4月から『ETC2.0』の新サービスがスタート! これに対応する“発話型”『ETC2.0車載器』の新製品を、三菱電機が発表! | Push on! Mycar-life

4月から『ETC2.0』の新サービスがスタート! これに対応する“発話型”『ETC2.0車載器』の新製品を、三菱電機が発表!

三菱電機から、新たな『ETC2.0車載器』が発表された。当機は主流であった“カーナビ連動タイプ”ではなく、単体でサービスの享受を完結できる“発話型”。さて、当機の特長は何なのか…。4月から始まる『ETC2.0』の新サービスの内容解説とともに、詳細にお伝えする。

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三菱電機 EP-E216SB オープン価格
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三菱電機から、新たな『ETC2.0車載器』が発表された。当機は主流であった“カーナビ連動タイプ”ではなく、単体でサービスの享受を完結できる“発話型”。さて、当機の特長は何なのか…。4月から始まる『ETC2.0』の新サービスの内容解説とともに、詳細にお伝えする。

■『ETC2.0』を知らないと損をする、そんな時期にいよいよ突入。

ところで『ETC2.0』とは何なのかご存じだろうか。実は今、これが何なのかを知らないと損をしかねない、という時期に来ている。

であるので最初に『ETC2.0』とは何か、からご説明していこう。まず前提としてご理解いただきたいのは、『ETC2.0』とは“サービスの名称”である、ということ。『ETC』とは“電子料金収受システム”のことを指すが、それに“2.0”が付くと、それとは別の“サービス”の名前となるのである(一部『ETC』も関連してはいる)。

では、『ETC2.0』とはどんなサービスなのだろうか。ひと言で言うならば、「“ITSスポット”とクルマ側の“対応機器”との間で高速・大容量通信を行い、それによって広域な道路交通情報等が提供されるサービス」である。

ちなみに、以前まで『ITSスポットサービス』と呼ばれていたサービスがあったのを覚えているだろか。実を言うと『ETC2.0』とは、『ITSスポットサービス』と同じものである。それから名称が変わっただけ、なのだ。

実際、今年の3月までは、単に名称が変わっただけの状態だ。そこに今、新サービスが加わろうとしている。その新サービスとは、ずばり「渋滞等を迂回する経路を走行したドライバーを優遇する措置」である。要は「高速道路料金の新割引サービス」だ。それがいよいよ4月1日からスタートすることとなったのだ。

『ETC2.0』を知らないと損をする、という理由はここにある。対策を講じないと新たな割引サービスを受けられないのだ。

次に割引サービスの中身を解説しておこう。当サービスはこの4月からスタートして、以後も随時拡大していく予定なのだが、まずは「圏央道(新湘南バイパスを含む)の環状道路としての機能の有効利用を促す」ために発動される。

そもそもこの4月1日から首都圏の高速道路料金が変更される。今回の首都圏の高速道路料金の変更の柱は「首都高を使うルートに対しての、圏央道・外環道を使うルートの高速道路料金の値下げ」である。それに『ETC2.0』での割引も加算される、という寸法だ。

割引の具体的な金額については、区間によってまちまちなので、NEXCO東日本が運営している高速道路情報サイト「ドラぷら E-NEXCOドライブプラザ」を閲覧し、その中の4月からの高速道路料金の説明がされているページに設けられている「簡易料金検索」で確認してほしい。例えば圏央道を使って、圏央厚木~白岡菖蒲へ移動する際、普通自動車で通常(ETC車載器を装着していない場合)、2,910円掛かる。一方でETC車載器を装着している場合は、2,690円で通行可能だ。さらにETC2.0車載器を装着している車であれば、2,450円で通行可能となり、通常料金と比べると15%以上値引きされるのだ。

■『ETC2.0』の恩恵を享受するためには、『ETC2.0車載器』が必要。

では、この新サービスのメリットを受けようとするために、どのような準備が必要なのだろうか。単刀直入に言おう。『ETC2.0車載器』が是が非でも必要だ。

ちなみに、これまでの『ITSスポットサービス』を受けるための機器であった『DSRC車載器』を“再セットアップ”することでも、この新サービスを享受することが可能となる。『DSRC車載器』と『ETC2.0車載器』は、呼び名が異なっているだけで、基本的な中身は同じなのである(DSRCとは通信技術の名称)。

さて『ETC2.0車載器』は、大きくわけて2タイプがある。1つはカーナビ連動タイプ、もう1つは単独でサービスを受けられる“発話型”である。

『ETC2.0』はそもそも「広域な道路交通情報」が得られるサービスであるので、ナビと連動させるとその情報を利用してのルート再探索が可能となるなど利便性は高くなる。なので、お使いのカーナビに対応する『ETC2.0車載器』が存在していたら、それを購入すると便利に使える。

しかしながら、お使いのカーナビに対応する『ETC2.0車載器』が用意されていないのなら、またはカーナビは必要ないと言うのなら“発話型”がおすすめだ。「広域な道路交通情報」等は音声で知ることができる。その上でさらに、新たな『ETC2.0』の高速道路料金の割引サービスも受けられる、というわけなのだ。

そしてこの三菱電機から発売される“発話型”『ETC2.0車載器』の新製品、『EP-E216SB』である。当機の特筆すべき長所は以下の3点だ。

1・「純国産品ならではの安心感」
2・「GPS・スピーカー内蔵のアンテナが“業界最小”であること」
3・「ETC誕生以来、長年車載器を作ってきた三菱電機ならではの信頼性」

実際、三菱電機の『ETC車載器』は、これまで多くのユーザーに選ばれてきた。支持されてきた理由はまさに、同ブランドの『ETC車載器』品質が評価されてのことである。高品位な『ETC2.0車載器』をお探しならば、三菱電機の『EP-E216SB』を要チェック。

『ETC2.0』という新サービスは、首都圏を抜けるような比較的に長距離のドライブをすることの多いドライバーにとって、特に有益なサービスである。遠くに出かけることが多いならば、『ETC2.0車載器』を搭載しない手はない。準備がお済みでない方は、早めのご検討を、ぜひに。

《太田祥三》

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