12代目のカローラは小型車枠からの脱皮を図り、全幅を1745mmまで広げた。だが、カローラ海外向け仕様とカローラスポーツより全幅は狭い。全長もカローラスポーツより95mmも切り詰めた。これは日常の取り回し性に配慮したためだ。
「ローレウスエディション」のスポーティネスは高い安全性と密接にリンクしている。ステアリングを握って様々なシーンを走ってみれば、それが実感できるはずだ。モータージャーナリスト石井昌道氏による試乗レポート。
直噴ターボエンジンには6速MTだけの設定だから主役は1.8リットルエンジンだ。最高出力は103kW(140ps)/6200rpm、最大トルクは170N・m(17.3kg-m)/3900rpmを発生し、トランスミッションは無段変速機のCVTを組み合わせた。
◆「普通の人が普通に乗るモデル」でもっとも高性能なR.S. ◆FFとは思えないほど前後のバランスが優れている ◆これまでの「スポーツ一辺倒」から一歩踏み出した
◆SUV特有の圧迫感を感じない、姿のよさ ◆おおらか、かつ、伸びやかなデザインのインテリア ◆マツダ3より1枚半上手な挙動の穏やかさ
ちょうどいい…。未だに『フリード』に接すると、2008年に初代が登場した際のTVCMでショーン・レノンが言っていたあのセリフが脳裏に浮かぶ。が、まんざら今でも通用しなくもないというより、2代目の現行車で“ちょうどよさ”の腕前がますます上がった。
◆全幅2メートルを超えた新型『X5』 ◆ワインディングもさらっとこなす ◆デカいことは良いことなのか?
『F8トリブート』は、ガソリンエンジンを単独使用したV8ミッドシップの最終モデルとも囁かれる、フェラーリファンならずとも興味津々のシロモノだ。試乗したのはフェラーリ本社隣のフィオラノ・サーキット。そこでの3ラップとマラネロ市街およびその近郊である。
◆「非常~にイイ!」 ◆S60のキャラクターを引き立てる素直な走り ◆今やセダンは贅沢、だからこそ端正な姿を生む
『ヴィッツ』改め『ヤリス』。2020年2月中旬発売予定の同車プロトタイプでサーキットを走る機会が用意されたので、今回はその報告をしておきたい。
◆クラス随一の上質感はさらに磨かれた ◆前後に「飽和特性ダンパー」を採用 ◆マツダ3セダン(ガソリン)も選択肢になる価格
◆本国デビューから9年目のシャラン
◆ボルボ久々の新型セダン ◆安定の最新ボルボ・ルック&インテリア ◆走らせた印象はとにかく何もかもスムース