スーパーハイエンド・ブランド『RS Audio』(from.ドイツ)『ZR Speaker Lab』(from.スロベニア)『AUDIO WAVE』(from.イギリス)価値はここにある!〜プロショップに訊く〜 #3: lcサウンドファクトリー | Push on! Mycar-life

スーパーハイエンド・ブランド『RS Audio』(from.ドイツ)『ZR Speaker Lab』(from.スロベニア)『AUDIO WAVE』(from.イギリス)価値はここにある!〜プロショップに訊く〜 #3: lcサウンドファクトリー

#3: lcサウンドファクトリー
話題の“スーパーハイエンド”3ブランドについて、全国の有力ショップにお話をお訊きしている当コーナー。連載3回目の当週は、栃木の実力店、lcサウンドファクトリーの坂本さんにご登場願った。坂本さんは“スーパーハイエンド”ブランドをどう評価しているのか…。じっくりとお読みいただきたい。

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スーパーハイエンド・ブランド『RS Audio』(from.ドイツ)『ZR Speaker Lab』(from.スロベニア)『AUDIO WAVE』(from.イギリス)価値はここにある!〜プロショップに訊く〜

#3: lcサウンドファクトリー

話題の“スーパーハイエンド”3ブランドについて、全国の有力ショップにお話をお訊きしている当コーナー。連載3回目の当週は、栃木の実力店、lcサウンドファクトリーの坂本さんにご登場願った。坂本さんは“スーパーハイエンド”ブランドをどう評価しているのか…。じっくりとお読みいただきたい。

スーパーハイエンド・ブランド『RS Audio』(from.ドイツ)『ZR Speaker Lab』(from.スロベニア)『AUDIO WAVE』(from.イギリス)価値はここにある!〜プロショップに訊く〜 #3: <span>lcサウンドファクトリー</span>

ちなみにlcサウンドファクトリーでは、『RS Audio』の3ウェイコンポーネント「Master3」(価格/98万7000円)を、今まさにユーザーのクルマにインストール中。なので今回は、『RS Audio』中心に話を進めていこうと思うのだが、まずは“スーパーハイエンド”全般、その存在意義についてどう感じているのか、からお訊きした。

「最初にこれらの存在を知ったとき、ここまでの価格の製品が市場に必要なのかなと、半信半疑な気持ちを持ちましたね。しかし実際に音を聴いてみて、その気持ちは払拭されました。長くカーオーディオを楽しんでいる人で、しかもすべてをやり尽くしたという人にとって、新たな目標になり得る製品だと思っています。

カーオーディオの面白さは、“期待以上の音や形が獲得できた時”に感じられるものだと思うんです。言うまでもなく、値段がすべてではないですよね。手頃な製品であっても、期待以上の音が聴けたら感動が得られます。

ただ、ハイエンドユニットを長く愛用している人の場合、新しい音に出会って感じられるあの、わくわく感や、ぞくぞくする感動を、久しく味わえていないんですよ。“スーパーハイエンド”の製品は、高価ではあるのですが、それに見合った感動を与えられる製品です。ベテランユーザーがこれらの音を聴いてしまったら、ほしくなってしまうと思いますよ。この音を自分のクルマで聴きたいと思うでしょうね。そうなったとき、初めて検討していただけたらいいんだと思います」

さて、現在取り付けを行っているという『RS Audio』の「Master3」。それについて具体的にお訊きした。

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「クルマに付けて聴き込むほどに、エージングを進めていくほどに、熟成が進んでいくでしょうね。とにかく作りがしっかりしていますし、振動板の素材も固いタイプです。磁気回路もヘヴィですから、使い込むほどに良くなっていくと思います。その先はまだ想像することしかできませんが、大きな期待を寄せています。

エージングが進んでいない段階での音の印象ですが、とにかくリアルで、そしてハッキリした音だと思いました。押し出し感がすごくて、説得力のある音が聴けます。音楽の迫力が増しますよね。帯域バランスもフラットで、本当に聴きやすいです。実力は確かです。

それだけに、インストールは慎重に行っています。取り付け位置、角度を綿密に割り出し中です。それと、製品がごついですから、通常以上にがっちり取り付ける必要がありますね。背圧を逃がすための加工もシビアに追い込まないといけません。インストーラーの技術が試される製品ですよ(笑)」

最後にまとめていただいた。

「まだ取り付けている人が少ないですし、これからも何人もの人が付けられる製品ではないですよね。他では聴けない音が欲しいと思っている人は、要チェックですよ。コンペを目指す人もチェックしておいたほうがいいと思います。取り付けないまでも、試聴できる機会があったら、それは逃さないほうがいいと思います。この音を体験するだけでも価値がありますから。ショップの試聴会情報には、今まで以上にアンテナを張っておくべきでしょうね(笑)」

《太田祥三》
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