BMWの取締役クラウス・フレーリッヒ氏は、オーストラリア・ジャーナリストのインタビューで、我々は真のスーパーカーを望んでいると語った。
インタビューでは、「現在フラッグシップ・クーペとして、『8シリーズ』という美しいモデルが存在する。しかしスーパーカーではない。個人的には一生に一度、スーパーカーを作りたいと思っている。私はあきらめていない。」そう語っている。
BMWには、かつて『M1』というスーパーカーが存在した。ジウジアーロにデザイン、ランボルギーニに開発とシャシーの製造を委託し（その後提携を解消）、1978年のパリサロンで初公開された。その「M1」を現代に蘇らせるイメージで開発を進めたいという。
新型スーパーカーは、カーボンファイバーシャシーを採用、2t以下の車重、4リットルV型8気筒ツインターボエンジンと電気モーターを組み合わせるハイブリッドで、最高出力650psから700psを想定しているという。
開発は、BMW単独なのか、コスト削減のため他スーパーカーメーカーのシャシーを共有するのかは未定だが、具体的に開発がスタートしている可能性もあるようだ。『スープラ』で実現したトヨタとの提携続いて、『2000GT』後継モデルとのシャシー共有など夢が広がる。
