アンティフォン 松居邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど~なのよ?』 No.100 新「デモカー・製作記」#05 | Push on! Mycar-life

アンティフォン 松居邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど~なのよ?』 No.100 新「デモカー・製作記」#05

カーオーディオ 特集記事

アンティフォン 松居邦彦の『カーオーディオ そこんとこ、実際ど~なのよ?』 No.100 新「デモカー・製作記」#05
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今回で当連載は、記念の100回目を迎えた。今後も松居さんならではの視点で、カーオーディオを斬っていただこうと思っている。さて、ニューデモカーの製作記をお届けしているのだが、今回の記事では新展開をお伝えしていく。どのような新展開なのかというと…。


今回からまた、ダイヤトーン・DS-SA1000を搭載するニューデモカーの製作記に戻ることとする。

ところで、数回話を横道にそらしている間に、今回のデモカーを新しくする計画は、クルマそのものから新しくする計画へと変更された。

当初はAudiのスピーカーシステムを、ダイヤトーン・DS-SA1から最新のDS-SA1000に更新するだけの計画だったのだが…。

新しいベース車は、ポルシェ・マカン。現車はまだ手元に来ていないので未確認ではあるが、Audi A4とフロアは共用しているはずなので、雰囲気は近いのではと思っている。もしかするとAudi用に製作した、タモ材とコーリアンを組み合わせたドアパネルは、そのまま使えるのではと思っている。ただしSUVなので、着座位置が高くなり定位感は変わるだろう。

さて、今度のチャレンジにおけるシステムレイアウトだが、スピーカーレイアウトは、2ウェイ+サブウーファーという、シンプルなシステムにしようと思っている。ヘッドユニットは純正のまま、ソースユニットとしてSONYのハイレゾウォークマンを使用し、その信号をヘリックスのDSP-PROで制御する(この組み合わせは以前のものを継続する)。また、パワーアンプもモスコニ・ZERO 4を継続して使うことにする。クルマがまだ届かないのでサブウーファーをどうするかは未定だ。Audiではキッカー・ソロバリックL7の一番小さいタイプを使用していたが、ダイヤトーン・SW-G50にすることも考えている。

実は、SW-G50はAudiでも一度試したことはあったのだが、燃料を入れるコックの扉の真裏に強力なマグネットが存在することとなり、マグネットロックが誤動作してしまい扉が開かなくなる症状を発症してしまった。これを回避できずにキッカーに戻した経緯がある。ただ、キッカー・ソロバリックの粘り気のある低域はとても気に入っていた。さらには、Audiではスモールエンクロージャーで使用できるところも条件で、その点でもキッカーが良かったわけだ。

マカンでも同条件であれば、同じくスモールなエンクロージャーで使用できるサブウーファーである、カロッツェリアのTS-W1000RSも候補の1つとなるが、さて、どうなるか。スペースに余裕がある場合には、モレルのサブウーファーを使う、という手もあるかもしれない。

DS-SA1000の音色はブリリアントな傾向だと思っている。そのままSW-G50の軽やかな低域と組み合わせるのがいいか、ダークなトーンと組み合わせ音楽的な幅を広げることを狙うのか…。

それともう1つ、まだ頭の中のみのアイデアではあるが、隠れ技も考えている。その場合、解像感の高いスペクトラムバランスを腰高に感じさせないように低域の存在感をどうするかがポイントだと考えている。

今年のコンペティションシーズンに間に合うように製作するつもりだ。

3ウェイと比べると音の密度が薄く感じられる2ウェイであるのだが、DS-SA1000はこれまでのスピーカーにはなかった広い範囲のピストンモーション領域を得ている。それを利して、今までの2ウェイにはなかった解像度を手にしたいと思っている。

そうした後、コンペティションを闘う上でのポイントとなるのは、“味付け”にあるのだが…。

クルマはもう数日で手元に届く。次回には、システムを構築後の話をお伝えできるはずだ。コンテストを直前に控え、サウンドがどのような方向性となっているのか、詳しくリポートできたら、と考えている。
《松居邦彦》

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