改良されたレクサス『NX』2027年型のプロトタイプが、前後を厳重にカモフラージュした状態でニュルブルクリンクを走行テストしている様子を捉えた。今回の改良では、デザインとテクノロジーの両面を刷新し、NXの商品力向上を図る狙いとみられる。
前後のデザインはカモフラージュで隠されているが、注目されるのは内装だ。撮影された写真からは、新型レクサス『ES』の影響を受けたとみられるキャビンデザインが確認できる。
現行NXの特徴だった流線型で角度のあるダッシュボードは姿を消し、より垂直基調のレイアウトへ変更されているようだ。中央には大型の長方形インフォテインメントスクリーンが配置され、レクサス最新世代のデザイン言語を採用したインテリアとなっている。
エクステリアでは、フロントエンドに存在感のあるスピンドルグリルを装備。グリル下部には2本の水平バーが配置されている。また、ヘッドライト下には三角形のエアインテークが新たに設けられており、スポーティな印象を強めている。プロトタイプが「Fスポーツ仕様」の可能性もあるが、現時点では明らかになっていない。フロントバンパーには、丸みを帯びた新デザインのロアリップも確認できる。

いっぽうで、レクサスの象徴ともいえる「L字型LEDデイタイムランニングライト」は確認できない。代わりに、トヨタ『RAV4』を想起させる2本のLEDライトストリップが装着されており、ウインカー機能を兼ねている可能性がある。最終デザインは不明だが、大きな変更点のひとつとなりそうだ。
ボディサイドはほとんどカモフラージュされておらず、現行の第2世代NXと近いシルエットを維持している。ルーフラインやドアのキャラクターライン、全体のプロポーションも共通しているようだ。
リアは、テールライトとリアバンパーが完全に覆われている。足元には、現行モデルでは設定のないダークカラーのマルチスポークホイールも確認できる。このホイールがテスト車両専用なのか、新オプションの先行採用なのかは不明だ。
改良新型NXのワールドプレミアは、早ければ2026年後半と予想される。



