マツダ3、250馬力の2.5ターボ設定…2022年型を今冬米国発売 | Push on! Mycar-life

マツダ3、250馬力の2.5ターボ設定…2022年型を今冬米国発売

◆自然吸気の2.5リットル車に「カーボンエディション」
◆マツダ・コネクテッド・サービスと最新の「i-ACTIVSENSE」
◆2.5ターボはスポーティな内外装
◆SKYACTIV-G 2.5Tは最大トルク44.2kgm
◆2.5ターボは4WDの「i-ACTIV AWD」と組み合わせ

自動車 ニュース
マツダ3 の2.5ターボ(北米仕様)
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マツダの米国部門は12月2日、『マツダ3』(Mazda3)の2022年モデルを発表した。今冬、米国市場で発売される予定だ。

◆自然吸気の2.5リットル車に「カーボンエディション」

2022年モデルには、4ドアセダンの入門グレード「2.0」に、2.0リットルの「SKYACTIV-G 2.0」を搭載する。この直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンは、駆動方式がFFの場合、最大出力155hp、最大トルク20.7kgmを引き出す。

「2.5S」グレードには、直噴2.5リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンの「SKYACTIV-G 2.5」を搭載する。最大出力は186hp/6000rpm、最大トルクは25.7kgm/4000rpm。気筒休止技術を採用して、燃費性能を追求した。トランスミッションは6速ATを組み合わせる。ハッチバックとセダンの2種類のボディに設定する。

この2.5 Sには、「カーボンエディション」が用意される。ポリメタルグレーのボディカラーに、赤いレザー内装を組み合わせた。アルミ製スピーカーグリル、ブラック仕上げの18インチアルミホイール、Bose製12スピーカープレミアムオーディオを装備している。

◆マツダ・コネクテッド・サービスと最新の「i-ACTIVSENSE」

全車にLEDデイタイムランニングライト、自動オン/オフLEDヘッドライト、LEDテールライト、16インチアルミホイール、マット仕上げのフロントグリル、バックカメラ、レインセンサーワイパーなどを標準装備した。インテリアは、8.8インチの大型センターディスプレイ、Bluetoothハンズフリー通話&オーディオ、2つのUSBポート、HDラジオを備えた8スピーカーサウンドシステム、プッシュボタンスタート、電動パーキングブレーキを装備する。

また、「マツダ・コネクテッド・サービス」が3年間付帯する。「MyMazda」アプリを通じて、車両の機能をモニターし、遠隔で制御できる。車内Wi-Fiホットスポットも、3か月または2GBのトライアルで利用できる。

2022年モデルでは、先進運転支援システム(ADAS)として、最新の「i-ACTIVSENSE」を全車に標準化した。最新のi-ACTIVSENSEには、ドライバーアテンションアラート、スマートブレーキサポート、レーンキープアシスト、車線逸脱警告、ハイビームコントロール、ストップ&ゴー機能付きのマツダレーダークルーズコントロールなどが含まれている。

◆2.5ターボはスポーティな内外装

2.5リットルターボエンジン搭載車「2.5ターボ」を設定する。北米向けの『CX-9』、『マツダ6』、『CX-5』に搭載されている直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を積む。2.5ターボは、ハッチバック(日本名:「ファストバック」に相当)とセダンに用意される。

2.5ターボには、スポーティな内外装が採用される。エクステリアは、グロスブラック仕上げのフロントグリル、フロントバンパー下部の専用装飾が特長だ。大型テールパイプ、グロスブラック仕上げのヒーター付きドアミラー、リアとエンジンカバーの「TURBO」エンブレムも装備されている。グロスブラック仕上げの18インチアルミホイールも装着した。インテリアには、パドルシフト付きの革巻きステアリングホイール、フレームレスの自動調光ルームミラー、クローム仕上げのプッシュボタンスタートなどが専用装備されている。

また、2.5ターボには、「プレミアムプラス」を用意。セダンにはトランクスポイラー、ハッチバックにはルーフスポイラーとフロントエアダムを装備する。レザーシートは、ハッチバックの場合は黒または赤、セダンの場合は黒または白が選べる。

◆SKYACTIV-G 2.5Tは最大トルク44.2kgm

SKYACTIV-G 2.5Tエンジンには、マツダの「ダイナミック・プレッシャー・ターボ」を採用する。新設計のポートを使用してターボチャージャー内に空気を取り入れることで、ほぼ即座にブーストが得られるのが特徴だ。

排気脈動を制御して、ターボエンジンの効率を高めることを目指した。速度域に応じて排気経路を切り替える可変バルブと、ターボエンジンに最適化した4-3-1排気マニフォールドにより、低速から高速まで広い範囲で高い過給性能を実現した。マツダによると、自然吸気エンジンのような素早い応答性と力強い低速トルクを発揮するという。

マツダ3の2.5ターボの米国仕様のスペックは、オクタン価87のガソリン使用時が最大出力227hp、最大トルク42.8kgmだ。オクタン価93のプレミアムガソリン使用時には、最大出力は250hp、最大トルクは44.2kgmに向上する。このエンジンは、マツダ3に合わせて最適に調整されており、情熱的なドライバーが期待するドライビングダイナミクスを実現しているという。

◆2.5ターボは4WDの「i-ACTIV AWD」と組み合わせ

また、2.5ターボには、4WDの「i-ACTIV AWD」を組み合わせる。i-ACTIV AWDは、タイヤの動きやGセンサーなどの情報か、車両の走行状態をリアルタイムに検知し、路面状況やタイヤの荷重状態の変化を素早く予測する。これにより、状況に応じて前後輪へのトルク配分を自動的に最適化する。

雨や雪などの滑りやすい路面をはじめ、ドライ路面においても4輪のタイヤの力を効率的に引き出せるように適切にトルクを配分し、スムーズで安定した走りを追求する。また、「G-ベクタリング コントロール(GVC)」と協調制御を行い、ニュートラルなコーナリング性能を実現しているという。

《森脇稔》

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