【スピーカー交換のススメ】コストパフォーマンスに優れたスピーカー編 | Push on! Mycar-life

【スピーカー交換のススメ】コストパフォーマンスに優れたスピーカー編

先週に引き続き今週は、カスタムフィットシリーズのラインナップの中から、Jシリーズをご紹介しよう。このJシリーズは、車種別・場所別、10cm~17cm、16cm×24cm(6×9楕円)を含む4種類が用意され、すべてコアキシャル2ウェイ式。

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カロッツェリア TS-J1710A 希望小売価格 21,000円(税別/2個1組)

先週に引き続き今週は、カスタムフィットシリーズのラインナップの中から、Jシリーズをご紹介しよう。このJシリーズは、車種別・場所別、10cm~17cm、16cm×24cm(6×9楕円)を含む4種類が用意され、すべてコアキシャル2ウェイ式。

OPEN & SMOOTHのコンセプトを導入により、優れた空間描写を実現する。さらにJシリーズでは、トゥイーター部のローターリー機構を設け、中高音域の音像改善が施されている。
先週のTS-1730S記事でご説明したオープン&スムースのコンセプトをもう一度おさらいしておこう。「中低域はウーファー、高音域はトゥイーター」で再生するという2ウェイシステムの常識にとらわれず、「中音域は指向性に優れたトゥイーターから再生する」という発想の転換を行い、音軸上での試聴が困難な車内において広い指向性を得ている。

コアキシャルというと、ウーファーコーンの軸上にトゥイーターを配備。低域から中域、そして高域と帯域バランスに優れるメリットがある。しかしドアに取り付ける一般的な場合、同軸ユニットの取り付け場所が低いため、中高域の音がリスナーに向かって上手く広がらず、とくに高域は急速に減衰するというディメリットがあった。

そこでJシリーズは中域の指向性の改善と高域の制御が可能なデフューザーをセット。フィンの大きさや角度はシュミレーションと試作を重ね決定されたという。さらにロータリー機構の装備により、取り付け位置に応じ、フィンの向きが調整できる。リスニングポジションでの高域を微調整することで明確なステレオイーメージをもたらしてくれる。またユニットの真価を発揮する高品位な作りのセパレート型スロスオーバーネットワークを付属。4種類の異なる口径のスピーカーユニットが最大限に能力が発揮できるよう、モデルごとに最適なチューンが行われている。
カスタムフィットタイプなので取り付け性に優れ、インストール代の軽減にもつながるといえるだろう。

《永松巌》

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