“BEWITH”の最新プロセッサー『STATE A6R DUAL』の実力を徹底検証! 搭載デモカーの音を聴く。 | Push on! Mycar-life

“BEWITH”の最新プロセッサー『STATE A6R DUAL』の実力を徹底検証! 搭載デモカーの音を聴く。

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Audi・A5  by プロショップ ヴォーグ
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国産ハイエンドカーオーディオブランド“BEWITH”の、最新プロセッサー『STATE A6R シリーズ』。今年2月に発表され5月上旬より順次発売されている、このド級ユニットの実際の能力を検証すべく、専門店製作のデモカーを取材した。向かった先は…。

千葉県の実力店“プロショップ ヴォーグ”だ。同店のデモカーには、『STATE A6R シリーズ』の中の、「デュアルモノラル2台使用に特化した」『STATE A6R DUAL』が搭載されていた。これまでも幾度か、当製品の性能をご紹介する記事を掲載してきたが、今回はプロショップの視点を取材することで、当機の実力の神髄に迫ろうと試みる。


■フル“BEWITH”のシステムで、“最高の音”を提示することを目指す。

最初に、“プロショップ ヴォーグ”製作のデモカー、“Audi・A5”に搭載されているシステム構成からご紹介したい。使用ユニットはすべて、“BEWITH”の製品で固められている。メインユニットが『STATE MM-1D』、パワーアンプが『P-1R』×6台、スピーカーはすべて『Confidence lllシリーズ』の製品だ。トゥイーターが『C-50lll』、ミッドウーファーが『C-130lll』、サブウーファーが『C-180lll』という顔ぶれである。そして、プロセッサーには『STATE A6R DUAL』が使われている。

当車の製作コンセプトは、ズバリ、「“プロショップ ヴォーグ”が作り得る最高のサウンドを聴かせること」だ。そのために、最高峰のユニットがチョイスされ、同店の持てるインストール技術、サウンドチューニング技術のすべてが投入されている。ただし、プロセッサーについては、最高峰のユニットとするならば『STATE A6R シリーズ』のトップエンドモデル、『STATE A6R MONO』があるわけなのだが…。

それが使われなかった理由を、「プロショップ ヴォーグ」の渡邊マネージャーは、次のように説明してくれた。

「性能はもちろん、『STATE A6R MONO』のほうが上ですが、価格が飛び抜け過ぎていますよね(『STATE A6R MONO』は税抜240万円、『STATE A6R DUAL』は税抜80万円)。いずれはそれを用いて最高のサウンドをデモするショップデモカーを作ってみたいとは思っていますが、現時点ではまず、『STATE A6R DUAL』のポテンシャルをどこまで引き出せるかにトライしようと考えたんです」


■“調整能力の詳細さ”と、“完全なchセパレーション”が当機のストロングポイント。

次に、『STATE A6R DUAL』とはどのような製品であるのかを、渡邊さんにお聞きした。

「当機が登場するまでは、『AZシリーズ』が最高のプロセッサーだと考えていました。調整能力的にも、音色、音質的にも。しかし『STATE A6R DUAL』は遂にそれを越えましたね。長所は主に2点。1点はチューニング能力の高さです。

例えば、イコライザーのバンド数が『STATE A6R DUAL』では、『STATE A6R』と比べて“倍”になります。1chあたり30バンドとなり、左右で言えば90バンドずつ。しかもバンドごとの周波数ポイントはほぼ任意に選べます。

ここまでの詳細なイコライザーが必要かというと、使ってみたらよくわかりました。必要ですね(笑)。ホームオーディオにおいても、部屋の大きさに応じた定在波が何らか発生しますし、ましてやクルマの中で、周波数特性が乱れないということは有り得ません。補正は絶対に必要なんですね。そしてそれを徹底的に行おうとすれば、イコライザーは詳細であるに越したことはないんです。

長所の2点目は、左右のchセパレーションが完全である、ということです。『AZシリーズ』も相当にchセパレーションが高く、その弊害は存在していないと思っていましたが、ここまでのchセパレーションの良さを体験すると、『AZシリーズ』であってもchセパレーションはパーフェクトではなかったと認めざるを得ないですね。

完全なchセパレーションが得られたことで、ステージングの出方ががらりと変わりました。本来のステレオ再生ができるようになった、という印象です」


■ステージ全体の立体感がこの上なく、かつ、1音1音の実在感も素晴らしい。

では、実際のサウンドはどうなのだろうか。運転席に乗り込み、デモ音源をじっくりと聴かせていただいた。

曲が始まり最初に感じたことは、1音1音の実在感の高さだ。微細な音量の音も、すべて3Dの状態で目の前から飛んでくる。それぞれに芯があり、密度が濃く、ハリがある。通常の音はもっと半透明状態であり、前から飛んできて自分の体をすり抜けていくのだが、このクルマの音は、体にぶつかって跳ね返るイメージなのだ。

そして、ステージがすこぶる立体的だ。遠くにある楽器の音は遠くから、近くの楽器の音は近くから飛んでくる。フロントガラス、サイドガラスの存在は感じない。自然に広大なサウンドステージが目の前に広がっている。

ここまでのリアリティのあるサウンドが、聴き手を感動させないわけがない。曲の世界に深く引き込まれるので、音楽の良さにどっぷりと浸ることができる。なんとも心地良い…。

フル“BEWITH”サウンドの、1つの究極形を見た思いがした。このクルマの音は凄い。

なお、ここまでのサウンドが出せるのは、「単に、『STATE A6R DUAL』の能力が高いから」、ということではない、と渡邊さんは語る。『Confidence lllシリーズ』という傑作スピーカーがあり、その性能を引き出すために、『P-1R』があり『STATE A6R DUAL』がある。それらの総合力で、このサウンドが成し遂げられている、とのことだ。


今回の取材でまた改めて、『STATE A6R DUAL』の凄さ、“BEWITH”サウンドの奥深さを体感することができた。“プロショップ ヴォーグ”のお近くにお住まいならば、またはお近くに来る機会があれば、1度、この“Audi・A5”の音を聴かれることをおすすめしたい。新たな発見があることは、間違いない。
《太田祥三》

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