純正ディスプレイオーディオのHDMI変換を使って車内エンタメを充実させる!【データシステム HDMI変換ケーブルAV003】 | Push on! Mycar-life

純正ディスプレイオーディオのHDMI変換を使って車内エンタメを充実させる!【データシステム HDMI変換ケーブルAV003】

車内AVシステムの進化が相次いでいる昨今、クルマのエンターテインメントを充実させるためにはちょっとしたコツが必要になることも多い。今回は純正ディスプレイオーディオのHDMI入力を使ってスマホなどの映像を車内で楽しむ方法を試してみた。

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純正ディスプレイオーディオのHDMI変換を使って車内エンタメを充実させる!【データシステム HDMI変換ケーブルAV003】
  • 純正ディスプレイオーディオのHDMI変換を使って車内エンタメを充実させる!【データシステム HDMI変換ケーブルAV003】
  • TOYOTAディスプレイオーディオにスマホの映像を映す事が可能になるデータシステムのHDMI変換ケーブルAV003
  • 本来はHDMIが出てこないが、変換ケーブルを接続することで入力を検知することが出来る
  • 本来はHDMIが出てこないが、変換ケーブルを接続することで
  • 本来はHDMIが出てこないが、変換ケーブルを接続することで
  • 純正ディスプレイオーディオ裏から配線を出しておくことでスマホとの接続やしやすくなる
  • HDMI変換はiOSでもAndroidでも可能ではあるが、制約があるので必ずデータシステムHPにてスマホ適合情報を見て欲しい
  • HDMI変換はiOSでもAndroidでも可能ではあるが、制約があるので必ずデータシステムHPにてスマホ適合情報を見て欲しい

車内AVシステムの進化が相次いでいる昨今、クルマのエンターテインメントを充実させるためにはちょっとしたコツが必要になることも多い。今回は純正ディスプレイオーディオのHDMI入力を使ってスマホなどの映像を車内で楽しむ方法を試してみた。

ディスプレイオーディオ+HDMI変換で
スマホを使った車内エンタメが充実する!

ツメでしっかりと固定されるHDMI Type E端子ツメでしっかりと固定されるHDMI Type E端子

今回注目したのはデータシステムの「HDMI変換ケーブルAV003」だ。このアイテムは近年の純正ディスプレイオーディオ/カーナビや一部の市販カーナビなどで採用が広がっている“タイプE”のHDMI端子を一般的なタイプAに変換することができるものだ。

ところでHDMIのタイプEとは何だろう? 端子部分を見るとツメがあり、差し込むとカチッと固定される仕組みのHDMI端子なのだが、普段家庭で使っているタイプAの端子とは明らかに異なり車載した際に緩んでしまうことのない構造なのがわかる。純正カーナビ/ディスプレイオーディオで採用が広がっているが、今後は車載機器で幅広く使われることが予想されるので要チェックだ。

実際に試したのはプリウスの純正ディスプレイオーディオ。本体背面にはHDMI(タイプE)の端子を備えているので、一般的なタイプAの延長ケーブルは利用できずスマホやHDMIの機器を接続するにはこの変換ケーブル(タイプE→タイプA)が必須になるのだ。

純正ディスプレイオーディオ裏から配線を出しておくことでスマホとの接続やしやすくなる純正ディスプレイオーディオ裏から配線を出しておくことでスマホとの接続やしやすくなる

スマホで普段見ているYouTubeやストリーミング映像、さらにはスマホ内に保存した動画を車内でも楽しみたいというニーズは高い。さらにはAmazon Fire TVをはじめとしたHDMIに対応したストリーミング映像デバイスも幅広く普及しているので、車内で同じ環境を利用したいと思うユーザーも多いだろう。スマホや通信を利用したストリーミングによる映像再生がポピュラーになっている今、車内のエンタメ環境を充実させるために、もっとも求められている機能がこの汎用的なHDMI入力では無いだろうか?

普段は見慣れないHDMIタイプEも
変換ケーブルを使えばストリーミングが楽しめる!

データシステム HDMI変換ケーブルAV003データシステム HDMI変換ケーブルAV003

そこで便利に使えるのが「HDMI変換ケーブルAV003」なのだ。純正ディスプレイオーディオの本体にあるHDMI端子(タイプE)に変換ケーブルを差し込めば、使い慣れたタイプAの端子に変換されて取り出しが可能となる。あとは通常のHDMI接続と同じ要領でスマホやストリーミングデバイスを接続すればディスプレイオーディオの大きな画面でHDMI接続した機器の映像が楽しめるようになる。

しかし、ここで注意したい項目が2つある。ひとつは純正ディスプレイオーディオ/カーナビは走行中の映像再生が制御されている点に対する対策だ。走行中に“ドライバー”が視聴することを避けるため内蔵のTVチューナーや動画再生に対しては視聴できない制御が働く。HDMI入力による映像も同様に見ることができない。しかし助手席や後席の同乗者が動画を見ることは問題ないので、走行中の制御解除しておきたいところ。

助手席や後部座席の人が走行中でも映像を見るためにはテレビキットも同時に接続しよう助手席や後部座席の人が走行中でも映像を見るためにはテレビキットも同時に接続しよう

そこで同時に導入したいのがデータシステムの「TV-KIT」だ。このユニットを取り付けることで走行中もHDMI入力した映像を助手席や後席の同乗者が見ることができるようになるのだ(メーカーや車種に合わせて対応モデルが幅広くラインアップされているので適合モデルを用意しよう)。結論から言うと「HDMI変換ケーブルAV003」と「TV-KIT」はセットで導入することがHDMI接続を利用した映像再生には、ほぼほぼ必須ということになる。

そしてもうひとつの注意点はスマホの接続だ。データシステムではさまざまなスマホのHDMI接続の確認を順次検証しているのだが、さまざまな条件が合致しないと映像を車載機に映し出すことができないことがわかっている。例えばiPhoneの場合、iPhone本体の端子に接続してHDMI接続を可能にするアダプターがあるのだが、映像再生が確認されているのはApple純正のLightning - Digital AVアダプタとなっている。サードパーティ製のアダプタもあるのだが、映像が映らないという不具合が起きるので要注意だ。

TOYOTAディスプレイオーディオにスマホの映像を映す事が可能になるデータシステムのHDMI変換ケーブルAV003TOYOTAディスプレイオーディオにスマホの映像を映す事が可能になるデータシステムのHDMI変換ケーブルAV003

さらに難しいのはアンドロイドスマホだ。HDMI接続して映像を車載機で映し出すにはDisplayPort Alternate Mode搭載の機種が必要になる。ディスプレイポートの対応機種を確認して自分の使っているアンドロイドスマホが対応しているかどうかは事前に調べておくことが必須だ。

スマホやストリーミング映像のデバイスを純正ディスプレイオーディオなどにHDMI接続して、車載の大きなモニターで動画を楽しむ環境を作れるデータシステムの「HDMI変換ケーブルAV003」+「TV-KIT」。車内のエンタメ環境を手軽にグレードアップするには見逃せないアイテムなので愛車にも今すぐ導入してみよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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