プロショップ直伝! 状況別、お薦め“本格”システム! Part1「ハイエンドメインユニット」を核にする場合・前編 | Push on! Mycar-life

プロショップ直伝! 状況別、お薦め“本格”システム! Part1「ハイエンドメインユニット」を核にする場合・前編

カーオーディオ愛好家の方々の今後のシステム作りの参考としていただくべく、プロショップ直伝の具体的なシステムプランを紹介する短期集中特集をスタートさせる。キーワードは“本格”。ある程度の上級ユニットを用いての満足度の高いセットを提案していこうと考えている。

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モレル・ヴィルタスナノカーボン 603
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カーオーディオ愛好家の方々の今後のシステム作りの参考としていただくべく、プロショップ直伝の具体的なシステムプランを紹介する短期集中特集をスタートさせる。キーワードは“本格”。ある程度の上級ユニットを用いての満足度の高いセットを提案していこうと考えている。

ところでカーオーディオシステムの構築法は、愛車の純正オーディオの状況によっても変わってくる。なので当特集では、その“状況別”にプランを提示していく。というわけでまずは、純正オーディオを交換できる車種にて、“ハイエンドメインユニット”を核とするシステムメイク術を紹介していく。

今回、その具体的プランを挙げてくれたのは、茨城県ひたちなか市の“サウンドウェーブ”、そして徳島県徳島市の“シンフォマージ”だ。

なお、今回の記事で言うところの“ハイエンドメインユニット”とは、三菱電機の『ダイヤトーンサウンドナビ』、カロッツェリアの『サイバーナビXシリーズ』、同じくカロッツェリアの『サイバーナビ』、これらのことを指す。これらは素の音質性能が良好でさらにはサウンドチューニング能力も高い。純正メインユニットを交換できる車種であれば、これらを活用すれば“本格”的なハイエンドシステムを合理的に築き上げられる。さて、どのようなプランが推奨されるのか…。

フロント3ウェイスピーカーを、コンパクトなシステムで鳴らし切る!

最初は、茨城県ひたちなか市の老舗、“サウンドウェーブ”の根本さんに訊いた話から紹介していく。

「“メインユニット”の機種ごとで異なるプランを考えてみました。まずは『ダイヤトーンサウンドナビ』を核とするシステム例から紹介してみたいと思います。ちなみに当機は、内蔵パワーアンプでフロント3ウェイスピーカーを詳細にコントロールしながら鳴らし切れます。そこも利点の1つですので、今回はその点を活かしたプランとしました。

なおあらかじめ『ダイヤトーンサウンドナビ』をお使いである場合には、単体DSPや外部パワーアンプを別途用意しなくて良いわけですので、その予算をスピーカーの取り付け費用に回せます。フロント3ウェイを組む場合には、ツイーターとスコーカーのカスタムインストレーションが必須となりそこがハードルとなるのですが、そのハードルを越えやすくなります。なお当店では、ツイーターとスコーカーのカスタムインストレーション費用は15万円くらい(搭載車種の状況によって変動あり)をみていただいています。

で、肝心の3ウェイスピーカーには以下の2機種をお薦めしたいと思います。1つがブラムの『S 165.300』(税抜価格:17万円)で、もう1つがモレルの『ヴィルタスナノカーボン 603』(税抜価格:17万2000円)です。これらはハイエンドモデルでありながら価格的には手頃で、しかも内蔵パワーアンプのようなローパワーなアンプでもしっかり鳴ってくれるんです。そこも利点です。

『サイバーナビ』を核に、エンタメ力の高い“本格”システムを構築!

