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【carrozzeria TS-V172/WH-1000A】バリューをプロショップに訊く! #3: オートブラスト(埼玉県)

カロッツェリアならではの技術『HVT方式』を採用した話題の超薄型パワードサブウーファー、TS-WH1000A。当特集では、その実力のほどをプロショップへのインタビューをもとに浮き彫りにしていきたいと思う。

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【carrozzeria TS-V172/WH-1000A】バリューをプロショップに訊く!

カロッツェリアならではの技術『HVT方式』を採用した話題の超薄型パワードサブウーファー、TS-WH1000A。当特集では、その実力のほどをプロショップへのインタビューをもとに浮き彫りにしていきたいと思う。

第1回目の今回は、埼玉の人気ショップ、オートブラストの小笠原さんにお話を伺った。

ちなみに小笠原さんのお店では、3万円台後半から5万円以下のパワードサブウーファーが売れ筋だという。

「それよりも廉価なモデルもありますが、ボディの剛性に不満があるんですよね。ボディがしっかりしていないと、どうしても箱自体が鳴ってしまいます。ボディの剛性が高い製品をおすすめしているんです」とのことだ。


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さて、TS-WH1000Aである。

「興味はあったのですが、なかなか試す機会がなくて。ちょうど1週間前に、指名買いで注文されたお客様がいて取り付ける機会を得られました。メルセデス・ベンツ 124ワゴンのダッシュに10cmのフロントスピーカーを付けて、それと合わせる形でTS-WH1000Aを装着しました。フロントスピーカーは同じくカロッツェリアの新しいCシリーズです。

5月に開催された新製品発表会の会場では音は良く聴けなかったのですが、ボディの剛性が高く使えそうな製品だとは思っていました。ただ、そのとき製品のことを説明してくださった方が、『音圧は出ないですよ』と言っていたのが記憶に残っていて、しっかり鳴るのか若干心配だったんですね。でも取り付けて音を出したら、しっかり鳴りました(笑)。小型のパワードサブウーファーとしては、必要十分な音圧で特に違和感も無くしっかりと低音を再生してくれる印象です。

あえて言うならとてもフラットに鳴っている印象です。小型パワードサブウーファーには、ピークがある製品が多いと思うんです。それが逆にパンチになって鳴っている感が出るんですが、TS-WH1000Aはフラットな鳴り方なので、パンチがないように感じるかもしれません。しかし、他の製品で感じられるピークは、音量を上げるとその部分が目立ち過ぎてしまうことがあるので、最終的に調整で絞る方向にまとめることが多いです。TS-WH1000Aの場合は、ボリュームを上げても自然な鳴り方をしてくれるのであまりそういうことを意識しなくてもすむ製品じゃないかなと思いますね」


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インストール面においてはどうだったのだろう。

「今回取り付けたクルマは、シート下のスペースの高さがなかったんです。TS-WH1000Aでなかったら入らなかったでしょうね。

音が側面から出ますので、シートに振動が伝わらずお尻がムズムズしないのもTS-WH1000Aの良いところだと思います。どこで鳴っているのか分からない。そしてフロントスピーカーと良くつながってくれます。

今回はあえてしっかり鳴らすようにチューニングしましたが、ゲインは全開まで上げていないですよ。パワー的にもある程度の余裕がありましたね」

「フロントスピーカーとのつながりが良く、存在を主張しない割にしっかり鳴ってくれる製品です。一瞬、本当に鳴っているのかなと思ってオフにしてみたんですが、そうすると明らかに低音がなくなってつまらなくなりました(笑)。フラットに自然に低域をカバーしてくれる、大人なパワードサブウーファーだと思います」

小笠原さんのお話を聞いて、TS-WH1000Aが良質なパワードサブウーファーであることが良くわかった。気軽に、車内の音楽をより上質なものに変えたいと思っているアナタは、要チェック!

《太田祥三》

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