スバル車専用『DIATONE SOUND SPEAKER』が新登場! その音を実体験! パート1 概要解説 | Push on! Mycar-life

スバル車専用『DIATONE SOUND SPEAKER』が新登場! その音を実体験! パート1 概要解説

カーオーディオ・フリークからの絶大な信頼を得ているダイヤトーンから、スバル純正オプションスピーカーとして、『DIATONE SOUND SPEAKER・SR-GS100シリーズ』がリリースされた。果たしてこのスピーカーの実力は、ダイヤトーンの名にふさわしいものなのか…。

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  • 市販プレミアムモデルと同一の、「フロント左右独立31バンドグラフィックイコライザー」が、車種別に設定されている(当画面はユーザーからは見えない設定になっている。写真は設定画面のイメージ)。

カーオーディオ・フリークからの絶大な信頼を得ているダイヤトーンから、スバル純正オプションスピーカーとして、『DIATONE SOUND SPEAKER・SR-GS100シリーズ』がリリースされた。果たしてこのスピーカーの実力は、ダイヤトーンの名にふさわしいものなのか…。

それを知るべく、写真のデモカー、「スバル・レヴォーグ」の試聴取材を実行した。その模様を2回にわたってお届けしたい。まず今回は、これがどのような利点を持っているのかについて、ポイントを絞って解説していく。

ところで、ダイヤトーンのカー用スピーカーと言えば、名機『DS-G500』を筆頭に、「何も足さない、何も引かない」という同ブランド伝統の思想を忠実に継承するスピーカーとして、多くのカーオーディオ愛好家に認められているところである。

その『DS-G500』の凄さのポイントは、独自開発された振動板素材『NCV』にある。これがハイライトだ。同素材のポテンシャルが、とにかく高いのである。

ちなみに言うと、スピーカーとはかなりの“ローテク”な工業製品である。現在広く使われている「ダイナミック・コーンスピーカー」(円錐型の振動板=コーンが、フレミングの左手の法則に従って動き、音を発するスピーカー)が初めて製品化されたのは、1920年代のことである。以来、一世紀近く時間が経とうしている今でも、基本構造を変えていないのだ。

しかしながら、各所の素材においてはあまたの先進技術が注入されている。その中にあってこの『NCV』は、超ハイテクな注目すべき素材の1つ。振動板に求められるさまざまな要素を、ほぼ理想的に備えている素材なのである。

さて、このスバル純正オプションスピーカー、『DIATONE SOUND SPEAKER・SR-GS100シリーズ』である。実は当製品にもそのスペシャル素材、『NCV』が採用されている。エントリーグレードであるので完全に同じ素材ではないのだが、+アルファの工夫も施され、これならでは良さも持ち得ている。サウンドに、“ツヤ”と“量感”がもたらされているというのだ。特別にチューニングされたこの素材の名は、『NCVimpact』。より“インパクト”ある音楽再生が可能だという。

また、“車種専用設計”となっていることもポイントだ。対応車種は以下のとおり。「レガシィ」「レガシィ アウトバック」「フォレスター」「レヴォーグ」「WRX」「インプレッサ」「スバル XV」。気になる価格は、フロントスピーカーが3万8700円(税込)、リアスピーカーが2万7000円(税込)である。

なおこれに合わせて、車種専用のサウンドチューニングが施された純正オプションモデルの『DIATONE SOUND.NAVI』も用意されている。“ハイエンドオーディオ&カーナビゲーションシステム”である『DIATONE SOUND.NAVI』もまた、多くのカーオーディオの専門家、そして愛好家に高く評価されているスペシャルカーナビだ。特に、2015年10月にフルモデルチェンジされた現行モデル『NR-MZ100シリーズ』は、操作性、画質の美しさ、音質、さらにはナビ機能に至るまで、すべてがハイスペックなのである。

操作性においては、反応の速さを大きなストロングポイントとしている。ルート探索では従来比4.8倍のハイスピード化を実現。地図の拡大・縮小をピンチイン/アウトで行えたり、画面切換をフリック操作で行えるのだが、それらも実にスムーズだ。また、画質のキレイさも特筆点だ。広視野角で、かつ、太陽の光が当たっても画面が白飛びすることがほとんどない。

そして音質性能の高さは、まさしく折り紙付き。「アドバンスド32bit D/Aコンバーター」が搭載され、きめ細やかな再現性が実現されている。通常のカーナビに搭載されている“24bitDAC”と比較すると、その精細さはなんと、256倍を誇っている。

サウンドチューニング能力も、ハイエンド・カーオーディオとして一級品。これを駆使することで、車内のリスニング環境を理想的なコンディションに整えることが可能だ。スピーカーから音が聴こえてくる、のではなく、目の前に演奏シーンが見えるがごとくの“ステレオイメージ”を再現できる。

なお、ハイエンドカーオーディオユニットにおいての調整機能は、オペレーションがとても複雑だ。初心者には、到底使いこなすことはできない…。

しかし、スバル純正オプションで用意されている『DIATONE SOUND.NAVI』ならば、「音のプロ」による詳細なチューニングデータがプリセットされている。ユーザーは納車された時点で即、極上のサウンドを楽しめる、というのである。

さて、実力は触れ込みどおりなのか、否か…。それを確認したインプレッション・リポートは、次回に改めて公開する。がしかし、結論だけは先にお伝えしておきたい。『DIATONE SOUND SPEAKER・SR-GS100シリーズ』と『DIATONE SOUND.NAVI』が搭載された「スバル・レヴォーグ」では、ワンオフして構築した本格Hi-Fiシステムで聴かれるような心地良いサウンドが、十分に堪能できた。実力は本物だった。

詳細については、次回の記事でご紹介する。

《太田祥三》

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