スズキ『ジムニー』の前方や左右の死角をカバーするアイテムとして注目したいのが、データシステムの「マルチVIEWフロントカメラ」だ。専用キットによりロワグリルへスマートに設置できる。
◆ジムニーの死角をカバーするフロントカメラのメリット

クルマ周辺の安全確認に役立つカメラ類は年々充実している。リアカメラは新車時から装備されるケースも多く、さらにフロントカメラやサイドカメラを増設して死角をカバーすることで安全性を高めるユーザーも増えている。
中でも注目度を高めているのがフロントカメラだ。街中では細街路から大通りへ出る際の左右確認やフロントバンパー直下の安全確認など用途は多い。ジムニーならアウトドアで前方のギャップや障害物を確認する際にも役立つ。一度使うと便利さを実感しやすい装備のひとつだ。
◆6種類の画角を切り替えられるマルチVIEWフロントカメラ

そんなフロントカメラの中でも機能性とデザイン性を兼ね備えているのが、データシステムのジムニー用「マルチVIEWフロントカメラキット」だ。適合はジムニー(JB64W 1~4型 H30.7~R7.10)がFCK-264J3M(27,280円/税込)、JB64W 5型 R7.11~はFCK-364J3Mは9月下旬発売予定(価格未定)、ジムニーシエラ(JB74W H30.7~R7.10)と ジムニーノマド(JC74W 1型 R7.4~R8.6)がFCK-274J3M(27,280円/税込)となっている。
このアイテムには大きく2つの魅力がある。ひとつは高い機能性だ。“マルチVIEW”の名称通り6パターンの画角を切り替えられ、ひとつのカメラで見たい範囲をボタン操作によって選択できる。

もっとも広角となるスーパーワイドビューは水平方向180度の画角を備え、前方はもちろん左右もクルマの真横近くまでカメラ映像でカバーできる。T字路に差し掛かった際にもボンネットを大きく突き出すことなく、左右から近づいてくる車両や自転車、歩行者を早い段階で確認しやすい。実際にモニターへ映し出される映像は広角レンズ特有の歪みも抑えられており、ひと目で周囲の状況を把握しやすい実用的な映像となっている。

そのほかノーマルビューは水平画角120度で、周辺を自然に認識しやすい一般的なフロントカメラの画角となる。


コーナービューは画面を左右に二分割して左右方向をそれぞれ表示。トップビューはバンパー直下の死角を見下ろすように表示するため、周囲の安全確認だけでなく駐車時にフロント位置をぎりぎりまで確認したい場面でも役立つ。

さらに「スーパーワイドビュー&コーナービュー」「スーパーワイドビュー&トップビュー」といった複数画角を組み合わせた表示も可能。

分割されたカメラ映像によって複数の情報を同時に確認できるのもマルチVIEWならではのメリットだ。
◆ジムニー専用設計でロワグリルへスマートに取り付け

ジムニー用マルチVIEWフロントカメラキットのもうひとつの魅力が、専用モデルならではの取り付けスタイルだ。一般的な汎用フロントカメラのようにステーを介してナンバープレートまわりやバンパー下部へ取り付けるのではなく、ジムニー専用設計のカメラカバーを使ってロワグリル内に固定する。

ロワグリルへの加工は不要。グリルのフィンにぴったり沿う形状のカメラカバーを前後から挟み込んで固定する構造だ。このモデルは現行5型に対応しており、4型以前のハニカム構造を採用したロワグリル向けパーツも別途用意されている。

取り付け後のスマートさも魅力で、純正ロワグリルに溶け込むようなデザインによってカメラの存在感を抑えている。後付けカメラが大きく突出するスタイルが苦手なユーザーにも適したアイテムだろう。

ロワグリル内という取り付け位置もポイントだ。バンパー下部へカメラを装着した場合、アウトドアで悪路を走行すると路面や障害物に接触するリスクがある。その点、グリル内に収めるこのスタイルならカメラを保護しやすく、ジムニーの用途にもマッチする。
ジムニー用に加えてジムニーシエラ用、ジムニーノマド用(マイナーチェンジ前)も用意されている。マイナーチェンジ後のシエラ/ノマドに対応するモデルも開発中となっている。
◆専用5インチモニターを組み合わせれば常時確認も可能

フロントカメラの設置と合わせて取り入れたいのが、カメラ映像を常時表示できるモニターだ。フロントカメラの映像をカーナビやディスプレイオーディオへ表示することも可能だが、その都度モニター側で映像入力を切り替える必要があると、せっかくのフロントカメラの利便性がスポイルされてしまう。
そこで専用モニターへ常時カメラ映像を表示しておけば、フロントまわりを確認したいときに瞬時に映像を見ることができ、利便性は大きく高まる。
フロントカメラと組み合わせたいのがデータシステムの「スーパースリムモニター(SSM-W5.0II)」だ。5インチワイドのコンパクトなモニターなので設置場所を選びにくく、ジムニーのコンパクトなコクピットにも導入しやすい。

さらに「ジムニー用モニタースタンド(SSM-ST04)」も用意されている。このスタンドはグローブボックス上にある助手席乗降グリップのナット穴を利用し、ヘキサゴンボルトで固定する構造。

しっかり固定できる点に加えてデザインもスマートだ。ダッシュボード上へモニターを置く方式とは異なり、フロントウインドウ越しの視界を遮りにくいのも安心できるポイントだろう。
◆フロントと左側方の死角を2台のモニターで同時確認

デモカーでは右側のスーパースリムモニターにマルチVIEWフロントカメラキットの映像を表示し、左側に追加したもう1台には「車種別サイドカメラキット(ジムニー用/SCK-68J3N)」の映像を映し出している。

この組み合わせなら前方と同時に左側方の死角も常時モニターで確認できるため、狭い道路や障害物の多い場所でも必要なときに素早く周囲の状況を把握できる。ジムニーのボディ形状やアウトドアでの用途を考えても実用性の高いシステムといえるだろう。

ジムニーの安全性と使い勝手を高めるデータシステムの「マルチVIEWフロントカメラキット」。カメラ本体だけでなく取り付けキットやモニター、モニタースタンドまでジムニー専用設計を取り入れ、機能性だけでなく取り付け性やデザイン性にも配慮されている。街中からアウトドアまで幅広く活躍する、ジムニーユーザー注目のセーフティアイテムだ。
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