5分でできる雨対策! 専用撥水剤とフィルムでドアミラーとバックカメラが劇的に見やすい~Weeklyメンテナンス~ | Push on! Mycar-life

5分でできる雨対策! 専用撥水剤とフィルムでドアミラーとバックカメラが劇的に見やすい~Weeklyメンテナンス~

雨のドライブで煩わしいのが視界不良だ。しかしフロントウインドウには撥水処理を施してもドアミラーやバックカメラの水滴にはノーマークだったというケースも多い。そんな対策を実施してみよう。

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5分でできる雨対策! 専用撥水剤とフィルムでドアミラーとバックカメラが劇的に見やすい~Weeklyメンテナンス~

雨のドライブで煩わしいのが視界不良だ。しかしフロントウィンドウには撥水処理を施してもドアミラーバックカメラの水滴には気付かないケースも多い。そんな対策を実施してみよう。

◆ドアミラーとバックカメラの水滴で視界不良の原因とリスク

雨のドライブでは、想像以上にドアミラー(サイドミラー)に水滴が付着する。もちろん後方視界が遮られるので危険だ。しかしドアミラー前後のウィンドウのようにワイパーが付いていないし、走行風で水滴が吹き飛ぶわけでもないため、視界の妨げになる水滴の除去が容易ではない。

さらにドアミラーの水滴に加えて近年は標準装備化されているバックカメラも水滴の影響を受けやすい部分。いざ後退しようと思ったら、水滴のつぶつぶで後方視界が歪むことも多いのだ。

◆撥水・親水の使い分け
専用ケミカルでドアミラーの視界を確保

そんなストレスを解消するためにドアミラーやバックカメラのレンズ面に水滴が付かない処理を実施しよう。メンテナンス方法としては、撥水処理を施すことになる。しかしここで注意したいのは一般的にフロントガラスなどに用いる撥水剤をそのまま用いるのではない点。

カー用品店などに行くとドアミラー/サイドミラー専用などの撥水剤が用意されている。その特徴は撥水力の強さだ。風圧を受けないドアミラーの場合、重力で水滴がポロポロと落ちるほどの強い撥水力が必要なため、専用のアイテムが用意されているのだ。

施工は非常に簡単だ。スプレータイプが多いため、ミラー面を清掃(脱脂するとよりよい)した上でスプレーするだけだ。その場合にはボディに撥水剤が付着しないように養生して作業するのが注意点。撥水剤がボディに付着したまま放置すると、焼き付いたりシミになることがあるからだ。

撥水タイプのドアミラー用のケミカルが用意されている一方で親水タイプも用意されている。こちらは付着する水滴をガラス面にべたっと広げる(親水)効果が特徴だ。こちらも水滴のつぶつぶで視界を遮ることがないので視界確保の対策としては有効だ。どちらを選ぶかは、ユーザーの好みで使い分ければよいだろう。

◆フィルム活用とバックカメラ対策
耐久性と手軽さを両立

ここまでのスプレータイプの撥水剤を紹介してきたが、撥水機能を備えたフィルムをドアミラーに貼る方法もある。こちらは車種別にあらかじめカットされた撥水フィルムが用意されているため、適合するアイテムを選べばそのまま取り付けが可能で手軽だろう。耐久性の面でも有利なので、こちらを選んでもよいだろう。

ドアミラーの処理が終わったら、合わせてバックカメラのレンズ面も撥水処理しておこう。バックカメラは設置する場所によっては水滴が付着することが想定される。雨除けのカメラカバーを取り付けたり、エアを使った水滴を吹き飛ばすメカニズムを装備するケースもあるが、もっとも手軽なのは撥水スプレーによる処理だ。

ドアミラーに使う強力タイプの撥水剤はそのままバックカメラでも利用できるので、ドアミラーの処理と合わせてスプレーしておくとよい。また車内に設置するカメラの場合、リアガラスのカメラ部分に親水フィルムを使って視界を確保する方法もあるので、検討してみよう。

ついつい後回しにされがちなドアミラーやバックカメラの水滴対策だが、カメラの設置環境に応じて同じ撥水剤を使って処理できるため、まとめてメンテナンスすることも可能だ。作業は比較的簡単なので、次の洗車のついでにまとめて処理を実施してみよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後、出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務していた。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手掛け、カーオーディオ雑誌の編集長も務めている。現在もカーオーディオをはじめとするライティングを中心に活動している。

《土田康弘》

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