リアモニターやリアスピーカーの交換を考えて大阪府のカーオーディオクラブに出かけたオーナーの前田さん。ここで音の良いクルマ作りに目覚め愛車のエルグランドでナビ、スピーカーなどのグレードアップをプランしインストールを実施することになる。
リアモニター取り付けがきっかけで
ショップでオーディオの相談がはじまる
クルマの乗り換えを機に、オーディオの強化を考えたオーナーの前田さん。親戚の子供達も良く乗せる後席で良い音を聴かせたい、映像を見るモニターも取り付けたいと思ったのがきっかけだった。オーダーするなら作業レベルの高いプロショップで常々と思っていたことからカーオーディオクラブに来店したという。
ここからオーナーのオーディオ熱が一気に加速することになる。
「もともとクルマで音楽を聴くのは大好きだったんです。それでクルマの音をもっと良くするにはどうしたら良いのか相談をしたのがきっかけになりました」。リアモニター、リアスピーカーからはじまった相談は、次第にカーナビ、フロントスピーカー、サブウーファーへと範囲が広がり、どんどん興味が深まっていったのだという。
オーディユニットに対してあまり知識が無かったオーナーは、当初「どんなカーナビがあるんですか？」といった質問をするほどだったという。そんな中から興味を引かれたのがカロッツェリアのサイバーナビだった。「ハイレゾ再生ができるし調整機能も充実している、何より音が良いと感じたのが決め手でした」。さらにオーナーのオーディオに対する熱い思いはナビ交換だけにはとどまらないほどヒートアップしていた。
◆試聴＆アドバイスから見つけた
自分にぴったりのスピーカー
クルマの中で良い音で音楽を聴きたい、そのためにどうしたら良いのかをショップスタッフと相談した中から、スピーカーの交換を提案される。しかし、どのモデルが良いのかまったく見当が付かない。そこでオーナーはとにかく聴いてみることにする。
「最初はいずれスピーカー交換もやりたいなと言う程度で試聴をはじめました。聴くとスピーカーの音の違いもわかってきました。自分が良いなーと思ったのは“ダイレクトに来る音”“すぱっと歯切れが良い音”でした」。価格と音とのバランスも考えつつ、何度か来店しては音を聴くということが続いた。
そんな時に予定していたクルマの納車が遅れてディーラーから少しサービスが出ることになる。すぐさまオーナーはこの予算をスピーカーに回すことを考えたという。絶好のタイミングでスピーカー交換を決断したオーナー、本格的にスピーカ選びを実施することになる。良く聴くポップス系やJ-POPなどを心地よく聴けることがテーマだった。愛車を良い音にしたいという思いがついにはスピーカー交換にまで発展していった。
ショップスタッフのアドバイスや試聴などを経て、フロントスピーカーとして選んだのはヘリックスのC62Cだった。狙い通りの音だったことに加えてコストパフォーマンスの高さも魅力だったという。
「聞いてみるとすごく良い音だと感じたスピーカーです。自分が聴く曲にも良く合う感じがしたのも決め手です。予算的にも想定していた範囲内だったのも決断できた理由ですね」。
◆全域をお気に入りサウンドにするため
サブウーファーの追加までを決意
お気に入りのフロントスピーカーを選ぶと、次に気になったのが低音の補強だ。サブウーファーの追加もプランとして考えはじめたという。「あとで追加していくよりも最初から全帯域で良い音を聴きたくなってきたのもあって、最初からサブウーファーも追加することにしました」。こうして選んだのはヘリックスのQ10W、パワーアンプにはカロッツェリアのGM-D7100をチョイスした。エンクロージャーも作ってお気に入りのサウンドを低域から高域までフルレンジで作り上げていった。
さらにサウンドの調整もプロショップにオーダーしたのもポイントとなった。「以前使っていたナビでは内蔵されている車種用セッティングをそのまま使っていたんですが、今回はサイバーナビをショップでしっかり調整してもらいました」。スピーカーの能力をフルに引き出す調整はプロショップならではの作業だと感じたという。また夫婦ふたりで乗るときのセッティングに加えて、たくさんの仲間で乗るときのセッティングもメモリーに入れてもらい、ケース別に音を切り替えて聴けるのも満足度が高いという。
プロショップとの出会いからオーディオのグレードアップに目覚めたオーナー。ショップスタッフと相談しながらナビやスピーカー交換などで目指す音を構築していく過程も楽しそう。次回はインストールしたオーディオで良い音を楽しんでいるオーナーの現在のオーディオライフについて紹介していくこととしよう。
