

そして2016年3月には、圧倒的な高音質パワーアンプが2ライン、新登場を果たす。『GZPA Reference 2PURE/4PURE』(税抜価格:72万円)と、『GZPA Reference 2SYM/4SYM』(税抜価格/51万円)がそれである。

特に『Reference PUREシリーズ』の音へのこだわり度合いは、鬼気迫るものがある。クロスオーバーやフェイズシフトコントロール等の機能をすべて排し、回路基盤にはデュアルパワーサプライを採用したシンメトリー構造を採用。そして高品位なロジウムメッキRCAコネクター、専用設計されたMCapキャパシター、サンケン電気製トランジスター、Alps社製ゲインコントローラー等々、搭載パーツにも贅が尽くされている。

当機については試聴取材も行ったが、その研ぎ澄まされたハイクオリティサウンドに、ただただ驚かされるばかりだった。厚み、解像度、情報量、リアリティ、緻密さ、すべてのファクターが最上レベル。鮮烈なインパクトを放っていた。

そして『GZPA Reference 4PURE』が、またもやEISA「ベストプロダクト2016-2017」を受賞する。

このように「グラウンドゼロ」は『Referenceシリーズ』に意欲作を次々と投入し、高みを目指し続けてきた。


■「グラウンドゼロ」の『Referenceシリーズ』の1つの到達点がここに…。

さて、『Referenceシリーズ』に情熱を注ぎ込んできた「グラウンドゼロ」が、満を持して送り出してきた同社初となる高級ホーム用スピーカー『GZ The Reference』。当機がどのようなサウンドを奏でていたのかを、じっくりとリポートしていこう。

第一印象をひと言で言うならば、「ダイナミック」。サウンドステージが広大で、奥行き感もこの上なく深い。音域のレンジも広く、そしてダイナミックレンジも大きい。なので、表現力が深く、楽曲の説得力もすこぶる強い。

同時に、余裕たっぷりであることにも唸らされた。いとも簡単に「ダイナミック」な音場を展開させている。サウンドは大迫力であるのだが、それが至って軽快に紡ぎ出されていく。音に一切のストレスがないので、聴いていて実に心地良い。

その一方で、繊細さも併せ持つ。音のきめ細やかさは、これまで体験してきた音の中でもトップクラス。どこまでもスムーズで、音数も極めて多い。

また、フォーカスのシャープさにも感心させられた。音の出所がピンポイントで、音量の小さな音の輪郭もクッキリと描かれている。リアリティの高さも申し分ない。

さらにはこれぞ「グラウンドゼロ」というべき、低域のエネルギー感も思う存分堪能できた。音楽を存分に楽しく聴かせてくれるスピーカーでもある。至福の時間を過ごすことができた。

これにより「グラウンドゼロ」は、『Referenceシリーズ』の1つの到達点を示した。その上で、同シリーズに力を注いでいくことへの改めての決意表明も、音に込めているのではないだろうか…。“The Reference”という名のスピーカーから聴こえてくるサウンドに浸りながら、そんな思いが頭をよぎった。

次なるカー用の新たな『Referenceシリーズ』の登場にも、期待が膨らむ。今後は、どのようなニューモデルが姿を現すのか…。楽しみに待ちたい。
《太田祥三》

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