アウディ A5クーペ 改良新型、フランクフルトモーターショー2019で発表へ | Push on! Mycar-life

アウディ A5クーペ 改良新型、フランクフルトモーターショー2019で発表へ

◆シングルフレームグリルは新デザイン
◆12ボルトのマイルドハイブリッド
◆大型のMMIタッチディスプレイ採用

自動車 ニュース
アウディ A5 クーペ 改良新型
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アウディは、改良新型『A5クーペ』(Audi A5)の概要を発表した。実車は9月10日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)で初公開される。

現行A5クーペは2016年6月、ドイツで発表された。アウディの主力2ドアクーペが、A5クーペだ。現行モデルは2世代目にあたり、セグメントの新たな基準を目指して開発された。デザインは、力強くスポーティかつエレガントさを追求。優れたエアロダイナミクス性能を持つ洗練されたデザインが特長になる。

また、複合素材を使用することにより、先代比で車両重量を、最大で60kg軽量化した。アウディによると、セグメントにおいて、最も軽いボディに仕上げているという。

今回、この現行A5クーペがデビューから3年以上が経過して、初の本格改良を実施し、改良新型がフランクフルトモーターショー2019で初公開される予定だ。内外装を中心にリニューアルが施され、BMW『4シリーズ』やメルセデスベンツ『Cクラスクーペ』などの競合車に対抗する。

シングルフレームグリルは新デザイン

改良新型には、新デザインのフロントグリルを採用した。ハニカムグリルを備えたシングルフレームグリルは、従来よりもワイドかつフラットになった。グリルの上にある換気スリットは、1984年の『スポーツクワトロ』をモチーフにした。バンパーの下部には、大型のエアインテークを備えたブレードが付く。リアは、台形のテールパイプを備えたディフューザーインサートにより、ワイドに見せる変更を施した。

改良新型には、最新のLEDヘッドライトを標準装備する。オプションで、ダイナミックターンシグナルを備えたLEDリアライト付きのマトリックスLEDヘッドライトを用意した。外装をスポーティに仕立てる「アドバンスドライン」と「Sライン」も選択できる。ボディカラーは、新色のシェードディストリクトグリーンなど、12色を設定している。

12ボルトのマイルドハイブリッド

パワートレインでは、12ボルトのマイルドハイブリッドシステムを複数のグレードに組み合わせた。12Vのマイルドハイブリッドは、12ボルトの電源システム、BAS(ベルト駆動式オルタネーター・スターター)、蓄電容量10Ahの小型リチウムイオンバッテリーを組み合わせた。

55~160km/hで走行中、アクセルオフでエンジンを休止させ、惰性走行して燃費を稼ぐ。エンジンのスタート/ストップ機能も、幅広い走行条件で作動する。減速時には、BASが最大5kWのエネルギーを回生する。アウディによると、100km走行あたり最大0.4リットルの燃料消費を減らせるという。

大型のMMIタッチディスプレイ採用

改良新型のインテリアは、ダッシュボードの中央に、ドライバーに向かってわずかに傾斜した大型のMMI(マルチ・メディア・インターフェース)タッチディスプレイを配置した。

新しいMMIシステムは、最新のスマートフォンと同様のユーザーエクスペリエンスを可能にする。センターコンソールには、従来のロータリーボタン式コントローラーに代えて、音響フィードバック付きのMMIタッチディスプレイを装備した。10.1インチのグラフィックメニューにより、使いやすさを追求する。MMI検索はフリーテキスト入力に基づいており、素早い検索を可能にした。最新の音声認識技術も導入されており、日常会話で使用される言葉の多くを理解する。

《森脇稔》

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