【トヨタ クラウンスポーツ】5ドアハッチバックSUV発表、上質さと走りの楽しさを追求 | Push on! Mycar-life

【トヨタ クラウンスポーツ】5ドアハッチバックSUV発表、上質さと走りの楽しさを追求

トヨタ自動車は10月6日、5ドアハッチバックボディを持つSUV『クラウンスポーツ』のハイブリッド車(HEV)を発表、注文の受付を開始した。

自動車 ニュース
トヨタ・クラウンスポーツ Z(2.5L・ハイブリッド)(ブラック×エモーショナルレッドIII)
  • トヨタ・クラウンスポーツ Z(2.5L・ハイブリッド)(ブラック×エモーショナルレッドIII)
  • トヨタ・クラウンスポーツ Z(2.5L・ハイブリッド)(エモーショナルレッドIII)
  • トヨタ・クラウンスポーツ Z(2.5L・ハイブリッド)(エモーショナルレッドIII)
  • トヨタ・クラウンスポーツ Z(2.5L・ハイブリッド)
  • トヨタ・クラウンスポーツ Z(2.5L・ハイブリッド)(内装色:サンドブラウン)
  • トヨタ・クラウンスポーツ Z(2.5L・ハイブリッド)(エモーショナルレッドIII)(内装色:ブラック)
  • トヨタ・クラウンスポーツ サスペンション(フロント:マクファーソンストラット式)
  • トヨタ・クラウンスポーツ サスペンション(リヤ:マルチリンク式)

トヨタ自動車は10月6日、5ドアハッチバックボディを持つSUV『クラウンスポーツ』のハイブリッド車(HEV)を発表、注文の受付を開始した。



新型クラウンシリーズでは、時代を超えて受け継がれてきた揺るぎないクラウンネスを基盤としつつ、ユーザー一人ひとりの価値観・多様性に応える4つのモデル、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」が誕生。その中でもスポーツは、新しいカタチのSUVとして、感性に響く「美しいデザイン」と「楽しい走り」を追求した。

クラウンスポーツ(HEV)の価格は590万円。発売は11月頃を予定している。また、プラグインハイブリッド車(PHEV)を12月頃に発売予定。また、サブスクリプションサービス「KINTO」(個人・法人)でも取り扱い、月額6万6550円から乗ることができる。なお、『クラウンセダン』は11月頃、『クラウンエステート』は2023年度内の発売を予定している。

また、クラウンスポーツ発売に合わせ、クラウン全モデルの展示・試乗ができる旗艦店「THE CROWN」の横浜都筑(ウエインズトヨタ神奈川)・福岡天神(福岡トヨタ)を10月6日に同時開業。さらに2023年度中に愛知(愛知トヨタ)、2024年度には千葉(千葉トヨタ)、東京(トヨタモビリティ東京)が開業予定で、合計5店舗の展開を予定している。THE CROWNでは同店のみで購入可能な特別仕様車も用意。「クロスオーバー」をベースとした第1弾を2023年12月頃発売する予定だ。

◆走りへの期待が高まる新しいカタチ

新時代クラウンのデザイン思想である「シンプル」を基盤に、エモーショナルなエッセンスをプラス。「スポーツ」の名を冠するクラウンのSUVにふさわしい、スポーティで躍動的かつ、一目見ればワクワクするような、これまでにない美しい造形とした。

1番の特徴はDピラーからリヤタイヤにかけて大きく張り出したフェンダー。ダイナミックで低重心な印象を高めるとともに、外径の大きいタイヤが存在感を際立たせ、スタンスの良さにも寄与する。クロスオーバー同様、21インチタイヤ(アルミホイール)を設定。上質な乗り心地を叶える性能を維持しながら、さらに広幅、大径化し、スポーツの美しさを足元から支える。

また、クロスオーバーから進化させたハンマーヘッドフェイスは、レンズ幅を薄くしたデイランプを黒色部内に集約し、よりシャープで精悍な表情を実現。ワイドに構える表情がよりスポーティさを演出する。

ボディカラーは、モノトーンカラー6色とバイトーンカラー5色を設定。バイトーンは、造形の美しさを際立て、独自の世界観を表現している。

◆上質さとスポーティさを兼ね備えた室内空間

インテリアはディスプレイやシフトなどの各種機能をひとくくりにして、島のように配置する「アイランドアーキテクチャー」を活かし、個性も主張できるよう、運転席と助手席をアシンメトリーにコーディネーション。運転席側は、ドライブへの集中力を高めることを狙いにブラックに統一。助手席側はくつろげるよう、特別な素材と配色をあしらった。メーター・ディスプレイを水平に集約することで視線移動を最小限に。操作に迷わず、運転の楽しさに専心できるドライバー空間とした。

クラウンスポーツでは、魅力的な外形と乗降時の美しい所作の両立を追求。大径タイヤの採用により得られた高いヒップポイントによって乗り降りのしやすさを実現した。また、ロッカー高さ、段差やリアドアトリム形状にもこだわり、足さばきの良さも目指した。さらに室内音を反射する「調音天井」をトヨタで初採用。乗員同士の言葉がダイレクトに伝わり、会話がしやすい空間を実現する。

内装色は走りを楽しめることをベースに、自然体でしなやかな暮らしに共感もらうように新色の「サンドブラウン」と「ブラック」を用意した。

◆しなやかに動く足回りと俊敏な走り

クラウンスポーツでは、安心してクルマを操作できる高い接地性と、振動抑制により、「クルマと対話している感覚」で楽しい走りを実現。クルマの意図や反応を正確に感じられる接地感と減衰力にこだわり、独自のサスペンションセッティングを施している。また、DRS(ダイナミックリアステアリング)を車両に合わせ最適にチューニング。低速域では軽快感を、高速域ではさらに安定感をバランスさせ、意のままに車両を操る楽しさを追求した。

クロスオーバー同様、2.5リットル シリーズパラレルハイブリッドシステムは効率向上と性能向上を追求。電気エネルギーを有効活用することで、低速でのレスポンス向上、中速から高速域でのダイレクトな加速、さらには燃費性能や静粛性にも貢献する。

2.5リットル プラグインハイブリッドシステムは出力密度の高い駆動用モーターを搭載。優れた加速だけでなく、微妙なアクセルワークで前後の荷重移動や車速のコントロールができる駆動力を実現した。また、新開発の大容量リチウムイオン電池を搭載。車内空間を損なわずにEV走行の航続距離を拡大、日常生活の大部分をEV走行でカバーする。

◆最先端の先進安全・運転支援システム搭載

先進安全システムは、最新のトヨタセーフティセンスを標準装備。先行車やカーブに対しての減速支援とステアリングの支援を行う、プロアクティブドライビングアシスト(PDA)を搭載する。また、トヨタチームメイト[アドバンストドライブ(渋滞時支援)]、[アドバンストパーク(リモート付)]を設定。高速道路渋滞時一定条件下での運転負荷軽減や、安全安心な駐車支援を実現する。さらにブラインドスポットモニター[BSM]、パノラミックビューモニター[PVM]を標準とし安全性能を拡充。BSMのセンサーを活用した安心降車アシスト[SEA]や後方車両接近通知・追突防止サポート機能も搭載する。

先進機能では、トヨタスマートセンターと連携するセンター通信型コネクティッドナビの対応に加え、通信が途切れて万一保持する地図情報の外に出てしまった場合でも、続けてナビ機能が利用できる、車載ナビ機能も搭載。高精細の12.3インチHDワイドディスプレイが、鮮明な地図描画と美しい映像を映し出す。

《纐纈敏也@DAYS》

特集

page top