試乗車はヴァリアントのTDIモデル。セダンに対し車重は+50kg、オプションの電動パノラマスライディングルーフを装着した個体で1630kg(前930kg/後700kg)の車重。これはガソリンの2.0TSI R-Lineと較べると+50kgというところ。
車重にして僅か1トン少々。この種のクルマの場合、ほんの少しのパフォーマンスゲインが、性能に大きな影響を与えることは軽自動車を例にとることもなく明白である。
最初に『セレナe-POWER』に試乗したのは、発表前の2月中旬だった。場所は埼玉県・本庄サーキット。ミニバンなのにサーキット試乗とは、と疑問を抱きながら向かった。
「このクルマって、斜め上から見るのがいちばんカッコイイんだね~」なんて話が出るくらいイケメンなんですよ。カッコ悪いクルマだと、こういう話になりませんからね。
メルセデスAMGのオープンモデルのフラッグシップが『GTロードスター』と、今回試乗した『GT Cロードスター』。両車とも完全受注生産のスペシャルなスポーツカーだ。
スタンダード、セレクト、プレミアム、RSと、テイストの異なる4つのラインを揃える最新『N-ONE』。ヒエラルキーではなく、好みで仕様が選べるところがいいし、各ラインごと豊富なボディ色が設定されている点も嬉しいところだ。