グラウンドゼロの頂点に君臨するパワーアンプ "REFERENCE" | Push on! Mycar-life

グラウンドゼロの頂点に君臨するパワーアンプ "REFERENCE"

世界で活躍するドイツ生まれのブランド:グラウンドゼロ。サブウーファーの開発から端を発し、コンポーネントスピーカー、コアキシャル、パワーアンプ、プロセッサー、ケーブル類を含むアクセサリーまで豊富なラインアップを揃える。

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グラウンドゼロの頂点に君臨するパワーアンプ

世界で活躍するドイツ生まれのブランド:グラウンドゼロ。サブウーファーの開発から端を発し、コンポーネントスピーカー、コアキシャル、パワーアンプ、プロセッサー、ケーブル類を含むアクセサリーまで豊富なラインアップを揃える。

同社は、コンペ用というイメージをもつユーザーもいるだろうが近年、高音質再生を視野に入れた高品位な製品を打ち出している。各カテゴリーのラインアップは年々充実。その中でパワーアンプは独自の回路を導入し、他社にはない魅力溢れるものだ。

最高音質を誇るREFERENCE PUREとREFERENCE SYM、そしてREFERENCE。他GZPA、GZNA、GZHA、GZRA MICRO、GZIAとリファレンスを含め、6カテゴリーを用意。REFERENCEシリーズ3つのバリエーションから使い易く、価格を含め定番モデルのGZPA REFERENCE 2XS/4XS、本体価格22万円(税別)をご紹介しよう。

REFERENCEシリーズの筐体は格調高いカッパーアルマイト処理と美しい仕上げに目がいく。GZPA リファレンス2XS、4XS両機とも十分な電源強化が施され、内部基盤にはシールドカバー付き大型トロイダルトランスを搭載。厳選されたハイエンド用オーディオトランジスター、国内トップメーカーのエルナー社のコンデンサやドイツのムンドルフ社のキャパシター、TI社製バーブラウンICなど高級パーツを惜しみなく投入。ドイツ製品ならではの豪奢な作りとなっている。増幅部は、通常のクラスAB領域からクラスA領域付近まで調整可能なバイアス可変機能回路を導入。またボトルパネルがアクリル製スモーク仕上となっており、内部にある白色LEDが電源オンと同時に点灯、基盤や高級パーツを幻想的にライトアップするという。

GZPA REFERENCE 2XSは、定格出力2ch×200W(4Ω)。4XSは定格出力4ch×120W(4Ω)。いずれもクロスオーバーを内蔵、ハイパス40Hz~3kHz、ローパス40kHz~3kHz(バンドパス可)。
2XSは、Bass Remote付属。2XS、4XSともにVariable Bias Setting回路を搭載。任意調整で音質とパワーのパランスを整えることができる。すなわち特性カーブをAB級⇆A級動作付近とコントロールできる。

さすが高品位なパーツを惜しみなく投入されただけあって、基本をしっかりと押さえた音創りとなっている。電源強化による低域の量感と制動力も十分。
なお最上級REFERENCE PUREとREFERENCE SYMは受注生産モデル。両機はパワーアップとクオリティをさらに具現化し究極を求めるハイエンドユーザーに好適なパワーアンプといえるだろう。

《永松巌》

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