【Rockford Fosgate】純正システムを活かしたハイエンドオーディオ構築を可能とするプロセッサー『3SIXTY.3』登場 #2: 機能編 | Push on! Mycar-life

【Rockford Fosgate】純正システムを活かしたハイエンドオーディオ構築を可能とするプロセッサー『3SIXTY.3』登場 #2: 機能編

前回は3SIXTYの概要をお伝えしたが、今回は機能に関しての解説をしていく。既存の機能をより使いやすく、よりコントロールの幅が広く、音作りを綿密にできるのが3SIXTY.3の最大の特徴と言える。

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【Rockford Fosgate】純正システムを活かしたハイエンドオーディオ構築を可能とするプロセッサー『3SIXTY.3』登場

前回は3SIXTYの概要をお伝えしたが、今回は機能に関しての解説をしていく。既存の機能をより使いやすく、よりコントロールの幅が広く、音作りを綿密にできるのが3SIXTY.3の最大の特徴と言える。


純正ナビ生かしてハイエンドシステムを構築可能なプロセッサーの『大本命』ついに登場! #2: <span>機能編</span><br />

クルマの純正システムとの親和性の高さが歴代3SIXTYの特徴だ。この新型でも純正システムを生かしつつ、デジタル時代の新たなソースを加え、より現代的な音作りができるように機能が強化されている。その最たる部分がイコライザーだ。スペックだけを見ると31バンドで、最近のプロセッサーとしては普通のように見える。しかし、その31バンドはよくある1/3オクターブの固定式ではなく、調整する周波数を0.01Hz(!)単位で自由に設定が可能なのだ。例えば315Hzではなく、必要ならば326.017Hzという非常に細かい数字での設定も可能だということ。こんな細かい設定値での調整は通常必要ないが、望むなら可能ということが凄いのだ。また、その調整ステップが、±24dBの範囲で0.02dBステップでの調整が可能なのだ。0.01dBの差を聴き比べることは通常不可能だが、きめ細かな調整が現実にできるということが、3SIXTY.3に搭載された技術の高さを物語っている。


純正ナビ生かしてハイエンドシステムを構築可能なプロセッサーの『大本命』ついに登場! #2: <span>機能編</span><br />

タイムディレイも0.01cm単位という、冗談みたいな数値での設定が可能で、音場をきめ細かく調整したい人や、これまでのプロセッサーの調整ステップに不満を持っていた人でも絶対に納得し、満足できる内容なのだ。

クロスオーバーも各chごとにタイプやクラス、スロープ、カットオフ周波数を自在に操ることが可能。他の機能同様にカットオフ周波数も非常にきめ細かく、0.1Hz単位で設定できるのだ。こんなプロセッサーは、カー用には類がなく、スタンドアローンのハイエンドプロセッサーですら、調整機能では3SIXTY.3にはかなわない。現時点ではまさに世界一の調整機能を持つプロセッサーなのだ。


純正ナビ生かしてハイエンドシステムを構築可能なプロセッサーの『大本命』ついに登場! #2: <span>機能編</span><br />

これらの調整はPCで行うが、この設定もよく考えられていて、迷わずに調整ができるのもうれしい。調整ソフトは3SIXTY.3購入者に渡されるし、プリセットメモリーが4つあるため、ショップで調整してもらったもののほかに、自分で調整を試すことも可能なのだ。プリセットは、EQカーブ、レベル、クロスオーバーセッティング、Q、タイムディレイ、EQゲインをまとめて1つのプリセットとしてメモリーできるのと、ソースごとにメモリーを割り振ることも可能となっている。

このほかの機能として、パワーアンプやサブウーファー用の出力の起動を遅らせて、ポップノイズを排除できるリモートアウトディレイ機能や、調整時に各chごとに簡単にミュートできる機能などが装備され、使い勝手を本当によく考えていると感心した。

次回は、実際のシステム構築例やそこで使える便利な機能に関する解説を行うのでお楽しみに。

《編集部》
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