数年前、スケッチでコンセプトを公開した「Mamba GT3 Street」が、ついに実写を初公開した。かろうじてベースがBMWであることがわかる過激チューニングカーの恐るべきパフォーマンスとは。
「マンバ」（毒蛇の一種）と名付けられたこのカスタムカーは、刺激なチューニングでお馴染みの「Hoffy Automobile」社により手がけられた。BMWの高性能クーペ、『M4』をベースにしているが、キドニーグリルとイカリング以外、ほぼ変更されており、赤く光るヘッドライトなど、今にもロボットにトランスフォームしそうなフロントマスクだ。
その過激ボディには、CFRP製ボディパネルを採用し、DTM/GTEサーキット仕様にチューニングされている。フェンダーエクステンション、フロント＆リアバンパー、サイドスカート、ディフューザー、リアウィング、OLEDテールライト、カーボンファイバー・ミラーケーシングなど専用設計のエアロパーツを装備。仕上げに21インチ・ピレリ「P Zero Nero」を装着している。
キャビンは豪華アルカンターラ張り仕様に変更され、レーシング・ステアリングホイール、GTSアームレストなどを装備している。
その心臓部には、3リットルV型6気筒ツインターボエンジンをブーストアップし、最高出力は750psまで高められている。またデュアルクラッチトランスミッション、アイゼンマンGTプロレース用デュアルエキゾーストシステム、専用サスペンションも装備されているという。