カロッツェリアの“ハイエンドメインユニット”を使うシステムにおいては、敢えて『サイバーナビ』を核とするプランを推薦したいと思います。

音質性能で言えば間違いなく『サイバーナビXシリーズ』に分があるのですが、『サイバーナビ』はソースユニットとしてのポテンシャルも高いので、そこを活かしたいと思うんです。当機はナビ画面上でブラウザを使ってYouTubeが楽しめたり、自宅のブルーレイレコーダーとも繋がれますから。

で、コントロールユニットは別途用意したいと思います。例えば、JLオーディオのパワーアンプ内蔵DSP『VX1000/5i』(税抜価格:33万6000円)がお薦めです。当機は外部パワーアンプとしてもDSPとしても高性能です。つまりこれ1台で手応えあるハイエンドシステムを完成させられます。

なお当機はデジタル入力端子も備えていますので、DAPの接続も可能です。ソースユニットを一層充実させることも可能です。

これに組み合わせるスピーカーには、RSオーディオのツイーター『RS Revelation T26』(税抜価格:8万6000円)と同ミッドウーファー『RS Revelation MB165』(税抜価格:10万円)が良いのではないでしょうか。当機もコスパの光るハイエンドモデルです。これにてエンタメ力の優れた“本格”ハイグレードシステムが出来上がります。

ご来店いただけましたら、さまざまな“本格”システムのご提案ができると思います。お気軽にお越しください」

一点豪華主義的に、長く使える優良スピーカーをセレクト!

続いては徳島県徳島市の実力店、“シンフォマージ”の小笠さんに訊いた推奨プランを紹介していく。

「“ハイエンドメインユニット”を核とする“本格”システムの具体的プランはさまざま考えられますが、今回は、フロントスピーカーに予算の多くを注ぐ作戦をご提案したいと思います。

一点豪華主義的に上級スピーカーを導入しておくと、後々まで長くカーオーディオを楽しめます。システムの発展に応じてスピーカーも良さを発揮し続けてくれるんです。

具体的には、コストパフォーマンスに優れた価値あるスピーカーということで、以下の2モデルを推薦したいと思います。1つが、フォーカル『ユートピアM』シリーズのツイーター『TBM』(税抜価格:16万5000円)とミッドウーファー『6WM』(税抜価格:15万円)との組み合わせで、もう1つがディナウディオ『エソター2』のツイーター『Esotar2 110』(税抜価格:18万9000円)とミッドウーファー『Esotar2 650』(税抜価格:12万円)との組み合わせです。

これらはともに、感度が高いことも特長としています。感度が高いと細かな音まで解像度高く再現でき、出力の小さなパワーアンプでもしっかり鳴ってくれるんです。なのでリーズナブルなパワーアンプと組み合わせても十二分に実力を示します。つまりスピーカーにはコストを掛けつつも、パワーアンプにはコストを掛けずにすむんです。

良いスピーカーを使うのであれば、取り付けにも十分に手を掛けるベシ!

例えば、カロッツェリアのハイエンドメインユニット『DEH-P01』の付属パワーアンプを組み合わせても面白いです。お探しになれば、このパワーアンプのみを廉価で手にすることも可能だと思います。ちなみに当パワーアンプには、電源を昇圧させる機構が使われていません。なのでハイパワーは出せないのですが、かわりに音的にはアドバンテージを発揮します。余分な仕組みを持たないがゆえに、サウンドがピュアなんですよ。実力はあなどれません。

ところで良いスピーカーを用いるのであれば、取り付けにはしっかりと手を掛けるべきだと思います。ドアのデッドニングを抜かりなく行い、ツイーターの埋め込み加工も実行したいですね。なおそれら加工費、そしてケーブル代も含めての取り付けに掛かる総費用は、当店では15万円くらいをみていただいています。ここまでご予算を割いていただけたら、これらスピーカーの性能を存分に引き出せます。

このようにフロントスピーカーに良いモノを選び、万全を期して取り付けておけば、そこからじっくりとシステムを成長させられます。サブウーファーを追加したり、ドアスピーカーをエンクロージャーを組んで取り付けし直したり、さまざまなアプローチで楽しみながら理想の音を追求していけると思います。

“本格”的なカーオーディオシステムを組むことにご興味があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。ご要望に合わせて色々なプランをご案内できると思います。お待ちしています」

《太田祥三》

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