【カーオーディオ・プロショップへ行こう♪】プロショップってどんなとこ? Part.5 “工房”的な場所 その雰囲気も楽しむベシ | Push on! Mycar-life

【カーオーディオ・プロショップへ行こう♪】プロショップってどんなとこ? Part.5 “工房”的な場所 その雰囲気も楽しむベシ

クルマの中で良い音を聴きたいと思ったときの強い味方である、“カーオーディオ・プロショップ”。その魅力をお伝えしている当連載。まず今月は、“カーオーディオ・プロショップ”のあらましをご紹介してきた。第5回目となる今回は、店内の雰囲気についてリポートする。

カーオーディオ カーオーディオ特集記事
LEXUS・RX450h by Truth(広島県)

クルマの中で良い音を聴きたいと思ったときの強い味方である、“カーオーディオ・プロショップ”。その魅力をお伝えしている当連載。まず今月は、“カーオーディオ・プロショップ”のあらましをご紹介してきた。第5回目となる今回は、店内の雰囲気についてリポートする。

前回までの記事で、“カーオーディオ・プロショップ”のバリューをご理解いただけたと思う。今回は、そんな“カーオーディオ・プロショップ”がどんな雰囲気の場所なのかについて、もう1歩踏み込んでご紹介していく。

まず、“カーオーディオ・プロショップ”は、“販売店”というよりも“工房”という雰囲気だとイメージしていただきたい。というのも、“プロショップ”は“ショールーム”と“ピット”とで成り立っていて、面積でいえば“ピット”のほうが広いお店のほうが多い。物を売る場所というよりも、“クラフトガレージ”的な色彩が強い場所なのだ。

さらに、“ピット”とは別に、“木工室”と呼ばれる木工作業専用のスペースも用意されている。カーオーディオユニットをインストールするためには、木を用いてさまざまな作り物を用意する必要がある。そのための各種専用工具が取り揃えられた、特別な作業室が備えられているのだ。

専用工具は、ハンドツールもあれば、据え付け型の大型機械もある。機械が充実していることも“プロショップ”のバリューの1つだ。コストをかけて工具を用意するからこそ、クオリティの高いオーディオインストールを実行できる。

次には“ショールーム”についてご説明していこう。機能的には“ピット”が重要な場所ではあるが、ユーザーの憩いの場所は、あくまでも“ショールーム”だ。

ここには通常、“デモボード”と呼ばれる試聴用の機材が設置されている。スピーカーユニットが個々にショップ特製の“ボックス”に収められ、並べられている。おすすめモデルの音はそこでチェックできる。

そして、ほとんどのショップが、“デモカー”を用意している。ショップの技術をアピールすべく、最高級品をフル搭載したハイレベルな“デモカー”であったり、敢えて初級システムで固められた親近感の持てる“デモカー”であったりと、様式はさまざまだ。その両方を用意しているショップもある。カーオーディオはクルマに着けて初めて完成するわけで、クルマに着けたときにどんな音になるのか、そのお店がどんな音を提供しているのかを、デモカーで確認してみよう。デモカーはショップの顔でもある。その音に感動できたら、そのショップは信頼できるお店であると判断していい。

“カーオーディオ・プロショップ”は、まさしくクラフトマンのアトリエ的な場所である。そこからはマニアックな雰囲気も感じられるが、むしろそれを楽しんでほしい。通いだすとその感じがクセになる。

さて、“カーオーディオ・プロショップ”のあらましは以上だ。来月からは、そのスキルを詳細にご紹介していく予定だ。それをお読みいただいて、“プロショップ”がどんなところなのかをさらにわかっていただくとともに、カーオーディオの面白さ、奥深さも併せてお伝えしていきたいと思う。来月も当連載にお付き合いいただけたら幸いだ。

《太田祥三》

特集

関連ニュース

page top