2019年のカーオーディオ・シーンを振り返る! 『10大ニュース』発表!! <後編> | Push on! Mycar-life

2019年のカーオーディオ・シーンを振り返る! 『10大ニュース』発表!! <後編>

2019年のカーオーディオ界を振り返る恒例企画をお贈りしている。編集部の独断で『10大ニュース』をセレクトし、それをランダムに紹介しながらシーンの総括を試みている。今回は、その<後編>をお届けする。

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“プラグ アンド プレイ”の各アイテム。
  • “プラグ アンド プレイ”の各アイテム。
  • モレル・ヴィルタス ナノ カーボン 602
  • “クラリオン”の『Quad View ナビ』が搭載された「三菱・デリカ:D:5」。
  • ミューディメンション・DSP-680AMP
  • カロッツェリア・サイバーナビ

2019年のカーオーディオ界を振り返る恒例企画をお贈りしている。編集部の独断で『10大ニュース』をセレクトし、それをランダムに紹介しながらシーンの総括を試みている。今回は、その<後編>をお届けする。

2019年も当サイトをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。2020年もよろしくお願いいたします! 良いお年をお迎えください!

新ブランド“PLUG&PLAY”が始動! 第1期製品としてDSPプロセシングアンプ等5機種が新登場! 愛用者が増加中!

2019年、カーオーディオ界に久々の新ブランドが誕生した。その名は“PLUG&PLAY(プラグ アンド プレイ)”。企画・プロデュースしているのは、国産ハイエンドカーオーディオメーカーの“ビーウィズ”だ。

“プラグ アンド プレイ”からはまず8月に、以下の4モデルがリリースされた。DSPプロセシングアンプ(パワーアンプ内蔵DSP)、DSPコントローラー(単体DSP)、2chパワーアンプ、ワイヤード式リモートコントローラー、この4機種だ。そして10月からはさらにもう1台を追加。よりリーズナブルなDSPプロセシングアンプも投入された。

ちなみに当ブランドが目指すところは、「トレードインのハイエンド」。装着・調整のしやすさや低消費電力、高い汎用性などを追求しながらも、同時に高音質にもこだわって製品を開発していくとのことだ。

なお“プラグ アンド プレイ”の各製品は、組み合わせるスピーカーは選ばない。純正スピーカーも含めたどのスピーカーとマッチングさせても、明らかな音質向上を楽しめる。

時代に即した新ブランド“プラグ アンド プレイ”。今後の躍進は必至だ。

イスラエル発の人気スピーカーブランド“モレル”が、革新的モデル『ヴィルタス ナノ カーボン』シリーズをリリース!

イスラエル発の人気スピーカーブランド“モレル”から、スペシャリティの高い新スピーカーが発売されたことも、愛好家の間で話題を呼んだ。

新スピーカーとは『ヴィルタス ナノ カーボン』シリーズだ。で、注目を集めた最大のポイントは、ミッドウーファー。なんと当機の厚みはわずかに17mm。通常のミッドウーファーは、60mmを切ると「取り付け性が高い」と称されるが、当機の薄さはそのレベルとはまったくの異次元にある。あり得ない薄さが実現されているのだ。それでいて、さすがは“モレル”と思わせる高音質性能を確保。各所で好評価を得ている。

ラインナップは3機種で構成されている。3ウェイ機『ヴィルタス ナノ カーボン 603』(税抜価格:17万2000円)。2ウェイ機『ヴィルタス ナノ カーボン 602』(税抜価格:12万8000円)、そしてコアキシャル2ウェイ『ヴィルタス ナノ インテグラ カーボン 602』(税抜価格:13万2000円)、以上の3機種だ。

新たな“モレル”サウンドを手にしたいと思ったら、『ヴィルタス ナノ カーボン』シリーズを要チェック。

“クラリオン”の『Quad View ナビゲーション』のメーカーオプション採用が、ますます拡大! 人気を博す!

先進のカーオーディオシステム『フルデジタルサウンド』を擁する“クラリオン”。その同社ご自慢のスペシャルカーナビ『Quad View ナビゲーション』のオプション採用が、2019年、ますますの拡大傾向を見せた。

ちなみに市販モデルの『Quad View ナビゲーション』の初代モデルは、2017年に登場している。そして2018年には、スバルの「レヴォーグ」「WRX S4」「WRX STI」、スズキの『ランディ』へのオプション採用が果たされた。

そして2019年には、2月に発売開始となった話題の新型車、三菱自動車の「デリカD:5」にも設定された。なお当車においては、『Quad View ナビゲーション』がメインナビとして位置付けられている。

そしてここにきてさらに、光岡自動車の「ビュート/ビュート なでしこ」、ならびにスズキの「スペーシア」「スペーシアカスタム」「スペーシアギア」へも採用が広がった。

画面を4分割するというこの独特なHMIを持つ『Quad View ナビゲーション』。2020年も一層の広がりを示すであろうことは間違いない。

“ミューディメンション”が、リーズナブルかつ使い勝手の良い「パワーアンプ内蔵DSP」をドロップ! 売れ行き好調!

昨今、「パワーアンプ内蔵DSP」の存在感がますます高まっている。これを用いれば、車内の音響的な不利条件に対処できるシステムを、より手軽に構築可能となるからだ。

このように人気の拡大が顕著な「パワーアンプ内蔵DSP」。その決定版的アイテムとも言えそうな製品が、2019年の初頭からリリース開始されている。それがこの“ミューディメンション”の『DSP-680AMP』(税抜価格:7万7000円)だ。

当機がコントロールできるch数は8ch。しかし内蔵するパワーアンプは6chに絞られ、それもあって可能な限りの低価格化が達成されている。しかしながらその内蔵パワーアンプはなかなかに高性能。しかもブリッジ接続も行えるのでサブウーファーも問題なく駆動できる。そしてコンパクト。実用性が至って高い。

当機は、2020年も「パワーアンプ内蔵DSP」のスタンダード機として支持を集め続けそうだ。使い勝手の良い「パワーアンプ内蔵DSP」をお探しなら、当機にも注目すベシ。

カロッツェリア”の『サイバーナビ』がフルモデルチェンジ! 新たなエンタメ性能を身にまとい新発売!

2019年秋、“カロッツェリア”の『サイバーナビ』が、フルモデルチェンジを果たして新登場した。

今回のモデルの最大の見どころは、車載専用の通信端末『ネットワークスティック』等を活用することで大容量通信を利用可能にするネット環境を気軽に構築できること。なお『ネットワークスティック』を用いると、車載向けの新通信サービス『docomo in Car Connect』が使用できるようになる。ちなみに当サービスは定額制の使い放題。車内でネットを使い倒せる。

これにより実現される機能は主には3つ。1つが「Wi-Fiスポット化」。『サイバーナビ』により車内を“ネット基地化”できるのだ。2つ目は「ストリーミングビデオ」。『サイバーナビ』上でウェブプラウザを用いたYouTubeストリーミング再生を存分に楽しめる。そして3つ目が「レコーダーアクセス」。自宅のブルーレイレコーダーへの接続が可能となり録り溜めた番組、さらにはCS&BS放送の視聴も可能となる。

新たな価値を携えた新『サイバーナビ』。ますます魅力が高まった。

《太田祥三》

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